子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_形式 紙芝居

◆内容 紙芝居_14、オカリナ_5回目(2、5年生)
◆道具 筆記用具、クロッキー帳(マルマン)、画用紙(ダイソー)、折紙(ダイソー、他)、紙コップ(あるもの)、筆(アクリル用丸筆、平筆)、おはじき(あるもの)、オカリナのキット(美濃粘土)、水彩絵具(さくら)、アクリル絵の具(チタニウムホワイト、コバルトブルーヒュー、イエローミディアムアゾ、プライマリーイエロー、カドミウムイエローディープヒュー)、スティックのり(あるもの)
◆科学 絵のなかのスピードや時間

◇参考図書

・『くもんの名画カード 海外編1』木村重信 監修・選・文 くもん出版 2002年12月初版第5刷発行
・『すてきな おうち』マーガレット・ワイズ・ブラウン さく J.P.ミラー え 野中柊 やく フレーベル社 2006年1月初版第1刷発行(1950年刊行の復刊)
・『せかいはいったい だれのもの?』トム・ポウ ぶん ロバート・イングペン え 小川仁央 やく 評論社 2000年12月初版発行
・『ヨーロッパの伝統色』福田邦夫 著 読売新聞社 1997年8月第5刷
・『はじめての北欧神話』菱木晃子 文 ナカムラジン 絵 徳間書店 2014年3月初版発行
・『学研の図鑑 動物』編集責任者 金井康彦 学習研究社 昭和58年8月第61刷発行

◇分かったこと 気づき

・自分で折紙の色と本の色を比べて「似ている」「違う」と、参考図書を辞典として使ってくれました。
ターナー「雨・蒸気・速力」の絵は、スピード感が感じられず止まっているようだとの感想を持ったようです。
・動画になれた子ども達には、絵は止まっているように見えるのかもしれませんが、一枚の絵の中に動きを見るのは、見る者の力でもあります。いつか本物の絵をじっくりと見てみましょう。
・混色が上手になっています。

❖基本学習

2年生

・カードは『くもんの名画カード 海外編1』です。
・1から18までを復習しました。
・1-18のダヴィッド「ナポレオンの戴冠」は衣装のチラシを見せて確認しましたが絵が複雑でよくわからないそうです。

・授業を終えて、後半のお友達と『名画カード』のカルタをしました。
・読み手になってヒントを言ってくれます。
・1-2「おばあちゃんの持っているパズルにある絵」「わからへん」
・1-3「最後の審判」「覚えたね!」 
・1-7ブリューゲル「広場(子どもたちのあそび)」 
・1-8アルチンボルト「野菜(野菜の鉢 菜園の庭師)」
・1-14ロイスダール「回るものがある絵(ヴェイクの風車)」
・1-18ダヴィッド「ナポレオン(ナポレオンの戴冠)」などなど、理解が進んでいます。

・カード二つ目は「あいうえお順で始まる絵本シリーズ」の続きで「せ」から始まる絵本。
・『せかいはいったい だれのもの?』をよみました。

ママ、せかいって なに? せかいって だれの もの?
とうみんから さめた クマのこが ママ ぽんぽんの 下から かおを のぞかせ ききました。

と始まります。
・大きな文字は、子どもの質問。子どものところは僕が読むと全部読んでくれました。
・編者の考えが子どもに伝わった感じです。
・イラストは、平原と動物たちやクジラや森、人間を描いて、的確なスケッチと色はクリアで透明感があって鮮やです。

パパ、せかいは パパや ぼく、にんげんの ためにも あるの?
もちろん そうだよ、ぼうや。
せかいは にんげんたちの ものでもある。
どこの くにの ひとの ものでもあるんだ。せかいは、木や 草、どうぶつや にんげん、
いきとし いける みんなの ものなんだ!
そして パパの せかいは ここ、いつも いつも ぼうやの そばだよ!
せかいは いったい だれの もの?
いきとし いける みんなの もの!

と締めくくられています。
・こんなふうな絵本を毎晩読んでもらえたなら、さぞ優しい子どもになるのでしょう。そんなふうに思える絵本でした。

・次は折紙です。
・「二折」から「ちょうちょ」を折りました。
・先週からピンクがすきで、色名を探しました。
・ピンクにはないのでレッドから。「ポムグラニット」が似ています。
・自分で色を比べて「似ている」「違う」と本を辞典として使ってくれました。
・蝶の翅を開くところが難しかったですね。
・二つ目は空色の「飛行機」。 
・辞典では空色はブルーの「ポムパドゥール」に似ていました。

5年生

・カードは『くもんの名画カード 海外編1』をしました。
・飽きてきていますが、これが始まりで、一人の絵描きさんは沢山の絵を描いています。まずはついて来てください。
・1-19ドラクロワ民衆を導く自由の女神」は右手に旗、左手に銃を持っています。
・1-20ターナー「雨・蒸気・速力」はこの絵の解説にあるようなスピード感は感じられないといいます。
・「絵が止まっているようだ」「これは汽車だしね」
・動画になれた子ども達には、止まっているように見えるのかもしれない。

・1-21カンスタブル「乾草車」

絵のあちこちに、パレット・ナイフで細かく白い色がちりばめられていて、夏の真昼の明るいようすがよくあらわれています。

とあります。絵の具の白で、明るい光を表したんだね。
・1-22コロー「モルトフォンテーヌの回想」
・木は左になびいています。風はどっちから吹いていますか?右から。
・コローの絵にも写真が使われるようになりました。
・1-23ビンガム「ミズーリ川を下る毛皮商人」。
・このクマは「ミズーリ州を象徴するクマ」だそうです。
・カード2は『せかいはいったい だれのもの?』を読みます。

・魚の顔たちは「人面魚」のようでそこがおかしい。
・高学年にもなると、単純な世界よりも、世界の不思議や個性に興味があるのかもしれない。
・カバの親子はどっちが母さんかな。カバの子育てについて。

❖今日の課題

2年生

・『はじめての北欧神話』を読もうとしたら「先生あれ出して」と糸電話を要求します。
・笑ってしまってお話は半分にして、絵を描きました。
・雌牛を描きます。
・『学研の図鑑 動物』から、「うしのなかま」「ホルスタイン」を参考にします。
・絵のタッチは『すてきな おうち』の雰囲気を真似して、牛の首はあげて、下絵を描きます。
・神話ではユミルは雌牛の乳を飲んで、ますます大きくなる、とあります。
・だから牛の乳が出る「ホルスタイン」を参考にします。
・「牡牛がいい?バイソンみたいになってるよ。バイソンキングバギーがいいの?」
・雑談を交えて、一緒に描いていきます。
・「しっぽは長いよ」「途中で丸くなるね」
・「後ろ足がのぼってきて、もとの足の位置にもどっちゃった。細い牛」
・「背中、お腹を膨らませ、お乳、頭をかくと、前脚をかいてくれて、みじかいね」
・だんだん雌牛らしくなってきました。
・水彩絵具を出して、宇宙のガスや塵を含んだような色合いの、赤や緑や紫などを塗っていきました。
・牛には白を塗って、模様の黒には紺色もまぜて、顔は目があるから無理と、塗っては水を含んだティッシュで拭き取ります。
・目の周りを任せると、なかなかです。
・最後には爪。爪がないと歩のが大変よ。
・「世界のはじまり」は、巨人ユミルと雌牛が生まれたところを描きました。

・最後はおはじきと『名画カード』のカルタをしました。

5年生

・課題を進めます。

・紙芝居のお友達は、文を再確認して、絵と文を切り離すと途中でわからなくなるのでつなげて進めます。
・表の絵をコピーした用紙を、裏に貼っていきます。
・紙芝居の本体は完成です。
・次にフレームのデザインをします。
・猫の肉球をモチーフにしてデザインしています。
・枠の上部に付ける「看板」は枠の15センチの隙間に差込をはめ込むんだよとサイズの説明をします。
・看板のデザインも肉球の絵。
・完成は次回ですね。


・一方「オカリナ」のお友達は、イルカに色は備え付けの絵の具で色を塗ります。
・塗る場所間違えて、水で消して乾かします。
・かわかす間に、塗り絵『花もよう』のコピーを選んで、塗りました。
・「オカリナ」が乾いたので、アクリル絵の具で色を作って塗っていきます。
・混色が上手になっています。
・それを「イルカ」にぬります。
・筆先の使い方などに注意して、丁寧にぬってくれました。
・口元などの白い線はまた来週。

❖today note

He understands the way to use the dictionary.
Gradually the world become the segment.

They like to the painting than the creation.
Why?