子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

子ども美術教室 毎週火曜日、土曜日11:30〜・15:00〜、大人美術教室 木、金曜日

授業_形式 コンクールの絵

◆内容 コンクールの絵1(4年生)

◆道具
・基本道具:筆記用具(鉛筆、消しゴム)、スケッチブック・クロッキー帳(マルマン)、水彩絵具セット(各自)、マーカー(COPIC sketch、ほか)、色鉛筆(あるもの)、定規(三角、30㎝、50㎝、75㎝、雲形、分度器)、スピログラフ/DesignRuler(あるもの)、サラサクリップ0.5(ゼブラ)、折紙(トーヨー、ダイソー)、両面テープ(あるもの)、50COLORS 50色色画用紙(オキナ株式会社)、デコトップス(ぼりゅうむわんプロダクツ)
・課題:四つ切画用紙、クレパス(サクラ)、マッキー極細(ゼブラ油性ペン)、絵具セット

◆科学 理科、美術(昆虫と植物、地面と土の中、青色と金色)

◇参考図書、URL

・『ニューワイド 学研の図鑑 昆虫』総合監修 国友雅章 学習研究社 2005年5月第21刷発行
・『はらぺこあおむし』エリック=カール さく/もりひさし やく 偕成社 2006年8月改訂397刷
・『エリック・カール展』図録 アレクサンドラ・ケネディ 監修 読売新聞社 2017-18年
・『おかあさんとあそべる3・4才の おりがみ』高木智 著 高橋書店 1998年9月発行

パウル・クレー ウィキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC
青騎士
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E9%A8%8E%E5%A3%AB

◇分かったこと 気づき

・川に藻があるかを確認します。凍らせた4種類の海藻をだします。磯の匂いが分かります。
・アリの巣の入り口が大きくて丸見えだと小さくします。

・折紙の蝶々は練習で折れるようになりました。

・地面は黄土色。手伝って土の中を塗ると「アリがつぶされちゃうよ」と心配しています。
・言われてみるとアリの巣はどうやって穴をあけた後、壁面が崩れないように固定させているのか不思議になりました。

・絵は、発想の手助けのなかで、筆が進んでいます。
・自分自身の中で対話が進めば、もっと描けるようになると思います。

◇備考

・こちらの教室は感覚の受容能力・表現力を豊かにするよう工夫しています。
・このブログは美術を通してより普遍性を学べるように記しています。
・生徒さんが学んだことを振り返ることが出来るように考えています。

❖基本学習

4年生

・お迎えをします。
・公園で遊びましたが、暑くてお友達はほとんどいません。
ポケモンをします。
・川に藻があるかを確認します。
・「海で4種類の海藻を拾ってきたよ。あとで確認しよう」
・「臭いんじゃない?」

・教室に移動します。
・手洗いとうがいをします。
・かき氷の準備をします。
・凍らせた4種類の海藻をだします。
・磯臭いのは苦手、見る前に匂いに抵抗があってパス。
・海藻しらべは、またの機会にしましょう。

・かき氷は、器の下から三色が透けて見え、ステンドグラスかき氷。
・「かき氷のシロップ、赤と青をまぜると何色になるかな」
・「紫になった!緑もいれよーっと」

・デコトップスでは眼鏡のような面白い形を作りました。

・基本学習は連続してお出かけしたので そのおさらい。
・「高校に行ったのを覚えていますか」
・「プログラミングの授業を受けたのを覚えていますか」
・「昆虫館はなにが楽しかったかな?」
・「双六」
・「ミツバチの生態の双六だったよ」
・「ミツバチだったの?」
・「あとは大きな動く蜂」
・「巨大なミツバチね。他には?」
・「バイオリンのような虫」
・「バイオリンムシね」
・「ヘラクレスオオカブト
・「キーホルダー」
・「いろいろと覚えていますね」

❖今日の課題

4年生

・昆虫館で見たもののことをよく覚えてくれていました。

・さてコンクールの絵に挑戦します。
・昆虫図鑑やエリック・カールの「はらぺこあおむし」を見ていきます。
・「昆虫図鑑の写真と絵。一方は絵本の自由な蝶々。どう思いますか」
・「時代によっては「青い馬」を描いて、「それは駄目だ」と言われることもあるんですよ」
・「青い馬を描いたらだめなの? ぼくにはこう見える、私にはこう見えるって絵をかいただけでしょ」
・「芸術は自由です。そこにはたくさん勉強をした人たちの考え方がつまっています」
・「エリック・カールは、クレーや青騎士の画家たちの絵に感動しました」
・「青い馬」の話をとおして、時の為政者の不勉強によって恣意的に「退廃芸術」とされたクレーやフランツ・マルク、青騎士などに触れました。
・昆虫館のポスターのイラストの写真を見ます。
・少年たちと、虫の絵は別々に描かれて、ポスターでは一枚になっています。

・虫の絵を描きます。
・どんなふうに描きましょうか?
・地面のなかの幼虫や、大きくなったクワガタ、カブトムシ、蜂たち。
・土の中の卵や幼虫、蛹たち。
・紙の大きさは四つ切、八切り。大きい方がいい。
・木や草や、土の中を描きましょう。
クレパスで地面の線をひきます。
・土の中のカブトムシの幼虫や蛹、アリの巣、木の上のアシナガバチ
・「アリは働かないありもいる。休んでいるアリもいる。女王アリもいるよ」と教えてくれます。
・よく知っています。
・絵を見ると肢が12本あります。
・「昆虫の肢は6本だよ」
・「アリは、頭と胴とお尻に分かれているよ」
・クロオオアリの巣を描いて、卵も大きいの、小さいの、死んだ餌のある部屋などを描いています。
・他にはケラ、ハサミムシ、カブトムシの蛹。
・アリの巣の入り口は大きいです。
・「これじゃあ敵に丸見えだ」と小さくします。

・折紙で、蝶々を折ります。
・何色がいいか尋ねると、金色と。
・「そんな蝶々いません」「あれ? 芸術の自由がなくなってしまった!」
・「銀色があったよ。銀色の蝶々にしよう。モルフォチョウの青は銀色に近くない?」
・見本を折ると、練習で折れるようになりました。
・沢山つくりました。
・切り紙のテキストをみて、カブトムシも作りました。

・次は色を塗ります。
・青空を作ります。
・パレットに青と紺と白。
・大きな刷毛で塗っていきます。
・地面は黄土色。
・手伝います。
・土の中を塗ると「だめだよ!」
・アリの巣の周りをぬったらビックリしています。
・「なんで?」「だって 土の中だよ。死んじゃうよ」
・「え? 地面と土の中はつながってるんだよ。ずーっと掘り下げていく。ここが地球なんだよ」
・「... そうなの? 地面と土の中は違うよ。アリがつぶされちゃうよ」
・「地面は表面なので乾いているから色が薄いだけで、地面の下に土があって巣があって...」
・言われてみると、急にアリの巣はどうやって穴をあけた後、壁面が崩れないように固定させているのか不思議になりました。

・説明して、黄土色をぬって、課題も見つけました。
・それで時間です。
・また次回。

❖today note

He challenged to the next competition painting.
He drew ground on the white drawing paper with crayon, marker, and water colors.
As soon as I lent him, he was crying.
" An ant's nest was crushed!"
The earth and ground.