子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

子ども美術教室 毎週土曜日10:30〜・15:00〜、大人美術教室 水木曜日

授業_形式 太陽電池、夏休みの思い出 絵画

◆内容 太陽電池、夏休みの思い出 絵画(5年生)

◆道具
・基本道具:筆記用具(鉛筆、消しゴム)、スケッチブック・クロッキー帳(マルマン)、水彩絵具セット(各自)、マーカー(COPIC sketch、ほか)、色鉛筆(あるもの)、定規(三角、30㎝、50㎝、75㎝、雲形、分度器)、スピログラフ/DesignRuler(あるもの)、サラサクリップ0.5(ゼブラ)、折紙(トーヨー、ダイソー)、両面テープ(あるもの)、50COLORS 50色色画用紙(オキナ株式会社)、デコトップス(ぼりゅうむわんプロダクツ)、LaQ(ヨシリツ株式会社)
・課題:「キットボックス 実験図鑑 ソーラーパネルプレーン・太陽パワー実験」、四つ切画用紙

◆科学 理科、美術(電気、物と重さ、大きさと比較、遠近)

◇参考図書、URL

・『実験図鑑 ソーラープレーン・太陽パワー実験』総監修 有馬朗人 学習研究社 2008年7月第二刷発行

◇分かったこと 気づき

・ソーラーボートでの気づき。
・幾つかの発泡スチロールがあるので、一番使いたい形は何かと聞きました。
・糸鋸は初めて使いました。
・スチロール同士の接着剤を調べました。
・ボートの本体は加工しやすい大きな発泡スチロールを使いました。
・形は流線形を追求しましたが、時間の制約と技術力で直線にしました。
・先が見えて想像がはたらきだすと楽しくなってきました。
・ソーラーボート裏面に、指さしスチロールを接着して、沈まない工夫をしました。
・ボートが大きいので太陽電池とプロペラは2つくらい必要かもしれません。

・絵画での気づき。
・空の色は画面下方の遠方は薄い空色にしました。
・怪獣ガサキングの角の色は、白、黒、グレーで銀色を表現しました。
・ガサピンの足もとの小さな家はガサピンにこわされそうだけど、壊されない。
・ガサキングの立ち位置を確認するために動画を見ました。
・シャッターをちゃんと認識して、観察ができています。
・最後にガサキングとガサピンの黒と赤の力強い目を描きました。

・休憩で元気になりました。
・その後、インタビューで自分なりの工夫やお気に入り、エピソードを話してくれました。

◇備考

太陽電池は、キットをつかって取り組みます。
・くらしの中の資源を大切にする「もったいない」と、気象の温暖化問題と、太陽電池とは、切り離して進めていく予定です。
・このブログは、生徒さんが学んだことを後で振り返ることが出来るように、記しています。
・このブログは、「興味はあるが参加できない方」にも届くように、記しています。
・このブログは、美術を通して個別から普遍性を獲得できるように、記しています。

❖基本学習

5年生

お迎えです。
・「おはようございます!」
・教室へ直行します。

・手洗いとうがい。
・本日の授業の順番の確認。
・①のカードは無し。
・②の色彩は、「最近「かき氷」で色彩やってるね」「そうだったの?」
・③運筆・形態は、ボートの形。
・④課題は、絵画「夏休みの思い出」とソーラーボート。
・ではさっそくソーラーボートから。

❖今日の課題

5年生

・④課題絵画「夏休みの思い出」は「ガサキングとガサピン」とソーラーボート。
・両方を交代で進めよう。

・さっそくソーラーボートから。
・眼の前に幾つかの種類の発泡スチロールがある。
・白い厚手のものには事前に金色のラッカースプレーで着色すみ。
・面積が広い、有機溶剤で変形するかもしれない理由から。
・「むりに金色にする必要はないけどね」
・一番使いたいスチロールを聞きます。
・「黄緑色のスチロール」
・「じゃあこれで考えよう。どこに使うかな」
・「ボートの運転席に使えそうだね」
・フロントの傾斜角度を分度器で測って、線を引きます。
・糸鋸の使い方を説明して、斜めにカットしてもらいます。
・ボート本体はどうするか。
・「雲形定規をつかって曲線をだそう」
・「クワガタ定規だね」
・「雲形定規」
・雲形定規で輪郭を描き、反転させて楕円に近い型をとり、流線形のボートに見立てます。
・これを初めての糸鋸を使う生徒さんに切れるのか。
・前日カットしたものでさえボロボロになっている。
・スチロールの接着剤には何を使うか。
・セメダインとあるが、百均のボンドでいいのか。
・合うボンドの種類をしらべます。
・「このボンド いえにあるよ」
・「すごく高価なボンドだね。これは特殊なものだとおもうよ」
・「この黄色い入れ物のボンドはいけそうだね」
・ためすと、くっつきがいい。
・そしてボートの本体。
・分厚いスチロール材は二枚入っていて、加工がしやすい半分の厚みだった。
・その平たい発泡スチロールを眺めた結果、矢印のボートにすることにしました。
・複雑な形を急いで糸鋸で切ったところで、雑な切り口になるだけだ。
・カッターナイフの先を新しくして、慎重に直線ならばきれいにカットできるかもしれない。
・「想像がはたらくと楽しくなってくるね」
・ボート本体を矢印状にして、その上に運転台をつけて、ボンドで接着しよう。
・風呂に水を張って浮かべてみます。
・浮きますが、重みでボート本体が半分水につかります。
・但し書きでは、水につけてはいけないとある。
・時間をおきます。
・運転席のフロントやボートの側面の窓には青色。
・白いスチロールの本体側面にも青色。

・かわくまでガサキングの絵画に色塗り。
・怪獣の体は茶色、黒、白。
・空には青と白。
・「空色にはセルリアンブルーがあるよ」
・空を上方だけを塗っている。
・「これじゃあ幼い。空の色はずっとつづいて、直近は真上の青、遠くの下方は薄い水色。空気が間に入よ」
・次に怪獣ガサキング。
・角の色を塗ろう。
・「黒くなっちゃった」
・「あとで白をいれて、銀色っぽく見せるよ」

・休憩を挟みます。
・「さあ かき氷だよ。深いお皿から白い皿に氷を移そう」
・「赤い風船だよ」
・「じゃ僕は青と緑で風船を割る矢だ」

・再び作業にもどります。
・怪獣「ガサキング」は、黄土色+茶+黒+濃い焦げ茶。
・高い建物は太い平筆でざっと塗る。

・そしてボート。
・「ボートの重み対策に、雲形定規型に切った発泡スチロールを貼ろうか」
・「指さしの手みたいだ。こっちが進行方向だよ、って」

・そこでご飯休憩。
・一息入れて元気になった。

・絵の続き。
・ガサキングの輪郭、塗り残しのところを丁寧に。
・ピンクのガサピンに重ね塗りをして色の厚みを出す。
・「目とユーフォーと小さな家をしっかりと塗ってね」
・「自宅みたいだね」
・「ガサピンにこわされそうだけど、壊されないんだ」
・「そもそもガサキングはどういう立ち位置なのか。地域のキャラクターなら味方だよね」
・もう一度ユーチューブを繰り返し見てみます。
・ガサキングが「通天閣」らしき塔を破壊して、だけど謎の少女が意思疎通をはかっている。
・つぎの動画は「壊しているね。猛烈な勢いでつぶしにかかっている。かけられているってことか」
・「ほんとに シャッターだらけだよ」
・すごく観察力のある小学生だね。
・次にソーラーボート裏面に、指さしスチロールを接着して、風呂場でためします。
・ぴったしすれすれで沈まず静止しました。
・「良かったね!工夫した通りになったよ」
・「うん」
・「次はコイルにしたビニール線を竹串から外して、太陽電池とプロペラにつけよう」
・ビニール線を太陽電池とプロペラに繋ぎました。
・そして太陽電池とプロペラをボートに設置しました。
・「プロペラの向きはテキスト通り。きっと多分正しいだろう」
・ポールの差し込みが浅いので、キリであなをあけて差し込みます。
・表に出て日光に当てるとみごと回転しました。
・「ボートが大きいので、実際このプロペラで前進するかなどうか分かりません。二つくらい必要かもね」
・その後、絵画も完成させます。
・屋根をかいて、ユーフォーの黄緑色のデリケートな光が面白い。
・このUFOの宇宙人は怪獣を動かしているのではない。
・「怪獣たちをみて宇宙人は「この怪獣たちは何してんだ?」と眺めているんだ」そうだ。
・色は無くていい。
・空にはもくもくと雲がある。
・最後にガサキングとガサピンの目を描き入れます。
・黒と赤の力強い目。
・完成です。「カッコいいのができましたね!」

・その後、インタビューしました。
・自分なりの工夫やお気に入り、エピソードを話してくれました。

・最後に1970年代の「The Play」という美術グループのボートを見ました。
・ボートのデザインを画像検索したら、ほかに魚類や鮫のようなもの、いろいろあって、見飽きません。
・そして「指さし」はダヴィンチ「ヨハネの洗礼」からヒントをもらったというよりは、できた後に思い出しました。
・後かたつけをきちんとしてくれて、本当によく頑張りました。

・車内で、自動運転車とクラシックカーの話をしました。

❖today note

The continuance of a handcraft and a picture.

The design of a solar boat was decided our time limit and skill.

We chose an arrow of a only straight line.

It was pointed to the accidental beauty.

And a picture of summer memory.

The monster Gasaking and Gasapin appeared in Sanwa shopping arcade.

They were good friends.

Tracing aliens (in UFO) watched them.

The disk light was suspect.

Good jobs!