子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

生徒募集!毎週火曜日、土曜日11:30〜14:30〜

授業_形式 物語絵

◆内容 白鳥の湖、はじめての北欧神話(2、5年生)

◆道具 筆記用具(鉛筆、消しゴム)、クロッキー帳(マルマン)、スケッチブック(マルマン)、折紙(ダイソー)、ハサミ(各自)、マーカー(COPIC sketch、ほか)、色鉛筆(STAEDTLER)、カンヴァス(F6号)、アクリル絵の具(リキテックスチタニウムホワイト、マースブラック、アクラレッド、アリザリンクリムソンヒュー/パーマネント、カドミウムレッドミディアムヒュー、イエローミディアムアゾ、プライマリーイエロー、カドミウムイエローディープヒュー、コバルトブルー、コバルトブルーヒュー、ライトグリーン/パーマネント、フタロシアニンググリーン))、丸筆平筆(アクリル用)、ペインティングナイフ(あるもの)、ペーパーパレット(あるもの)

◆科学 音と絵、聞く

◇参考図書

・『2015イタリアボローニャ国際絵本原画展』松岡希代子 高木佳子 編集 日本国際児童図書評議会JBBY) 2015年7月発行
・『おりがみ 紙ひこうき』小林一夫 監修 大創出版 2011年2月刊行再編集
・『ヨーロッパの伝統色 色の小辞典』福田邦夫 著 読売新聞社 1997年8月第5刷
・『日本の伝統色』日本色彩研究所 編 福田邦夫 著 読売新聞社 1996年5月第12刷
・『白鳥の湖ピョートル・チャイコフスキー 原作 リスベート・ツヴェルガー 再話と絵 池田香代子 訳 CD(オーボエ 渡辺克也 ハープ Maria Smirnova 翻訳 池田香代子 朗読 青木菜な) ノルドズッド・ジャパン 2003年7月初版発行
・『SS(スモールエス)イラストメイキングブック S illust making S book コピックvol.01』りーりん うぐいす ばびりぃ 昭野スズカ 香琳 ななみりお 著 復刊ドットコム 2015年5月第1刷発行

◇分かったこと 気づき

・ホワイトボードに、今日やることと、自分がやりたいことを書きました。
・「玉子色」は「雌黄」で、家で食べている卵の色でした。
・CDの音楽が始まると、タクトを振る真似をしたり、歌を歌ってくれました。
・ポーズもついてきました。
・16カーリン・エークルンド「なかよくなれるかな」を見ると、この前の紙芝居は絵本でもよかったですね。
・小さな自画像を描き始めました。
・CDの影響か、ピンクの衣装の女の子を描きます。
・体のバランスを人形や人体をつかって見ます。
・両腕をのばすと、大腿骨の真ん中に指の先がきます。

❖基本学習

2年生

・テーブルを移動して授業をしています。
・外に出ると、お店屋さんや公園があって、いろいろなことを聞いたり見たりします。
・中古車やさんではどれが好き?ボックスカーが好き。色は?黒がいい。
・公園では近所の保育園の園児たちが運動会をしています。
・遊びたいらしい。

・教室のホワイトボードに、今日やることを書き出します。
① カード
② 色の勉強
③ 折紙
④ 課題

・ホワイトボードに、今日自分がやりたいことを書いています。④くわがたをつくる。
・課題は、北欧神話の馬の絵も進めたいのですが、CDつきの絵本『白鳥の湖』を聞こうと思います。

・カードは、前回の絵本原画展へ行った時のおさらい『2015イタリアボローニャ国際絵本原画展』をみていきます。
・列車の剣の絵がよかったというので見ていきます。
・21マウゴジャタ・グロフスカの列車の中の剣を指します。
・虫眼鏡でも見ます。
・つぎは折紙。
・『おりがみ 紙ひこうき』から「スターウイング」という難しい飛行機をつくりました。
・長四角からはじまります。
・「なに色がいい?」「金」。
・長四角にするためにハサミで切ります。
・ふたつ折りから三角に斜斜めにしてイカのような形にし、折り合わせて腹にあたる部分を引き出して出来上がり。
・飛ばしてみると前方が重たい。

・色彩は、折紙の金色を『日本の伝統色』から探します。
・「黄蘗色」ににてないか?
・「雄黄」、「雌黄」、「玉子色」ではどれが玉子色か?
・「雌黄」と、家で食べている卵の色を言います。
・『ヨーロッパの伝統色』では?「レモン・イエローが似てるよ」「ううん バナナ」

5年生

・車で移動をします。

・絵本原画展の資料の図録をだして、先々週の展覧会の絵のおさらいです。
・好きな絵に付箋でチェック。
・オレンジ付箋
45マルコ・マリナンジェリ「善良なライオン」(E.ヘミングウェイ
61オルガ・ローザ「彼女」フラスコで叫ぶ少女とモーラ のような絵
67たけうちちひろ「どこ?」ロボットの切り紙
72渡邉智子「どこ?どこ?」

・黄色い付箋
69U-SUKE(ゆうすけ)「くろとん」
72渡邉智子「どこ?どこ?」

・16カーリン・エークルンド「なかよくなれるかな」はこの前まで作っていた紙芝居の絵ににていると言っていた絵ですね。
・紙芝居でなくて絵本でもよかったし、この絵のようにもうひと工夫あったら、作家になれるかも知れないね!
・すると、いまでは画風を変化させたとのことです。流行があるんですね。

❖今日の課題

2年生

・課題の絵本を読みます。
・「前に白鳥を描いたね。今日も白鳥のお話です。聞いといてください。
・高学年向きかもしれないが、感じるところがあればいいので、様子を見ながら進めました。
・『白鳥の湖』を、照明を落として聞いていきます。
・音楽が始まると、タクトを振る真似をしたり、歌を歌ってくれました。
・「わたしゃ森のおんがくか」と「森の音楽家」を三番まで歌って、「いかあがです」と騎士のようなポーズをとってくれます。
・長いのでだんだん飽きて、でも最後まで聞いてくれました。
・聴き終わって、以前の白鳥の絵をだして、「これはほんとに上手だったね。今日の白鳥はどうかな」

・前に下塗りした黄色い6号カンヴァスに、オージンの馬の絵を進めます。
・カンヴァスをだして、絵の具とパレットナイフと筆と水とタオルを用意します。
・色は、茶色、紫、青、黄色、白、黒。
・パレットの色を混ぜて、黄色の画面に大きなペインティング・ナイフで塗っていきます。
・絵具をまぜ、カンヴァスに塗って、ナイフで掬って伸ばして、色をまぜてを繰り返します。
・ザザーっと絵具を掬っていくと、下地が見えて、黄色と濃鼠の鋭いタッチで、亀の甲羅のような岩山?ができてきました。
・「これは馬にするよりは、山にして、つぎに上から馬の絵を描きましょう。」
・馬の色は、白か、茶色か、黒か、こげ茶か、灰色か。たしか灰色でしたね。
・馬の色によって背景の色を考えます。

・帰りに少し近所の公園で遊びました。
・友達できそうだね、珍しい遊具はあったかな?

5年生

・今日の課題は、『白鳥の湖』です。
・部屋をやや暗くして、最初は笑いかけたりしますが、聞いてくれます。
・絵本の表紙の手が白鳥だというので、目を薄めてご覧、衣装や全体が白鳥になっているよ。ほんとだ。
・照れたり、あそんだりしながらも、きいてくれました。
・聞きながら手元で何か描けるように、クロッキーとスケッチブックを用意しました。
オーボエとハープの有名なメロディーを覚えてもらいます。
・バレエというよりオリジナルダンスの披露です。
チャイコフスキーの弟が悲劇にしたらしいのですが、ほんとうはハッピーエンドでだから描いたとあとがきにあります。
・「絵と再話のリスベート・ツヴェルガーは、若い時に先生から、絵が古臭いので直したほうがいいと言われました。でもボーイフレンドからはそのままでいいと言われました。それでそのままにしたら有名な作家になったそうです」というエピソードを話します。

・聴き終えて、鉛筆、色鉛筆、コピックの三点セットを出しました。
・白鳥でもフレイアでも女の子でもいいから自由に描いてみよう。

・『SS(スモールエス)イラストメイキングブック S illust making S book コピックvol.01』をみて、昭野スズカがお気に入りです。
・真似をして、髪型をアレンジしました。
・卓上鏡で、小さな自画像を描き始めました。
・しっかりした線です。コピックで塗ると黒くなりますね。
・二回目には2Hの薄い鉛筆で描くことを勧めます。
・強く描くので線の跡が残りますが、色のぬれる人物になりました。
・黒白だけにしても、ちゃんとかけるとSNSのアイコンになりますね。

北欧神話のフレイ、イズンのイメージを温めます。
・ときどき見せてくれて、目の描き方がかわったね。
・先生も影響をうけた漫画家さんは、最初はキラキラひとつで、みんな真似して、そのうち二つになって、みんな真似してという経験があります。
・きらきらは4つだそうです。それじゃあギラギラ。
コピックでピンク色のグラデーションを作っています。
・白鳥の女王のバラ色のドレスかな。
・ピンクの衣装の女の子の身体を描きます。
・体のバランスを人形や人体をつかって見ます。
・両腕をのばすと、膝と太ももの付け根の真ん中に指の先がきます。
・目は別の細いペン(0.5、0.7、1.0)で目入れました。いいですね!

❖today note

We listened to the picture book's CD.
Title was Swan Lake of Pyotr Ilyich Tchaikovsky.
They danced to music on CD.