子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

子ども美術教室 毎週土曜日11:30〜・15:00〜、大人美術教室 木曜日

授業_形式 物語絵

◆内容 落語を聞いて絵を描く(4年生)

◆道具
・基本道具:筆記用具(鉛筆、消しゴム)、スケッチブック・クロッキー帳(マルマン)、水彩絵具セット(各自)、マーカー(COPIC sketch、ほか)、色鉛筆(あるもの)、定規(三角、30㎝、50㎝、75㎝、雲形、分度器)、スピログラフ/DesignRuler(あるもの)、サラサクリップ0.5(ゼブラ)、折紙(トーヨー、ダイソー)、両面テープ(あるもの)、50COLORS 50色色画用紙(オキナ株式会社)、デコトップス(ぼりゅうむわんプロダクツ)、LaQ(ヨシリツ株式会社)
・課題:スケッチブック、水彩絵具セット、CD

◆科学 理科、美術(力と圧力、抽象と具象)

◇参考図書、URL

・「形の文法」「ピカソと金文の抽象(ストリングモデル5)」
http://nekosiro115.blog.fc2.com/blog-entry-159.html

・牛の絵コンクール
http://tottori.lin.gr.jp/fureaisai/concours/concours.html

・李仲燮(イジュンソプ)
「国立現代美術館」
http://www.mmca.go.kr/jpn/exhibitions/exhibitionsDetail.do?exhId=201606080000439&menuId=1010000000

・『親子できこう 子ども落語集 めぐろのさんま・牛ほめ』紹介文 斎藤孝 お話テキスト 宮島智恵子 日本コロムビア

◇分かったこと 気づき

・信号機で止まっているバイクの人たちは、交通ルールで停止しているので、特に会釈はいりません。
・タイヤブランコも押し方や加減で、楽しさが変わるようです。
ピカソの絵のプリントを見て、形の抽象化、具象化を想像するのは、謎解きみたいで楽しいようです。
・形に慣れた後、今度は見ないで描きました。
・線といい、色といい、素晴らしい牛の絵になりました。
・小僧さん「与太郎」は、牛の絵に合わせて漫画タッチでなく、かわいい小僧さんを選びました。
・着物の柄は、力強い左巻きの渦巻きを沢山描いてくれました。

◇備考

・ブログは個別から美術を通して得られる普遍性をめざして書いています。
・学んだことを振り返ることが出来るように日誌にしています。

❖基本学習

4年生

・お迎えをします。
・流行りらしい手遊びを披露してくれました。
・自転車はスタンドのチェックから。
・乗ってペダルを回転させます。
・頭を上げて、すでに「先生ん家についた」とイメージしています。
・「目のまえの安全は? あそこに人がいるね」
・ブレーキをかけて停止します。
・「避けたらいいんだよ。よっぽどのときにはベルを鳴らすといい」
・信号機で止まっているバイクの人たちに会釈している。
・「だって止まってくれてるよ」
・「赤信号で止まるのは、交通ルールの基本です」

・公園です。
・タイヤブランコに乗っている子がいます。
・今日は押してあげる側に回っています。
・今度は女の子が代わって押してくれます。
・チェーン三本のうち二本をもって、全身で押して上げ、勢いがある。
・「まえの男の子とは違うよ。この子はうまい」
・「どこが違うか」
・「男子はタイヤをもって回すんだ。この子は鎖をもって回すから、なんか楽しい」
・「そんなことに違いがあるのね」

・今度は一緒に「かくれんぼ」。
・別の大きな子どもたちは、雲梯をネットに見立て、バスケットボールをしている。
・そのあと鬼ごっこ
・なかなか捕まらないので「フェイントをかけてごらん。スポーツだからね」。
・鬼ごっこに男子が加わって、3人で遊ぶ。
・今度はルールを作る側になる。
・遊具からでてはだめ。地上は2年生は4回まで。4年生は3回まで。
・「4歩までは歩いていいよでしょ」
・「4年の僕は3歩まで歩いていい」
・ハンディを付けてあげたにも関わらず、雲梯から登り棒まで使って自由に移動するお子さんにはかなわない。
・聞くとマラソンも一位だったと。
・名残惜しそうだが、移動します。
・それでも「けん玉」だして、「ブーメラン」だして、遊びたいモードでした。

・今日もポケモンは時間がない。
・教室へ到着。
・手洗いうがい。
・手元で「デコトップス」。
・「宇宙のあれ。UFOと鳥をつくっているよ」

❖今日の課題

4年生

・課題に入ります。
・「今日は完成させねばなりません」
・音楽は落語「牛ほめ」に代えます。
・参考資料を出します。
・「こちらは、鳥取の小学校6年生さんの牛」
・「こちらは、ピカソの牛に、韓国の李仲燮の牛、「エウロパの略奪」(グイド・レーニの工房)の牛」
・「こちらは、動物の形を、線と四角形に描き変えたもの」
ピカソの絵の並んだコピーを見て「これは「かめ」」と理解してます。
・コピー用紙に矢印「→」をつけて、何が描かれているか想像します。
・青銅に描かれた文字「金文」と似ているということです。
・謎解きみたいで楽しいですね。

・一通りの形に慣れ牛の絵を見た後、今度は見ないで描きます。
・同じ条件で一緒に描きます。
・すると、線といい、色といい、素晴らしい牛の絵を描いています。
・「筆圧だろうけど、とてもシンプルでいい線をだしたね」
・そのあと、どんどんと描いて、今度は小僧さん「与太郎」です。
・落語もすでに3回目。
・「どっちの着物の子どもだと思いますか」
・牛の絵に合わせて、漫画タッチは選ばれず、かわいい小僧さんを選びました。
・「小僧さん与太郎は、クレヨンしんちゃんだと、誰だと思いますか」
・「ボーちゃん」「しんちゃんかもしれない」
・しんちゃんの着物姿を調べます。
・「このしんちゃんは武家みたい。町の子風にしなくちゃ」
・着物の柄は、気合が入って左巻きの渦巻きを沢山描いてくれました。

・スケッチのままでもいいが彩色しました。
・水彩を用意。
・着物の赤から塗りたい。
・ネット着物の色と比べて、赤に黄土色を加えます。
・顔の色、髪の毛、目と眉毛。
・大地は茶色で草は緑。
・刷毛をつかって、サーっと広い面をぬります。
・空はこのまま。
・草履は黄緑色。
・最後に目と眉毛を整えます。
・鉛筆で「牛ほめ」と書いて、マーカーで清書して完成です。

・帰りは「けん玉」をしています。
・「大皿と小皿はいけるけど、中皿が難しいんだ」
・いえいえ、上達していますよ。

❖today note

He watched many cow's pictures.
And we thought about abstract and embodiment process of art.

I read one blog, "Picasso's cows pictures are like a Chinese bronze inscriptions.'

Then, he started his cow's drawing.
That was great and beautiful black cow.
Another, Yotaro became more than animation's boy.

'The cow admire' was completion.