子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_形式 紙芝居

◆内容 紙芝居_12、オカリナ_3回目(2、5年生)
◆道具 筆記用具、クロッキー帳(マルマン)、画用紙(ダイソー)、木製人体模型(あるもの)、折紙(ダイソー、他)、紙コップ(あるもの)、水彩色鉛筆(STAEDTLER KARAT)、筆(持参)、おはじき(あるもの)、オカリナのキット(美濃粘土)、アクリル絵の具(チタニウムホワイト、コバルトブルーヒュー)、ハサミ(あるもの)、厚紙(ダイソー)、マジック(COPIC sketch)
◆科学 正方形から正三角形を作る グラデーション2 雫と結露

◇参考図書

・『ワッハッハ!ゆかいでおかしい世界の民話 つぼがトコトコ(デンマーク)』東川洋子 文 小林ゆき子 絵 2009年1月
・『しろくまくんの ながいよる』文 ローラ・トンプソン 絵 スティーブン・サベッジ 訳 きたやまようこ ソニー・マガジンズ 2005年初版第1刷
・『はじめての北欧神話』菱木晃子 文 ナカムラジン 絵 徳間書店 2014年3月初版発行
・『役立つ 彩る 暮らしの折紙』小林一夫 著 高橋書店 2001年12月発行
・『暮らしに役立つ 実用折り紙』山口真 著 西東社 2001年10月発行

◇分かったこと 気づき

・折り紙は座布団折から飛行機です。先端をさらに曲げて、聞くと「怪我しないため」とのこと。
・前面が重すぎて飛ばしてみて落下しました。
・撮影して声とか、写っている様子とか確認するのが楽しいようです。
・雫と結露の違いを言ってくれました。

❖基本学習

2年生

・カードは紙芝居もそろそろ終わり、今回は『ワッハッハ!ゆかいでおかしい世界の民話 つぼがトコトコ(デンマーク)』を読みました。
・表紙の「つぼがトコトコ」を読んでくれます。

・むかし、貧しいけれど気の良いお百姓がおりました。
・お百姓は市場に「牛」を売りに出かけました。
・そこでお百姓は若い男から「ひつじ」と取り替えっこしないかと言われ、取り替えっこしました。
・そのあとも、おばさんから「まるまるふとったガチョウ」ととりかえっこしたいかと言われ、取り替えました。
・もう少し行くとたいそうなおじいさんに「つぼ」と取り替えてくれないかといわれ、取り替えてしまいました。
・それを聞いたお百姓のおかみさんはガッカリしてしまいます。

「(うしは)つぼと、とりかえっこ してきたよ。」
「まっ、まっ、なんてことっ!」
ビックリ、ガックリ、おかみさん。むり ありません。いえには おかねも たくわえも なく、うれるものと いったら あの うししか のこって いなかったの ですからね。
「それが こんな つぼ ひとつじゃ まるっきりの まるぞん。」
「でも、とりかえちまった ものは しかたが ないさ...。」
ところが その ときです。
「そろそろ でかけるかな。」
つぼが、ゆうらり グーンと のびを して そのまま コトコト、トコトコ いえから でて いこうと するでは ありませんか。
「おやおや、どこへ いくんだえっ?」
「じぬしさまの、トコロ!」

さあてこのさき、「つぼ」は何をしに出かけたのでしょうか。
「つぼ」は地主様の家とお百姓の家を行き来して、お粥やバターや銀の食器や、ついにはたくさんの金貨を運んできたのでした。
地主様は腹を立てて、つぼに仕返ししようとしました。
・しかし欲の深かった地主様はかえって「つぼ」の中に吸い込まれてしまいました。
・ナンセンスともユーモアとも言えるお話でした。手に取ってご覧下さい。

・カード二つ目は、久々の「あいうえお順で始まる絵本シリーズ」の続きです。
・前には「さ」まで行ったので、次は「し」で『しろくまくんの ながいよる』です。
・版画の暖かいタッチと色のハーモニーが美しく、夜でもほんのり明るい氷の世界と、しろくまくんの好奇心がほのぼの描かれ、花火のような流れ星とオーロラのカーテンでクライマックスとなります。
・「セイウチ」「アザラシ」「クジラ」は全部わかりました。

・「運筆・折紙」は折紙をしました。
・折り紙は座布団折から、いつもの飛行機です。
・上手におって、先をさらに曲げています。何故そんなに曲げるのかと聞くと「怪我しないため」とのこと。
・でも前面が重すぎて飛ばしてみて落下してしまいました。それもおかしい。
・塩ビの折紙でコップを作って水を飲みます。
・七夕なので「星」を折りました。
・正方形の折紙を二折し、長い方の一辺の頂点を輪側の辺に接するようにつけ三角形に折り、切り抜いて正三角形を作ります。
・三角形の頂点を対の辺の中点に折り、三つ折って小さい正三角形にします。
・適当なところで折り返して、六つ星を作りました。

5年生

・紙芝居のそれぞれの台紙をみてもらいました。
・周りはマスキングテープなんかで飾ると楽しいかもしれません。

・紙芝居は『つぼがトコトコ(デンマーク)』を読んでいきます。
・さすがに地主さんが「つぼ」に復讐を企てた時にはびっくりしていました。
・「つぼ」吸い込まれた地主様は「つぼ」に「じゃ いくかな。」と言われ、

「へっ!」「おーい おーい いったい どこへ いくんだえーっ。」すると つぼは きっぱり「じごく、へさ?!」

と答えました。

・「許してくれろ」がなくて、最後の「?!」とはどういうことなんだろうと想像しました。
デンマークの民話は、うまく『北欧神話』につながるのかな?

・うすぐ七夕なので、折紙は3種類の星を折りました。
・二折で、正三角形からは先ほどのもの。
・三角折からは、さらに三角に折って、もとの三角形の底辺の中点から一辺を36度スライドさせたところで折る、左からナプキンのように折りたたみ、その上から右側を折り重ねる、という洋食ナプキンのような折り方をします。
・ナプキン状の上から斜めにハサミで切ります。
・開くと五つ星ができています。
・三つ目は、三角折の折り紙を三つ合わせたものです。

❖今日の課題

2年生

・『はじめての北欧神話』は「糸電話で聞きたい」といわれ、糸電話で読みました。
・真面目に付き合っておかしくて大笑い。

・紙芝居の撮影の練習をします。
・撮影して声とか、写っている様子とかを確認するのが楽しいようです。
・みんなが完成したら発表しましょうね。

・定規で遊びました。
・カタカナ、波波、三角定規、雲形定規で写していきました。

・最後は「おはじき」でおしまいにしました。
・「おはじき」の質感が気に入ってますね。

5年生

・課題に入ります。

・なかなか進みませんね。
・黙々と紙芝居に色をつけて行ってもらいました。

・「オカリナ」のイルカの前にグラデーションの続きをしました。
・ちょっと青くして、薄い水色を残して全面に塗ります。
・層を重ねて二回三回と塗りました。
・「オカリナ」で音楽の練習「はじまるよ」を吹きましょう。紙芝居に入れられたらいいね。
・あの備え付けの薄い絵の具を試すとちゃんと鮮やかな水性の絵の具がでてきました。

・絵本『しろくまくんの ながいよる』を読みました。
・登場人物の名前など『北欧神話』のおさらいをしました。

・「オカリナ」のグラデーションが乾く間、スケッチブックに「ユミル」と「雌牛」と北と南の氷と炎をイメージして描きました。
・ユミルは原始人みたいですね。
・言葉を一つずつ確かめていきます。
・「氷」が溶けて「雫」になるとは、「例えばコップに氷水が入ってて、コップの外側が汗をかく」「それは結露」「そのとおり!」「氷柱が凍る前みたいなものを雫といいます」

・紙芝居のほうもピッチを上げて、三枚描いてくれました。

❖today note

He is interested in the digital recording voice and himself voice.
A drop or a dewdrop is called 'ketsuro'.