子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

11、12月生徒募集♪ 毎週火曜日、土曜日11:30〜14:30〜(応相談)

授業_形式 年賀状の干支、シルクスクリーン

◆内容 酉をシルクスクリーンで刷る(3、6年生)

◆道具
・基本道具:筆記用具(鉛筆、消しゴム)、スケッチブック・クロッキー帳(マルマン)、水彩絵具セット(各自)、マーカー(COPIC sketch、ほか)、色鉛筆(あるもの)、定規(三角、30㎝、50㎝、75㎝、雲形、分度器)、磁石のアルファベット(あるもの)、スピログラフ/DesignRuler(あるもの)、サラサクリップ0.5(ゼブラ)、折紙(トーヨー、ダイソー)、溝引き定規(あるもの)、ガラス棒(あるもの)
・課題:A4コピー紙(あるもの)、黒水性ペン(あるもの)、ライトテーブル(あるもの)、オカリナ(プラスチック、陶器製)

◆科学 理科、美術(動物の体のつくり、孔版印刷)

◇参考図書、URL

・『マーシャとくま』文 三木卓 絵 片山健 小学館 2007年10月初版発行
・『日本の伝統色』日本色彩研究所 編 福田邦夫 著 読売新聞社 1996年5月第12刷
・『若冲の描いた生き物たち』小林忠 他 著 学研プラス 2016年2月
・『くもんの 名画カード 海外編2』木村重信 監修 くもん出版 2002年12月初版第4刷発行

◇分かったこと 気づき

・カードは「あいうえお順の絵本」の「ま」からというと「あいうえお順」で絵本を選んでいることを理解してくれていました。
・絵本は、形勢の逆転が面白かったようです。
・ニワトリの特長を質問すると色々と答えが返ってきました。
ライトテーブルをみてやる気をだし、疲れるまで集中しました。
若冲のニワトリの、オスとメスの線が途中でまざりました。

・絵本『マーシャとくま』は途中から関心を示しました。
・古いシルクスクリーンの原稿をなぜまだ持っているのか、直接プリンターで印刷すればいいのに、何故シルクスクリーンにするのか?と疑問をもちました。
・作品の効果も大事だけれど、技術の全体を知って、なにがどう簡略化されたか、なくても大丈夫、あったら便利というのは、豊かさの指標の一つだと思いませんか?
・別の印刷方法なのです。
・出来た作品としての特徴と質の違いがあります。
・色々な説明があることに気づかされました。

❖基本学習

3年生

・お迎えをします。
・お天気は良く、公園はすいていました。
・タイヤブランコ、ドングリ拾い、遊具遊び。

・教室に向かう途中の用水にハゼのような魚がいました。
・到着後、手洗いとうがいをします。
・準備中はマトリョーシカで遊んでいます。
・二つのマトリョーシカの小さな人形がどこに隠れているか質問します。

・今日やること書き出します。
シルクスクリーンの紹介と、手順の説明を簡潔にします。

・カードは「あいうえお順の絵本」の「ま」です。
・すぐに「「み」は?」と質問、「先週『みずくみに』を読んだでしょう」というと「そうだね」。
・絵本の選択基準の流れを理解してくれています。
・「先週は「ピクニック」に関係のある絵本を読みました。今週は「ま」『マーシャとくま』です。」
マトリョーシカみたいな女の子が、友達と森にきのこやいちごを摘みにでかけて「くま」につかまり、逃げだすまでのお話です。
・「くま」に捕まってしまった女の子は、知恵を働かせて無事におじいさんとおばあさんのもとへ帰ってきました。
・悪者の「くま」が、途中から賢い女の子に使われるようになり形勢が逆転して、面白かったようです。
・以前の絵本も読みたいなーと。

・課題ではがんばって線を引いて、手が疲れたので休憩をいれました。

・動物パズルのタイムを測ります。
・たいへん早い。
・デザインルーラーをします。
・色々な色でグルグルと冬の花火かな。
・大地は赤と茶色。これは紅葉の大地?

・公園の葉っぱの色彩名を調べます。
・1枚の葉っぱでも色が違うことに気がつきます。
・紙の下にはさんでフロッタージュ。
・葉の模様が浮き出て、円でくくって色名を記します。

6年生

・車で移動します。
・教室に入り手洗いとうがい。

・筆談雑談。
・男の子と女の子が混ざった絵を描いています。
・「お、北欧神話のトールだね!」「ちょっと違う感じ?」

・今日やることを書き出します。
・カードは絵本『マーシャとくま』を読みます。
・途中から関心を示しました。

❖今日の課題

3年生

・課題は「年賀状の干支」を描きます。
・今回はシルクスクリーンで作ります。
・「白いニワトリでいいね」確認です。

・ニワトリの特長を質問します。
・ニワトリは、卵を産む。
・ニワトリは、空を飛べない。
・ニワトリは、人間が食べる。
・ニワトリは、カゴで育つ。(小屋(鶏舎))
・ニワトリは、卵を産むものは殺してはいけない。卵がなくなるから。
・「ときどき取り組んでいるプテラノドン翼竜です」
・「ニワトリのご先祖は、翼竜と恐竜の分類の恐竜の方からさらに(竜盤類に進化して鳥類に)進化したものです」
・「朝鳴く鳥は?」「ニワトリ。夜はフクロウだよ。昼はカラス。」「うまいこと言うね。でも夕方じゃなかったっけ」
・ニワトリの色は、白、黒、斑もある。
・頭部に「鶏冠(とさか)」とあごの部分には「肉髯(にくぜん)」。

ライトテーブルをみて俄然やる気が出ています。
・テーブルにコピー用紙を置き、上に原稿用紙A4を置いて電気を消したら、即開始。
伊藤若冲のニワトリは線が多いので、省略法でいきましょう。
・3本の線を1本にすること。
・ 没入ムードで、椅子が合わない、からだ歪んでるの注意は聞こえないらしい。
・案の定疲れてきて、回復をまちました。

・再び再開です。
・オスとメスの二羽の線が、途中から別の線へと移ってしまいました。
・照明をつけてどれがどれか確認します。
・落ち着いて再び写しました。
・それからマーカーで線をいれました。
・おしゃれなニワトリがすっくと立ち上がりました。

6年生

・つぎは課題です。
シルクスクリーンの説明をします。
・古い原稿とシルクを出して見せます。
・「なんでまだもってるの?」
・「また刷れるからだよ」
・「なんで直接ハガキにプリンターで印刷すればいいのに、シルクスクリーンにするの?」
・「そういう版画の技術があるということを、覚えておいて欲しいからだよ」
・「ふうん」
・まるでオオカミと赤ずきんちゃんみたいな口調ですね。
・技術の継承の袖口です。
・「きれいな原画が大事ですよ」と説明。

①原稿の原画を大きめに描きます。
②縮小コピーして原稿を直します。
③製版という、光を使ってシルクの溶液が溶けるように機械で焼きます。その後、版を水洗いします。
④インクでプリントします。

・絵が繊細なので、元絵はおおきなものを使います。
ライトテーブル若冲の鶴を写し取っていきます。
・集中しているなか、図録の文を読んでいきます。
・アンディウォーホルのカードもします。
・デザインの世界から画家にすすみ、パターンを繰り返す、有名人を複製するなどの手法で、大衆社会に向けた鮮やかな切り口とズレについての説明をします。
・原稿があがり、縮小を60、55、50%と繰り返します。
・多色刷にするので、こんかいはここまで。

・つぎは「はじめての絵本と音」のオカリナ。
・やっぱりなれたリコーダーがいい。
・発表曲を演奏してくれました。
・ネットで「果物の絵本」を見つけたと教えてくれます。
・写真みたいな水彩画。
・それぞれにそれぞれのあじわい。
・絵本も1枚はシルクにしましょうね!

❖today note

We have been reading always the picture books of arranged words in 'AIUEO' order.
The highlight of the story was to turn the table.
It's the Russian folk tale.

And about silkscreen printing.