子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

生徒募集中♪ 毎週火曜日、土曜日11:30〜14:30〜(応相談)

授業_形式 フィギア、物語絵

◆内容 フィギア、物語絵(北欧神話)(2、5年生)

◆道具

・基本道具:筆記用具(鉛筆、消しゴム)、スケッチブック・クロッキー帳(マルマン)、水彩絵具(各自)
・フィギア:METAL DINO SERIESティラノサウルス学習研究社)、ペンチ(あるもの)、部品をいれるトレー(なんでも)
・運筆・形態:動物パズル(あるもの)、ドミノ倒し(あるもの)、ケント紙(muse)、Winsor&Newton(Black)、Gペン・かぶらペン
丸ペン(あるもの)、筆(各自)、スピログラフ/DesignRuler(あるもの)、サラサクリップ0.5(ゼブラ)、サクラクレパス
・課題:アクリル絵の具(リキテックスチタニウムホワイト、マースブラック、アクラレッド
アリザリンクリムソンヒュー/パーマネント、カドミウムレッドミディアムヒュー、イエローミディアムアゾ、プライマリーイエロー、カドミウムイエローディープヒュー、コバルトブルー、コバルトブルーヒュー、ライトグリーン/パーマネント、フタロシアニンググリーン))、丸筆、平筆(100円ショップ、アクリル専用ブラシ)、ペインティングナイフ

◆科学 線 イメージ

◇参考図書

・『ビジュアルかるた 世界の名画』阿部成樹 監修 学研
・『ぬくぬく』みやもとただお 著 佼成出版社 2004年1月第1刷発行
・『ねこのごんごん大道あや さく 福音館書店 2009年2月第14刷
・ロリーアンダーソン
https://www.youtube.com/watch?v=vzYu88jIDYs

◇分かったこと 気づき

・公園には、雪まつりの雪が残っていて、興味津々です。
・円の中心に近い部分で描く縄のような図が気に入って、どの穴で描くのかが気になります。

・塗って花に見立てることよりも、青い線そのものに興味があったようです。
・アルミが長いので二つに切って、一つを引き伸ばし、落ちるのを目で追います。
・小さいビーズを分類しています。
・ビーズを机に広げ、手で押さえるとひっついてくるのが不思議。

・絵本のなかの農家の、動物と人間のやり取りが、ストレートでおかしかった。
・「一番関心のあるのはお菓子」らしく、チョコレートケーキを描いて、色を塗ります。
・「よくできました」の「花丸」から、花びら、茎と葉っぱで、ようやく「蝶」がでてきました。

❖基本学習

2年生

・公園には、雪まつりの雪が残っていて、興味津々です。
・人工山の雪が茶色く平たくなったのを、ぐるぐる回しています。

・教室にはいって、手洗いとうがい。
・知育玩具、指先の準備運動ということで、ドミノ倒しをします。
・きちきちに並べると、ドミノは途中で倒れます。
・次にバランス。
・床につくかどうか、二人の予測と正誤の表をつくります。
・どうしても木の分銅はお金に例えたい。
・玩具遊び三つめは「どうぶつパズル」。
・10秒代という速さです。
・自信がついてきましたね。

・つぎはカード『ビジュアルかるた 世界の名画』です。
・要領を得て、興に乗ってきます。
・読み札は、画家の名前とほぼ五七五になっていいて、リズムがあって覚えやすいです。
・つぎは冬にピッタリの絵本『ぬくぬく』(みやもとただお 著)を読みました。
・あたたかそうなこたつで、おばあさんと孫の「オノマトペの言葉」のやりとりです。

・冬は色彩の勉強はお休み。

・課題の前に、「運筆・形態」のデザイン・ルーラーをしました。
クロッキー帳に描きます。
・ギザギザの円に渦巻き状に穴が開いて、そこにペンを入れて回転させて模様を描きます。
・円の中心に近い部分で描く縄のような図が気に入って、どの穴で描くのかが気になります。
・ホワイトボードに、「円形で、渦巻きの中心に近い方が先ほどの縄に近くなる」と説明。
・渦巻きの「中心」と「外側」の境目はどこか。
・二枚目は、クロッキー帳にクレヨン青でフレームを描きます。
・「そういうのぼく好きじゃない」。フレームが?クレヨンが?
・縄のようなリング模様と、花びらような図ができて、色を塗ります。
・塗って花に見立てることよりも、青い線そのものに興味があったようです。

5年生

・教室に到着です。
・ホワイトボードに落書きです。
・ハメハメ。ハメハメハ?「父」でした。
・うーん、うまい?
・デザインルーラーの「円形と螺旋」が下から見たお父さんに見えたのかな?

・まずは「カード」から『ビジュアルかるた 世界の名画』です。
・二番目は「あいうえお順で始まる絵本」シリーズの「ね」から『ねこのごんごん』(大道あや さく)。
大道あやの近親者の丸木夫妻と「原爆の図」の話をします。
・自分で読んでくれるので、隣にいって一緒によみます。
・スピードがほとんど一緒で笑います。
・お話は、おじいさんネコの、人間でいう98歳の「ちょん」から、野良猫「ごんごん」が家ですまわせてもらう生きていくための知恵を教わるという話です。
・農家の色とりどりの鮮やかな花々、里山の日常と四季があります。
・野鳥、カラス、ネコ、虫、カエル、蛇、サギ、魚、カニ、犬、蟻、トンボ、牛、柿、彼岸花、地仏、お地蔵さま、壺、鶏、キノコ、こたつ、絨毯、民家の描写。

おばさんは おしっこの あとをみて、「おまえだな」と、ごんごんを ぶちました。ちょんは だまって みていましたが、おばさんが いなくなると いいました。
「ごんごん、 おしっこは そとで するもんだ。とがしまっているときには、との すきまに てをかけて ひょいっと ひくんだ」

・ごんごんとおばさんのやりとりがストレートに書かれてて、おかしかった。
・池の金魚に手を出そうとした「ごんごん」は池に落ちてしまいました。
・「ちょん」に助けられ「ちょん」はいいました。

「ごんごん、この さかなに てをだすんじゃない。おばさんが だいじにしている さかなだ。よく おぼえて おくんだぞ」

・金魚ですから。
・そのあとも「ごんごん」は、にわとりにつつかれたり、「モグラからはなれろ、ダニがつくぞ」と教わります。
・そしてあるときだんだんと「ちょん」は動かなくなりました。
・「ごんごん」は鼠をとってきても「ちょん」はうごきません。
・おばさんは「ちょん」を土にうめました。
・「のん」という犬は急にいばりだしました。
・「のん」はなにも教えてくれません。
・「ごんごん」は郵便箱を寝床にしました。
・夏になると蚊帳に入りました。蚊帳ってなに?
・「ごんごん」は蚊帳に登って、蚊帳がおちて、おばさんに叱られました。

「ちょんがいたら おしえてくれるのに」と、ひとりごとをいいました。
けれど、どうしたらいいか、じぶんで かんがえることにしました。

なつまつりの はなびが あがるころには、ごんごんも いちにんまえの ねこになりました。
からだも おおきくなって、なんでも じぶんで できるようになりました。ねずみも よく とりました。
おばさんも、「いい ねこだ。ちょんの あとつぎだ」といいました。
でも ごんごんは ちょんが、「なにごとも じぶんで おぼえることが かんじん」といったことを いまでも よく おぼえていました。そして、ちょんよりも りこうで つよい ねこになりたいと、おもっていました。

・「ごんごん」の立ち上がりのポーズで絵本はおしまいです。

・「今日の運筆は蝶々をかこう」「以前に描いた『はらぺこあおむし』の蝶の塗り絵、うまかったね」
・「昆虫図鑑を見て、蝶をペンで描いて、油性か水性マーカーで色を塗るというのをしよう」
・インクと画材の組み合わせを覚えよう。
・乗り気でない。
・ユーチューブのロリーアンダーソンの動画をみせて、美術の自由をアピールします。
・「音つかってもいいし、描いてもいいし、描写でも、模様でもいいよ」 
・「一番関心のあるのは?」
・「お菓子?」
・チョコレートケーキを描いて、色を塗ります。
・花丸も書いてみます。
・「さて花丸は内側から渦巻きでしょか、外側からでしょうか?」
・最後に花びら、茎と葉っぱ。
・ようやく「蝶」がでてきました。待ってました!
・青虫を描きます。
・茶のペンで塗りつぶされます。「なにすんだ」
・絵の中で会話が始まります。
・お話の卵ですね。
・ランドセルの色は「水色」
・おんなのこの髪の毛ふやして茶髪で「わーい」
・そこでランドセルの色も「茶色」「だっさー」「うっさー」
・ペンで眼の練習。
・ペンを試したり、カリカリと音をさせたり。
・縦と横に線をいれます。
タータンチェック模様になります。
コピックで色を入れる。
・集中して塗ってくれました。
・オリジナル・タータンチェックのチェック柄ができました。
スマホで様々なチェック模様をチェック。

❖今日の課題

2年生

・課題は「ティラノサウルス」の続きをします。
・机にセットを置いた時点でボルトとナットが外れます。あらら。
・ボルトのサイズを測って、解説書から探ると位置が分かります。
・外れたのは7mmのボルト。「首の肉づけ」につかったボルトとナットでした。
・それを取り付けます。
・『ティラノサウルス 増補改訂版』(組み立て解説書)「ステップ3 B 尾を肉づけする。」をします。
・金色のソフトタイプワイヤーを見つけて遊びだします。
・蛍光灯の紐にぶら下げて、揺らしたり引っ張ったり。
・アルミをバネにしたものに、木の分銅を通して、回転させる遊びを紹介。
・アルミが長いので二つに切って、一つを引き伸ばし、落ちるのを目で追います。
・細いアルミのバネとビーズでも同じものを作ります。
・「なぜ先生がティラノ作ってるのかしら?」笑っています。
・小さいビーズを分類しています。
・ビーズを机に広げ、手で押さえるとひっついてくるのが不思議。

・「ティラノサウルス」にかかります。
・部品S8をふんわりかぶせて、①、②のボルトとナットまでをお願いします。
・7mmのボルトを要求すると、定規で測ってみます。
・ボルトとナットをセットして、ラジオペンチで押さえ、ボルト側をドライバで回してもらいます。
・手は、右手を使うか左手を使うか、迷っています。
・尻尾の骨に平行になるように、ペンチでアルミを肉づけしていきます。
・尻尾が膨らんできました。
・恐竜は立ちそうですね!

・次は『北欧神話』に戻って、「前回は何を描きましたか?これまで何を描いてきましたか?」と尋ねます。
・前回は「カワウソ」、そして「牝牛」、バルキューレの乙女たちのヘルメットの「白鳥」、オオカミ「フェンリル」に見立てた黒い犬。
・本の挿絵を見ながら「次は何を描きますか」と尋ねます。
・「さかな」
・「これはカワウソが捕まえた食べられてしまう鮭だよ」
・「カワウソ」のお話は、「12 カワウソとゆびわ」にあるものです。
・「カワウソ」は、「フレイズマル」の息子の「オッタル」兄さんが化けたもの。
・オージンとロキとヘーニルが旅をしていた時のこと、森の川そばを歩いていました。
・兄「オッタル」は「カワウソ」に化けて川の「サケ」を獲っていました。
・「カワウソ」は運悪く、ロキの石にあたって死んでしまいました。
・それからオージン、ヘーニル、ロキは宿を求めて「フレイズマル」のところに寄ったのです。
・「フレイズマル」は「オッタル」の父親でした。
・「オッタル」兄さんの弟の「ファブニル」と「レギン」と父親の三人は、オージンたち三人を捕まえました。
・父親の「フレイズマル」は言いました。

「いいかこのかわのなかを、黄金でいっぱいにしろ。かわの外がわにも黄金をつんで、カワウソのすがたが、かんぜんに、みえなくなるようにするんだ。」

・ロキは小人の「アンドバリ」のもとに行き、黄金を奪って、さらに魔法の指輪まで奪いました。
・怒った「アンドバリ」は指輪に呪いをかけました。
・ロキは黄金をオージンたちに渡し、それを「フレイズマル」に渡しました。
・あの指輪も渡してしまいました。
・「フレイズマル」たちは、いっぱいの黄金と指輪を手にいれましたが。
・しかし、呪いのために不幸なことが次々と降りかかることになりました。
・「その「サケ」です。いいのですか」
・「やめとく」

・挿絵から面白そうな「11 ウートガルザロキ館の城で」を読んでみます。
・強者の「トール」は「ウートガルザロキ」という巨人の様子を探りにでかけました。
・「トール」は「ロキ」と人間の「シャルビー」と「ロスクバ」という兄と妹を連れていきました。
・四人は「ウートガルザロキ」のことばにのって戦うことになります。

「おまえは、アース神族の勇士トールだな。たいそう力がつよい、とうわさにきいたが、みた目は、あまりつよそうではないな。それに、おまえがともにつれているものたちには、なにか、とりえがあるのか?」
すると、たいずらもののロキが手をあげ、こういいました。
「はやぐい競争なら、おれは自信があるぞ」

・人物が多いので、図式や絵にかいて説明します。
・「ロキ」と巨人の「ロギ」が、大きな皿にのった骨付き肉の早食い競争をしました。
・食べ物は何が好きですか?
・「ロキ」は「ロギ」に負けました。
・次に人間の「シャルビー」と巨人の「フギ」はかけっこの競争をしました。
・「フギ」は早くて、三回とも負けました。
・次に「トール」と飲み比べをします。ウートガルザロキはいいます。
 

ウートルーザロキは、みんなをつれて大広間へもどると、めしつかいに、けものの角でできたさかずきをもってこさせました。
(略)
「その酒をひと口で、みごと、のみほせるかな?この大広間には、そのさかずきの中身を、ふた口でならのめる巨人が、何人かいる。まあ、おまえなら、三口でのめれば、たいしたものだ」

・獣の角の盃で勝負です。
・しかし「トール」がどれだけ飲んでも、みつ酒は飲み干すことはできませんでした。

「どうした、トール?おまえの負けのようだな」

・ウートガルザロキは言いました。

「うわさほどの勇士ではなさそうだな、トールよ。まだほかに、力くらべをしてみるかね?
そうだ、巨人たちのなかには、わしのネコを、地面からもちあげられるものがおるぞ。どうだ、おまえもやってみるか?」
すると、大きな灰色のネコが、どこからともなく、大広間にあらわれました。
トールはもちろん、うけて立つことにしました。ネコをもちあげるくらい、かんたんだ、と思ったのです。

さてネコは持ち上がったでしょうか。

・つぎに、「エリばあさん」と相撲をとることになりました。
・またしても「トール」の負けでした。
・「トール」たちはもうそれ以上戦いを挑むきになれませんでした。
・「ウートルーザロキ」に ごちそうを食べて、今日はここで眠るように言われ、眠りにつきました。
・次の日になってもトールたちは勝負に負けたことが悔しく元気がでません。
・すると「ウートルーザロキ」は意外なことを話しました。
・実は「ロギ」は炎で、皿ごと焼いて、骨も肉も食べることができたのだ。
・「フギ」はわし自身の<考え>で、だからお前より早く走った。
・「灰色のネコ」は海の底の大蛇「ヨルムンガンド」。
・だからネコが片足あげたときには世界がひっくり返るかと思った。
・「エリばあさん」は<老い>である。
・どんな勇士でも<老い>には勝てない。
・今回は、巨人の知恵の集まりのようなお話しです。
・「トール」はまんまと騙されたと思い、怒りがこみあげハンマーで「ウートルーザロキ」の頭を砕こうとします。 
・その瞬間に、「ウートルーザロキ」はぱっと姿を消して、立派な城も通った門も、あとかたもなくなっていました。

・「竜のような大蛇「ヨルムンガンド」と「猫」をかく」
・では次週頑張ろう!

5年生

・課題のアクリル画に進みます。
・「10 花よめになったトール」です。
・挿絵の「トール」と「花嫁」の絵を参考にしつつ自分なりに考えます。
・横一列のそれぞれの丈を、平行にしています。 
・参考意見としては、大きさはやや中央にインパクトがあって、メリハリ強弱があったほうが面白いと思うのですが。
・中央の、変装中の「花嫁」を描きます。
・あまり納得がいっていないか。
・顔が決まらないらしい。
・タレントさんのドレス姿をみます。
・トールにするタレントさんも見ます。
・プリントは次回につくりますね。
・「花嫁」の白いウェディング・ドレスはそのまま白でぬります。
・アクリル絵具の赤、黄色、白で、肌の色を作ります。

・最後に「ドミノ」をやりました。
・心地よい音。
・帰りの車のフロントガラスの水模様。

❖today note

I asked her 'what do you like (of art category)?'
'I like the chocolate cake.'
'Chocolate cake? It's cooking class.'

'So, shall we draw the cake's design.'
And very good sign of primary school is a blossom flower.