子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

12月、2017年春期生徒募集♪ 毎週火曜日、土曜日11:30〜14:30〜(応相談)

授業_形式 年賀状の干支、シルクスクリーン

◆内容 酉をシルクスクリーンで刷る(3、6年生)

◆道具
・課題:Tシャツくん(太陽精機)、A4コピー紙(あるもの)、水性ペン黒(あるもの)、マスキングテープ(日東テープ)、ミニバケツ・ブラシ・ティッシュ・古いタオル(あるもの)、インク(あるもの)

◆科学 理科、美術(伝言ゲーム、動物、孔版印刷、多色刷り)

◇参考図書、URL

・『むしのあいうえお』今森光彦 切り絵とことば 童心社 2007年3月第2刷発行
・『やさいのせなか』きうち かつ さく・え 福音館書店 2005年7月発行
・『よこしまくん』大森裕子 作 偕成社 2002年11月初版第1刷発行

・「伝言ゲーム」の例題
「高齢者のための役立ち情報ブログ」
http://koureisya-blog.info/dengongame-odai-reibun/
「キッズニフティ
http://kids.nifty.com/cs/kuchikomi/kids_soudan/list/aid_130427339151/1.htm

◇分かったこと 気づき

・「伝言ゲーム」の話をします。

・次の課題「弟のための絵本」作りの製本のイメージしておいてください。
・スケッチの順序が変わると、付けている音の流れも変わります。
シルクスクリーンの版の「鶴の赤い帽子」の位置が反対だと気がつきます。
・直しの第1案は、フレームから版のシルクを外して裏表をはめ替える。
・直しの第2案は、露光したときの厚手のスポンジを入れて底上げして刷る。
・結局準備している最中に、「角度を変えたら、ぴったし」と判明しました。よかったです。

❖基本学習

3年生

・お迎えをします。
・少し元気がありません。

・ときどき保護者さんの連絡をくれるので「伝言ゲーム」の話をします。
・「伝言ゲームっていうのがあるよ」 
 「たとえば、学校の教室で1番前列の子が2番目の子に「今日はいい天気だね」と言うとします」
 「それを聞いた2番目の子が3番目の子に「今日は良いような天気だね」と言うとします」
 「それを聞いた3番目の子が4番目の子に「今日は異様な天気だね」と言うとします」
 「それを聞いた4番目の子が何が伝わってきたのかを発表します。「今日は悪い天気だね」」
 「そうすると1番目の子は「いい天気だね」と言っていて、4番目には「悪い天気だね」に変わってしまいましたね」

・教室に入り手洗いとうがいをします。
・今日やることを書きます。
① カード
④ 課題のシルクスクリーン

・カードは先週の『むしのあいうえお』の続きです。
・「ち」「ちからもち はっけよいのこった かぶとむし」の次から。
・「つ」は「あかすじかめむし」。
・「て」は「てながかみきり」。
・「てながかみきりの手はどこ?」「ここ」「ひげはどこ?」「ここ」。
・「と」は「おけらさん」「もぐらみたいだ」「ほんと」
・「な」は「へらくれす」「ぼくヘラクレス好き」「そうだったね」
・「に」は「かまきり」
・「ね」は「ばいおりんむし」
・「どこがバイオリン?」ネットで調べました。
・「よ」は「かまきりもどき」
・「カマキリ」と「カマキリモドキ」の違いをさがします。
・「カマ おしり 羽が4枚と2枚」「どっちも4枚だよ。形がちがうね」
・「り」は「のこぎりくわがた」
・「れ」は「はばちのこども」
・ここでおしまいにしました。

・学校でコンパスをやっているので書いてもらいました。
・少ししんどそうなので、休憩としました。

6年生

・お迎えをします。
・教室に到着。
・寒くて空気が乾燥したりで体調不良があるようですね。

・カードは「あいうえお順でよむ絵本」の続き、「む」「め」「も」「や」「ゆ」「よ」まで借りています。
・準備中に『よこしまくん』(大森裕子)と『やさいのせなか』(きうち かつ)を出しておきました。
・なかなか傑作な内容だったようです。
・表紙には「おまえなんか きらいだ」。これは著者から手にとった読者に対して?
・裏表紙には「うそつき」と主人公の背中に張り紙がついています。誰のことか?
・表紙をみると「この絵本はどこかにいる嘘つきさん(はずかしがりやさん)のお話ですよ」というメッセージを感じますね。

・今日やることを書きだします。
① カード(絵本)は今読みました。
④ 課題

・はやく進みたい。
・「年賀状が終わったら前から取り組んでいる「弟のための絵本」作りの続きをしたいのですが、製本の形をイメージしてください」
・「真っ白な市販の「絵本」に、新たに描き込むか」「ない」
・「スケッチを原画として二つ折りにし、裏合わせで両面テープで貼ってつなぐか」「ださい」
・「切り離して台紙に貼って、言葉のページを作るか」「小さいから読めない」
・「スケッチを折って合わせて、ホチキスでとめるのがいい」
・「どこで挟む?背表紙手前でホチキス?パンフレットになる」
・「ホチキスか糸かじゃないの?」
・「両面テープもある」
・「スケッチの順序が変わると、音の流れも変わるよ」
・「表紙、裏表紙、背表紙、音付きなので、製本の仕組みをどうするか考えておいてください」

❖今日の課題

3年生

・課題はやめて、しばし休憩していました。

・その間ニワトリは白い版から刷っているので、当たりをつけました。
・版には修正テープを散々にはりました。

・「あたりをつけておきましたよ」
・「ぼく当たったことあるよ。(お店屋さんのお菓子かしら?)
・「今日は時間もないので好きなことをしていいですよ」。
・「15パズル」を出して取り組んでいました。
・「14」と「15」が逆に並んだところからが難しかったようです。

・公園で「ゴムひも付き野球ボール」で遊びました。
・帰途、CD「むくどりのゆめ」(浜田廣介)「ごんぎつね」(新美南吉)「小鳥と三平」(坪田譲治)「赤いろうそくと人魚」(小川未明)を聞きました。

6年生

・課題です。
・前回の白に続いて、続きをします。
・クランプのネジをセットできるミニテーブル、クランプ、段差を埋める古タオルケット、シルクを張ったフレーム(版)、インク、ヘラ、スキージ、ミニバケツ、水、ウエス(waste)、ティッシュ、ハガキを用意します。
・ミニテーブルを横にしてクランプを設置します。

・最初に1版目の白い羽根のハガキに2版目の黒をのせます。
・慎重に合わせているので、しっかりとハマります。
・2枚から3枚は一気に刷るのですが、入念に1枚ずつ刷っては版を洗い、目詰まりを防止ししました。

・「次は3版目、インクの赤で鶴の帽子を刷りましょう」
・ここからひと騒動ありました。
・「鶴の帽子の位置が反対だ」
・「それは大変だ。先にサインを刷りましょう」
・サインは鶴の横にきれいに刷れました。
・8枚刷り終え、いよいよお帽子です。
・フレームから一旦版のシルクを外して裏表をはめ替える案です。
・もともと裏表のないものなので問題はないはず。
・しかし薬品が固まって外れません。
・ペンチでもスチール定規で剥がしても外れません。
・挙句、定規で3㎝ほどシルクを破ってしまいました。「あーあ」
・そこはマスキングテープで補修です。
・仕方ないので2案目。
・「露光したときの厚手のスポンジを入れて、底上げして刷ろう」
・準備している最中に、「角度を変えたら、ぴったしだ」と判明。
・「そうだったの。良かったわね!」
・さっそく3版目の鶴のお帽子を8枚刷りました。 
・「この赤い帽子は遠目には綺麗だよね」
・「鶴は渡り鳥で、餌付場があって、鷹が鶴を捕まえる行事が江戸時代にあったんだって」、珍しい話で肉付けします。
・次は4版目の金色。
・白目にあたる部分を金で刷ります。
・マスキングテープで周辺の穴を隠します。
・「こんな「・」のような黒だったら、目詰まりした時のためにもっと描いておけばよかったよね」
・金色をのせていきます。
・とても慎重だったので、綺麗に仕上がりつつあります。
・さすがにつかれましたね。
・黒目と足の直しは次回。

❖today note

We printed some card's with silkscreen.
It's a new year's card.
Chinese astrology of next year will be the bird.
She chose the design of crane.
We might think that the crane's hat was the reverse!
It was the angle trouble.