子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

生徒募集してます!毎週火曜日、土曜日11:30〜14:30〜(応相談)

授業_形式 フィギア、物語絵

◆内容 フィギア、物語絵(2、5年生)

◆道具
・基本道具:筆記用具(鉛筆、消しゴム)、スケッチブック・クロッキー帳(マルマン)、水彩絵具(各自)
・フィギア:METAL DINO SERIESティラノサウルス学習研究社)、ペンチ(あるもの)、部品をいれるトレー(なんでも)
・運筆・形態:ケント紙(muse)、開明墨汁、丸ペン(あるもの)、木製天秤、動物パズル(あるもの)、ボールパーティーミキハウス)、『ORIGAMI card book ニッポンおり 4』(青幻舎)、はさみ(あるもの)、定規(あるもの)

◆科学 神話・民話の比較、重さ

◇参考図書

・『MORANDI INFINITE VARIATIONS』ロレンツァ・セッレーリ ジュージ・ヴェッキ 監修 東京新聞発行
・『くもん式百人一首カード 上巻』監修 公文公 くもん出版 1994年11月初版第6刷発行
・『ORIGAMI card book ニッポンおり 4』cochae 著 青幻舎 2014年1月第2版発行、
・『学研の図鑑 動物』今泉吉典 小原秀雄 監修 学習研究社 昭和58年8月第61刷発行
・『にぎやかなほん!』デボラ・アンダーウッド 文 レナータ・リウスカ 絵 江國香織 訳 光村教育図書 2011年4月第1刷発行
・『はじめての北欧神話』菱木晃子 文 ナカムラジン 絵 徳間書店 2014年3月初版発行

・将棋崩し
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%86%E6%A3%8B%E5%B4%A9%E3%81%97
・カワウソ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%A6%E3%82%BD

◇分かったこと 気づき

・トラックには荷物とボールがどこに乗るか思案している。まるで宣伝トラックと荷台車の違いですね。
・『北欧神話』でこんど描く「カワウソ」を探すと、鬼太郎の「かわうそ」がすぐにでて、類推できるのは話ができると感心します。
・1ポンドの重さ、約453.59グラム。水500㏄の重さ、当日約482グラムくらい。
・生徒さんはよく知っていました。

❖基本学習

2年生

・公園ではタイヤブランコをぐるぐる回転させます。
・教室への道順は覚えましたか。
・手洗い、うがいをします。

・知育おもちゃを取り出します。
・木製天秤、ボールパーティ、積荷で文字のカタカタ回るトラックを取り出します。
・トラックには荷物を載せると思っているのかな。
・ボールがどこに乗るか考えます。
・天秤ばかりでは、木の分銅でバランス遊び。
・年齢的には、将棋の山崩し(将棋崩し)のほうがましかしら。
・電卓で数字の桁を数えました。

・カードは百人一首の上巻の1から25までを取っていきました。
・最初は数字を見て「七並べに」したかった。これはよく知ってないと無理です。
・上の句と下の句を読んでいきます。
・滑らかな読みが上手になってきました。
・リズムを押さえよう。

・カードの二つ目は、モランディ展の図録『MORANDI INFINITE VARIATIONS』で見たものの復習です。
・何が気に入ったか、16番の絵、「あと60と70だよ」と記憶していました。
・しっかり見てくれたんですね。

・運筆、形態では折紙『ORIGAMI card book ニッポンおり 4』の「ししまい」と「はごいた」を折りました。
・コピーしておいたもので練習します。
・切ったり折ったりと、上手になっています。
・用紙に線を入れないと切れない。
・その間、「はごいた」を折ります。
・折り方は、山折、谷折、中割折で簡単です。
・紙が分厚いので、しっかりと押して折りましょう。
・折紙は両面印刷で、裏には下あごがあって、獅子をカチカチ言わせるのが楽しい。

5年生

・車で移動、窓の外にはたくさんのカモメがきれいなカーブを描いてます。
・教室へ向かいます。
・手を洗って、うがい。外は寒いね。

・さあはじめましょうとボードをみます。
・「カワウソ」が「カワいソ」に。ユーモアだったらいいんだけれど。君たちにかかっている。
・カード「百人一首」は本来のカルタ取り、下の句だけ読んでいきます。
・カード2の絵本は「あいうえお順ではじまる絵本」の「に」。
・絵本を4冊ならべてその中から選んでもらいました。
・『にぎやかなほん!』。
・うさぎ、くま、あひるなどの動物たちが「周りにはたくさんの色々な音があるよ」という絵本です。
・「このよには たくさんの おとがある」「めざましどけいの ベルの けたたましさ」「さいごのひとすすりの おと」
・「アレグザンダーおじさんの おんぼろじどうしゃが はきだす おと」とつづいていきます。
・さいごは夜草原で耳を澄ますうさぎの「こおろぎの こえ」でおわります。

・次は折紙です。
・「はごいた」のコピーで練習して、「山折」「谷折」「中割折」のルールを確かめて進めます。
・コツは紙が分厚いからしっかり押して折ること。
・以前に教室で作った「羽子板」を見てもらいます。
・次に、数々の折紙の中から、お正月らしい「たこ」を折りました。

・運筆では、Gペンと開明墨汁でペン画風に「眼」を練習。
・インクの違いに気が付きます。

❖今日の課題

2年生

・課題の「ティラノサウルス」に入ります。
・「ステップ2 頭と胴体の肉づけをする。」の「A 首を肉づけする。」をします。
・S10というパーツを探して、頭のでっぱりにS10を差し込みます。
・前回の頭部と首の接着のゆるさが気になり、ボルトとナットをドライバでしめようとするが、どんどんアルミをひしゃげていくので止めます。
・でっぱりにカチッと4か所はめて、ボルトとナットで締め、今日はそこまでです。
・米粒のようなナットを落としたことを話して、探します。

・『北欧神話』に出てくる「カワウソ」をネットで出します。
ゲゲゲの鬼太郎のキャラクター「かわうそ」がお気に入りです。
・図鑑の説明を読むと、「カワウソ」は「オコジョ・イタチ」の仲間だそうです。

体長64〜82㎝、アジア中北部(日本を含む)・北アフリカ・ヨーロッパにすみます。日本ではむかしは各地にかなりすんでいましたが、いまでは香川県岩手県の一部に少しが生きのこっているのをのぞいて、ほとんどたえてしまいました。

・ずいぶん前の本にあります。
・ウィキで調べると絶滅宣言されていました!
・いなくなって、妖怪のほうを知っているんですね。
・『学研の図鑑 動物』も参考にして、クロッキー帳にスケッチです。
・頭部も、手足も、尻尾も、よく見て描いてくれました。
・腹の白い部分のラインが消えていて、「おなかどこ行ったのかな?」
・描き加えて、色鉛筆で色を塗って、完成です。

・なくなったナットを探します。
・ナットは全部で14個。使ったのは5個。いまあるはずの数はいくつかな。
・9個必要なのに6個しかありません。3個探します。
・でてきたよ、来週がんばろう!

5年生

・つぎは課題です。
・ネットの資料から印刷した「花嫁になったトール」を見ます。
・その花嫁の絵は逞しく、挿絵と比べてリアルです。
・「それではアイドルの花嫁姿はどうか」「それがいい」。
・さっそくキャンヴァスに薄い鉛筆で描きいれます。
・濃い鉛筆がいいと思うのだけれど。(※参照1)
・キャンバスにせっせと花嫁の下描きを描いてくれています。

・その間、『はじめての北欧神話』の「10 花嫁となったトール」と「7 小人がつくった魔法のしな」を読んでいきます。
・なぜトールはハンマーをもって、ハンマーがなくなったときにハンマーを取り返すために花嫁姿になったのか。
アース神族のトールの妻シブが、ロキによって丸坊主にされてしまいました。
・トールにかつら作りを命じられたロキは、小人のイバジル一家の兄弟に命じてカツラを作らせます。
・兄弟は、「金のかみの毛」「投げれば必ず的にあたる槍」「折りたたむと手のひらに乗るほど小さくなる魔法の船」を作りました。
・そこへ別の小人の兄弟、シンドリとブロックが、「もっといいものを作れる」と現れました。
・ロキは「ならば作って見せろ」と言い、シンドリたちは「よし、かけをしよう。おいらたちが勝ったら、おまえの頭をいただくぞ!」と言います。
・ロキは「いいとも。だが、ぎゃくに、おまえたちが負けたら、どちらかの頭を、おれによこせ!」と、とんでもない賭けです。
・兄弟にいいものができそうになると、ロキはアブ化けて、小人の手をチクチク刺します。
・それでも兄弟は、「金のたてがみを持つイノシシ」「きらきらかがやく金の腕輪」「硬い鉄でできた柄の短いハンマー」を作りました。
・ロキはまずいとおもいつつ、兄弟のブロッグと一緒に、大広間に行きます。
・オージン、フレイ、トールとシブが集まる大広間。
・ロキはそこで品物を披露し、槍はオージンに、船はフレイに、黄金の髪の毛はシブに献上しました。
・裁定を待つロキとブロッグ。
・オージンは言います。
・「どのしなも、じつにすばらしい。だが、トールのハンマーこそが、われらアース神族にとって、いちばんたいせつなものといえよう。巨人族とたたかうときに、もっとも役にたつからだ。」
・そこでロキは、賭けのことがあって、慌てます。
・「わかった。よし、ブロック、よくきけよ。おれの頭はくれてやるが、首は一ミリたちろも、きづつけてはならん。さて、おまえに、おれの頭がとれるかな?」
・そんなことはできるはずがありません。
・おこったブロックは「兄のシンドリのきりをもっていたら、二度とへりくつをいえないよう、おまえの口にあなをあけ、しばってやるのに...」
・そのとき不思議なことが起こって、ブロックの足もとにそのきりがころがり、とうとうロキの口にはあながあけられ皮ひもで縛られてしまいました。

・「こういう話は時々ある」と、シェークスピアの『ヴェニスのの商人』を紹介しました。
・中世イタリアが舞台です。
・バサーニオはアントーニオからポーシャと結婚するための資金を借りたいと言います。
・アントーニオは、財産は航海中だからと、高利貸しのシャイロックから「返済できなければ彼の肉一ポンドを与える」という条件付きで借金をします。
・ところがアントーニオの財産の乗った商船は難破してしまいます。
・それを知らずバサーニオは、ポーシャのいるベルモントに行き、結婚を誓い指輪を渡します。
・そのときアントーニオから船が難破し返済できなくなったと知らせが届きます。
・ポーシャから金を受け取り、バサーニオはヴェニスへと向かいます。
・法廷です。
・高利貸しシャイロックはバサーニオからの金を受け取ろうとせずに、アントーニオに「一ポンドの肉をよこせ」と譲りません。
・そこで男装したポーシャ裁判官は、「一ポンドの肉を払うように。ただし一滴の血も与えてはならない」というお話です。

・「1ポンドの肉ってどのくらいかわかる」「約453.59グラムとある」
・「1リットルの水は、1キログラム。牛乳パック1本分の半分の重さの500グラムね」
・「1リットルの水は1キログラムとちがう」
・「じゃあ計ろう」
・確かに水500㏄は482グラムくらいの重さでした。

・「フレイヤ」の下描きは、アイドルの花嫁姿を参考に完成です。
・画面の下塗りはプライマリーイエロー。
・トールの下地は対比的な紫。白を混ぜて明度をあげます。
・また次回進めましょう。

❖today note

Loki is Northern mytys character.
I remember 'The Merchant of Venice' of William Shakespeare.
How heavy is one pound meat, one liter water?

Which are we necessary for the argue or resorce?
A lie is often expedient, by book.

The important point is valuable dreams.


❖reference

※参照1

・油絵には一般的に木炭(FUSAINS FINS)で下描きをする。
・調べるとアクリルの場合、下描きの鉛筆の線をどう消去するかが問題らしい。よって薄いほうが良いかもしれない。
・下描きを当たり程度に考えてくれたらいいのだが、本人は分厚めの水彩と思っているのか。
・教室としては、アクリルは古典西洋絵画の油絵具の安価な代用品として使用している。
・絵画における油絵具は、完成までの乾燥に時間がかかること、画材の主流としては時代遅れではないかということ(発注(着想)と完成のサイクルのズレ、リアリティの問題)が考えられる。
・一方アクリル絵具は、油絵具の代用品、乾燥する前には水彩絵具の効果も期待できる、ホビーの工芸品などへの応用が利く、という点があげられ、教室ではアクリル絵の具を使用している。