子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

子ども美術教室 毎週火曜日、土曜日11:30〜、大人美術教室 木、金曜日

授業_形式 野外授業

◆内容 「出かけよう!野外授業」田能遺跡、農業公園でスケッチ(4年生)

◆道具
・基本道具:筆記用具(鉛筆、消しゴム)、スケッチブック・クロッキー帳(マルマン)、水彩絵具セット(各自)、マーカー(COPIC sketch、ほか)、色鉛筆(あるもの)、定規(三角、30㎝、50㎝、75㎝、雲形、分度器)、スピログラフ/DesignRuler(あるもの)、サラサクリップ0.5(ゼブラ)、折紙(トーヨー、ダイソー)、両面テープ(あるもの)、50COLORS 50色色画用紙(オキナ株式会社)、デコトップス(ぼりゅうむわんプロダクツ)
・課題:クロッキー帳(マルマン)、筆記用具(持参)

◆科学 理科、美術(空気と水の性質、季節と生物)

◇参考図書、URL

・田能資料館
http://www.hyogo-c.ed.jp/~museum-ac/001-040/039.html

◇分かったこと 気づき

・竹で作った簡素な「水鉄砲」は大人気でした。
・「弥生時代はいまから2000年前だよ」「ぼく9歳だから、1991年前かあ」「どんな計算かしら?」
・時代と出来事の区別はだんだんできて来るんでしょうか。
・高床式倉庫の「ネズミ返し」では、ネズミはイモリとかヤモリのように中にはいれると考えています。
・ヤモリの足にあるのは吸盤ではなく「弱い力」だというページがありますが。
・資料館へ入ると、学芸員さんらしき人に会いました。
・資料館に来て、色々なことが分かりました。
・菖蒲を横から鑑賞し、花を描きました。絵の中に輪ゴムのティガ―を入れていました。
・今の子風ではある。
・日付は「2018年」からなかなか譲りません。
キリスト教の美術が出てきたのは確かに「その後」のような気もするし。そのうち気がつくでしょう。

❖基本学習

4年生

・雑談しながら公園に向かいます。
・良いお天気です。
・いつもより公園遊びの時間を長くとりました。
・遊び道具に竹や葦の玩具を用意しました。
・以前教室で作った葦の「サンポーニャ」(アンデス地方)(パンパイプ、パンフルート))風楽器、葦笛、小学校の用務員さんがずいぶん以前に作ってくれた「水鉄砲」。
・水鉄砲をやりたくて駆け出していきます。
・説明もそこそこ「わかった わかった」と、靴と靴下を脱いで人工池に入り、ドドド―っと走って水をすくって「ピュー」。
・どんどん源流へ昇って遊んでいます。
・男の子がそれを見つけて、「やらせて!やりたい!かしてかして」。
・交代で水を入れて「ピュー」
・水量が少ないのですが、楽しいと。
・数秒の動画を撮ります。
・しばらく男の子と一緒に遊びます。
・ざぶざぶぬれるのもヘッチャラで、遊んでいます。
・びしょびしょになって着替えます。「着替えがあってよかったね」
・グランドでは、4、5、6年生がボール遊びしています。
・埃っぽいので、人工池でボール遊びをします。
・「このボール、水大丈夫なん?」
・皮製品なのか聞いているのでしょう。小さいのにしっかりとした質問。
・勢いよく投げても、ストンと落ちます。
・「手を丸くする、ボールを引いて全身で投げる」などなど。
・「水鉄砲の威力とボールとではどちらが強いか試してみよう」作戦のごとく指示を出します。
・投げても速度が違って間に合わずに、赤いスヌーピーのドッチボールがポトンと落ちたところへ、水鉄砲の水がピュっと放たれました。「つまらんね」
・ゲームとしても一瞬のコンピュータゲームであって現実的じゃないな。
・お昼の12時を回ったので、さようならします。
・写真の練習の続きは、ヤマモモの実ともう一枚撮りました。
ポケモンをして離れます。
・「持ち物がいっぱいなんだけど、これ捨てていいですか」「薬ね。試合してないからすてていいよ」
・小道に沿う用水には大きな黄色い鯉が泳いでいます。
・「ちょっと追いかけてみよう」
・「せんせー、逆戻りしてるじゃないですか」

・教室にはいって手洗いとうがいです。
・「今日は先にお弁当を食べましょう」ランチタイムです。
・そのあと、磁石の玩具、「デコトップス」で少し遊びます。
・「ちょうちょを作りたいんですが、部品がないんですよー」「そのうちね」
・かっこいい馬のような形を作っています。
・どんな長方形でも、人に見立てたり、なにかの意味があるようです。
・模様に気を奪われることなく、形をみています。
・パソコンで、学校で水泳が始まったらしく平泳ぎの動画を見ていました。

❖今日の課題

4年生

・次は課題の野外授業2。
・車で出発です。
スマホのナビをだすと道路がわかって頼もしい。
・落語は『親子できこう 子ども落語集』 「転失気」を全部ききました。
・「意味がわかったかな?」「わかったよ」

・「尼崎田能資料館」に到着です。
・賑やかに人がいます。
・まずは外の展示を見ていきます。
・お墓のおおさにビックリ。
・「弥生時代はいまから2000年前だよ」「ぼく9歳だから、1991年前かあ」「どんな計算かしら?」
・「出来事じゃなくて、時代だよ」
・外の「円形平地住宅」の中に入って「地面を掘り下げずに、床の周りに土を盛ります」と資料にはあります。
・建物のの真ん中に石が集まって、囲炉裏のようでした。
・川にみたてた流れ沿いを進むと「方形竪穴住居」があります。
・そっちが古いそうで、室温は25°をさし、ひんやりして涼しいです。
・入り口の玄関の状態が気になったようで、食品を保冷する銀色のシートが巻いてあったから?
・次は高床式倉庫の米の保存庫です。
・「ネズミ返し」がやはり話題になります。
・説明すると「いや、きっと入れるよ」と。
・イモリとかヤモリのようにネズミに吸盤があって動くと想像したのかな。
・ヤモリの足にあるのは吸盤ではなく「弱い力」だというページがありますが、いかに。
・ボタンを押して展示の説明を聞きます。
・移動します。

・資料館へ入ると、ラッキーなことに説明をしてくださる学芸員さんらしき人に会いました。
・「これが子どものお墓です。これが成人男性の棺。こちらが女のひとです」
・「この凹凸は本物の骨なんですか」「そうです。周辺をはがして持ってきました」
・「土気色した骨が出てきたんですね」
・小さい瓶の棺が多いのは、乳幼児の死亡率が高かったからだと。
・生徒さんに質問を促すと「病院はありましたか」「病院はなかったですね」。
・だんだん展示の周りに目が行くようになりました。

・食について。
・土器の破片、大きな瓶には人が亡くなったときにも入れられる棺としてもある。
・矢じりとか、包丁とか。
・包丁は今のと違って稲からもみを脱穀する時に使う。
・矢の先端いは鉄と石製。
・田んぼ用に、クワ、狭ぐわ、広ぐわ、又ぐわ、スキなど。
・フォークのような形を見ると、つい漁で魚を刺していたと思えるらしい。
・しかし田んぼを耕す道具である。
・火おこしもある。
・煮炊きする煤のついた壺。
・ゴミ捨て場の骨には、イノシシ、鹿、犬などもでてきている。
・米もあるのでいろいろと煮ていた。
・小さい壺から大きいものまであり、小さい壺はタコツボで紐でつなげて、イイダコ漁をしていた。
弥生人がタコをたべている様子を想像します。
・生徒さんの質問を、学芸員さんはうまく受け取ってくださいました。

・衣について。
・麻から糸を起こし、簡素な機織りがあって布にしています。
・いまでも作るとなると手間がかかりそうです。
・パンフレットを見ると、吉野ヶ里遺跡で指導者は絹織物にアカネでそめられた衣装をきていたとあります。

・住について。
・まずは、深緑の石でできたネックレスの飾り物をつけてまさにこの下に埋まっていた、権力者の貴人の発見された位置から。
・ブレスレットも見つかっています。
・普通の人には貝とか骨が多いらしい。
・宝石のような石は遠方との交流の証だそうです。
・近くのある遺跡では、戦場の姿のまま葬られているものもあると。
・集落が集落を襲う争いが起こり始めていた。小さいものや弱いものがのみこまれ、それが進んで大和朝廷にまで向かった。
・「豪族の始まりのようなもの」ということでした。
・家を葺くにはみんなの協力も必要で、連携していたんだ。
・土器を焼いて、穀物をつくり倉庫に保存し、調理をして、衣類もあり、宝飾品もあった。

・「イベントがあるから 来てくださいね」
・資料館に来て、色々なことが分かりました。
・お礼をいって資料館をでます。

・次は近所の「農業公園」に行きます。
スマホの案内を頼りに移動です。
・バラ園での思い出の話を聞かせてくれました。
・バラ園を抜けて、細い脇道をでて梅林にでます。
・ベンチにすわって虫よけ対策をします。
・輪ゴムに匂いがついて虫が嫌がるというもの。

・移動します。
・いよいよ写真を撮ろうかと説明すると、「知ってる」と。
・「スイッチやズームだよ」などあるよ。
・確かにすでにスマホですんじゃう感があります。
スマホだとズームも連写も簡単、デジカメだといちいちとシャッターをきるかんじがある。
・渡すとだんだん慣れて、試しつつ、しかし手が画面に入って、地面を撮っている。
・関心のあるものを撮っているんだか、失敗してるんだかね。
・竹林、落ちて来る梅が気になっているらしい。
 
・そして菖蒲のスケッチです。
・「雨が降らないから菖蒲も耐えているのかな」
・いい場所でカメラを構えている人物にあゆみよって話しかけようとしている。
・「集中している感じだから、こっちで みようよ」
・一番いいアングルであることに違いはない。
・板の橋はなかなか動きづらいのか、疲れてきたのか。
・「もうそこで座っちゃいなさい」。
・どっかと直坐りして、菖蒲を横から鑑賞しました。
・「クロッキー帳に描いてごらん」
・花の中心をかいて、飽きています。
・もう少しというと、橋をささえる木材の上の梅をかいています。
・「これじゃ意味が分からんでしょう。橋もかこう。こうやって板を渡してあるでしょう」
・つぎに剣のような葉をかいていきます。
・葉先がまるいので指摘すると、気がつきます。
・「つぼみもいれようよ」つぼみを書き入れます。
・最後は「これなーんだ」と聞いてきます。
・虫よけの輪ゴムは、くまのプーさんのシリーズでした。
・輪ゴムの形になっている、くまのプーさんの仲間ティガ―を描き入れています。
・「ティガ―を菖蒲の中に登場させるのかね」
・今の子風ではあるな。
・「じゃあ日付いれようか」「2018年6/17」
・「なんで?2017年だよ」
・「2018年だよ」
・「なんで」
・「2017年だったら、ぼく3年生だよ」
・「それは2017年3月までだよ。4月から4年生になったんだよ」
・「ちがうよ」
キリスト教美術が出てきたのは確かに「その後」のような気もするし。だんだんいいかとなってきます。
・てなかんじで一年前倒しになったのであった。そのうち気づくでしょう。
・「さあ帰ろうか」
・「ぼくこっちから」
・反対に歩いて、一周まわって「やあ」というと、ゲタゲタ笑っている。
・「こんどこそ帰ろう」「トイレ側から来たよ」「じゃあ違う道から帰ろう」「じゃああとで」
・花をみたり、水を飲んだり、のんきなプーさんみたいになっていますね。

・帰りの自動車では、落語「そば清」「死神」から「死神」を選びました。
・公園でひろった大粒の梅の実を大事にしていました。

❖today note

We went to the remain of museum.
The Yayoi period in Japanese.
There were some houses of early date.
High floor warehouse had the return board.
They guarded rice from the rats.
He said, "The rats can go."
"The rats have a sucker?"