子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

9、10月生徒募集♪ 毎週火曜日、土曜日11:30〜14:30〜(応相談)

授業_形式 電気工作、フィギア、スケッチ

◆内容 「FM はこらじ」「プテラノドン」「スケッチ」(3、6年生)

◆道具
・基本道具:筆記用具(鉛筆、消しゴム)、スケッチブック・クロッキー帳(マルマン)、水彩絵具セット(各自)、マーカー(COPIC sketch、ほか)、色鉛筆(あるもの)、定規(三角、30㎝、50㎝、75㎝、雲形、分度器)、磁石のアルファベット(あるもの)、画仙紙(水墨画用箋 梅)
・課題:『ELEKIT FM はこらじ』JS-621R ㈱イーケイジャパン8才〜、Fashion Fabric Paint(Made in USA)、『プテラノドン』(科学と学習社)

◆科学 理科、美術(電気の働き、好きな色を作る、画仙紙を使う)

◇参考図書、URL

・『ひとまねこざるのABC』H.A.レイ 文、絵 山下明生 訳 岩波書店 1992年6月第1刷発行
・『新製図法入門』長尾勝馬 著 学芸出版社刊 昭和54年4月初版8刷発行
・『ワシントン女性芸術美術館展』カタログ 1990年
・『子守歌の絵本 ララバイ ソング ブック』絵 構成 編曲 ヴィオラ・アン・セドン Lifro 1990年9月

◇分かったこと 気づき

・直線における垂直線のおさらいでは、直線のあと垂直に定規を置こうとして、思い出してコンパスにかえました。
・繰り返し練習します。

・「西瓜」の形の角度が大きいことについて。
・前の生徒さんが描いた半円の西瓜は、三角形を大きくデフォルメしていると見えたようです。
・デフォルメと写実について。

❖基本学習

3年生

・お迎えします。
・公園で準備運動をして教室へ向かいます。
・手洗いとうがいをします。
・ラジオを用意してためしますが、調子が悪い日でした。
・今日やることを書きだします。

① カードは、ヘルツの解説を読みます。
② 色は省略
③ 運筆 おさらいしよう
④ 課題は スケッチとフィギア「プテラノドン」をします。

・早速、カードとなる解説書のヘルツの話をよみます。

 1888年明治21年)にドイツの物理学者のヘルツが行った実験で、電波の存在が初めて確認されたんだ。それからイタリアの物理学者のマルコーニが1895年(明治28年)に2.8キロ離れた場所にモースル信号を飛ばすことに成功したんだよ。これが世界で初めての電波で信号を送った無線通信だったんだ。それから100年あまりで、電波を利用した無線通信はめざましい発展をしてきて、今ではラジオのチューニングを合わせるだけで音楽を聞いたり、ニュースを聞いたりでくるよね。(略)

・ほんとうに100年余りしかたっていないのですね。
・「電波ってなに?」
・「○○君がプールに入って波が起こる。そこから波が広がっていく。そういう電気の波です」
・「でも見えないよ」
・「見えないけど波があるんだって。だってラジオという受信機があると音が聞こえるよ」
・電波の単位は、ヘルツ(Hz)で表します。
・1秒間に何回の波が通り過ぎるかを表す単位です。
・周波数といって、1秒間に5回波が通り過ぎると、5Hzという。
・ヘルツが集まって、1000Hzは1kHz(キロヘルツ)、1000kHzは1MHz(メガヘルツ)。
・FM放送は、76.0MHzだったら、1秒間に76000000回(七千六百万万回)波が通り過ぎるんだって!

・アンテナの長さは、長くても短くても意味がない。
・アンテナの長さは、波長の半分の時、1番強く電波を受け取ることができる。
・アンテナの長さは、「周波数MHz」×「波長m」=300 という式を当てはめると出せる。
・「はこらじ」の受信周波数範囲は 70MHz〜94MHz で、中心の周波数は 82MHz。
・波長m=300÷82MHz=3.66m
・だから、アンテナの長さは、3.66÷2≒180㎝ の長さのアンテナになっているんだって。
・(アンテナはビニール線のもの)

・次は運筆のおさらいです。
・直線における垂直線のおさらいでは、直線のあと垂直に定規を置こうとして、思い出してコンパスにかえました。
・平行線はまだ覚えきっていません。
・三角定規二つで、定規を滑らせて平行線を書きます。
・コンパスでも書いてみます。

・次は『ひとまねこざるのABC』の続きです。
・磁石のアルファベットを出して、準備万端。
・「ABC」で「CAB」ができる。タクシー「taxi」ともいうね。
・先週はペンギンまで。その続き。
「Q」は「QUAIL(うずら)」
「q」は「quartback(クウォーターバック、フットボールの選手)」「quality(素質)」
・「R」は「RABBIT(うさぎ)」
・「r」は「rooster(おんどり)」
・「S」は「SNAIL(かたつむり)」
・「s」は「snail(かたつむり)」「shell(から)」
・続きは次回です。

6年生

・車で移動します。
スマホでアプリの操作練習。
・教室に到着です。
・手洗いとうがいをします。

・かき氷機を回して、雑談筆談です。
・「この落書きの絵は何か」
・触発されて、友達や動物の絵を描きます。
・今日やることをボードに書きます。

① カード
② 色彩
③ 運筆
④ 課題は、西瓜か梨、「新甘泉」という新しいものがあるから描いてみよう。

・カードは『ワシントン女性芸術美術館展』のカタログから、アニ・アルバースの絵を見ます。
・アニ・アルバースAnni ALBERS(1899、アメリカ/ドイツ生まれ)の一部を紹介します。

 アニ・アルバースは、アメリカで「美術」と「工芸」を隔てる人為的で恣意的な境界線を打ち破った芸術家の一人として名を挙げられる。バウハウスで新しい視点に立ったデザインを学んだことが、彼女の制作の中心となっている織物の意匠に決定的な影響を与えた。
 幾何学的な抽象模様を織り、そこに新鮮な感覚を盛りこむアニ・アルバースは、1899年にベルリンで生まれた。1922年から1930年までの7年間うぃバウハウスに学び、学び始めてまもない頃、1925年にバウハウスの教授をしていた抽象画家ヨーゼフ・アルバースと結婚した。彼女は、バウハウスに在籍中から「絵画的な織物」と称される、水平線と垂直線を軸にし構成主義的な抽象図形をいっぱいに広げる織物を作ることで名を知られていた。その抽象への傾向は、ヨーゼフ・アルバースの感化もあるかもしれないが、バウハウス全般に行われていた近代的なデザインを推進する教育に基づくものや彼女自身の感覚に拠るところが大きいと思われる。ナチズムの台頭によって1933年にバウハウスは閉鎖される。同じくナチズムの弾圧のために、多くのユダヤ系ドイツ人がアメリカに逃れるが、アルバース夫妻もそうした経緯でアメリカに渡り、のちにアメリカ国籍を取得した。

・図版をしばらく見てみよう。
・ハレーションを起こすとあるので、目がちかちかしたり周囲が紫色になったりしてますか?
・ならない。
・解説にある、学校が閉鎖されるとはどういうことか。
・学校は何で、先生はなにで、生徒とはなにか。場所とはなにか。

・次は運筆です。
・今日は、色と色の関係と、紙と色の関係をみていきましょう。
・先日「辰野登恵子展」に行ってきました。
・ビデオで、子どもたちに色の話をしていました。
・好きな色を見つけること、ピンクならどんなピンク色か。
・黄色が隣にあるピンクや、下敷きにあるピンク。
・青が隣にあるピンクや、下敷きにあるピンクを比べていましたよ。
・アクリル絵具の下塗りや、下地塗りをしてきたので、理解できますね。

・紙は画仙紙です。
・絵具は水彩絵の具をつかいます。
・赤、橙、黄色をだして、塗っていきます。
・太めの丸筆で、違う方向から一緒に塗っていきました。
・絵具の色が濃いので、もっと水をつけよう。
・「暖色」の色の帯ができました。
・つぎは色を変えて、青、紫、緑でやってみよう。
・「寒色」の色の帯ができました。
・次は赤をぬって、青を塗って、隙間にも色を入れていきます。
・三枚の色の帯ができました。
・どの色の帯が好きですか。

❖今日の課題

3年生

・課題は「西瓜」のスケッチと、フィギア「プテラノドン」です。
・八分の一サイズの「西瓜」をお皿にのせます。
・スケッチブックをだして、輪郭線をひいていきます。
・勢いよく描いて、「西瓜」のカーブが野球ボールみたいです。
・描き直します。
・「おいしそうだね」
・「見ることに集中しよう」
・「ここは赤いな。どんな赤かな」
・「ここは黄色いな。ここは緑だな。硬いな」
・しっかり見て描くと、そのまま絵になって出てくる。
・「色は明るい色から塗っていこう」
・「薄い緑、黄色、緑、赤。そして皿の色。さいごに種の色と並び」

・画面がかわくまで「プテラノドン」をします。
・前に少し作ったのを見て、初めからやり直します。
・解説をよく見たい。今日はむりかな。
・一から始めて、進めます。
・なかなかパーツがはまりません。
・前回のも間違っていたようだ。
・続きは次回に回します。細いペンチがあるといい。

・スケッチが乾いたので、「西瓜」の種を描きます。
・大きな黒。ほくろみたいだ。
・種は円ではなくて、ちょっと泪みたいな形だよ。
・「西瓜」のスケッチの完成です。

・では少し食べるとしようか。
・「西瓜」を二切れ切って、じゃんけんです。
・なんだか乗り気でありません。
・「塩がいるの?」
・「あまり好きでない」「えー?」

・いろいろあって、今日もおしまいです。
・「空飛ぶじゅうたん」を聞きながら帰途につきました。

6年生

・④の課題をします。
・紙の大きさはスケッチブック半分にします。
・はかって、線を引きます。
・左に「西瓜」右に「梨」の予定。

・半円に見える八分の一の西瓜を、垂直の三角に切り分けます。
・すでに、三角が描かれていました!
・見ないで大丈夫かしら。
・明るい色から塗っていきましょう。
・瓜の白と黄色と黄緑、緑の部分を塗っていきましょう。
・なんだか「リンゴ飴」みたいに赤いわね。
・赤を水でうすめ、橙をまぜ、それらしい色にしています。
・三角形ベターじゃなくて、角度つけて立体的にしよう。
・立体感はでてきましたが、なんだか広いです。
・どうやら前の生徒さんが描いた西瓜は、三角形を大きくデフォルメしていると見えたようです。
・これくらいのデフォルメは許容範囲だと。
・デフォルメと写実。さて。
・今は西瓜を丸ごと買わないからね。
・皿の部分には淡い色をおいている。
・種の位置はだいたいだが、色が良い。
・おいしそうに見えてきました。

・「これを絵本にするのか」「そうです」
・「字をいれたい」「明朝とかゴシックとかあるよ」「こんな文字だ」「いいね」
・「西瓜」のスケッチと文字の完成です。

・次は「梨」を描こうか。
・今日はもういい。

・オカリナ練習をします。
・ユーチューブで「中国地方の子守歌」を聞きます。
・本の楽譜とは音階が違います。

・オカリナで吹いたり、歌ってみたり。
・テーマの「スケッチに音をつける」では、まだしっかりと音の傾向が決まっていません。
・「子守歌」でも、「音」だけでもいいです。
・なにかメロディーが浮かんだら、簡単な線でメモしておいてくださいね。

❖today note

He got the knack by repetition of the drawing.

Last time sketch's motif was the watermelon.
He drew the one of 1/8.
She drew its 1/5 of 1/8.
It was the wide size like a fan.
About realism and deformation.