子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

立体工作/平面絵画

授業_形式 紙芝居

◆内容 紙芝居_8(5年生)
◆道具 筆記用具、クロッキー帳(マルマン)、画用紙(ダイソー)、木製人体模型(あるもの)、色鉛筆(あるもの)、目打ち(各自、あるもの)、おはじき(あるもの)、原色工作えのぐ(クツワ)・アクリル絵具(白)で粘土のメンテナンス
◆科学 建物と地面

◇参考図書

・『メッカの花』ひろすけ童話紙芝居 作 浜田広介 脚色 福島のり子 画 輪島清隆 ねらい 正義・勇気(って!)教育画劇 1991年1月再発行
・ユーチューブ ひろすけ童話の世界にふれる「浜田広介記念館」
https://www.youtube.com/watch?v=2TdozN8xGRY
・『せんをたどって』ローラ・ユンクヴィスト 作 ふじみみさを 訳 講談社 2007年10月第1刷発行
・『おかあさんとあそべる3・4才の おりがみ』高木智 著 高橋書店 1998年9月発行

◇分かったこと 気づき

・メンテナンスをしました。「直しは1回にしましょう」。
・定規を使って犬猫病院の建物を描きました。地面は画用紙の端いっぱいの所が地面ということです。
・タイトルを考えて、友達と同じ考えだと、嬉しそうでした。

❖基本学習

5年生

・初めに、以前に作った粘土のメンテナンスをしました。
・猫の色を、絵の具で作ります。
・「直しは1回にしましょう」

・基本学習のカードは、ひろすけ童話紙芝居『メッカの花』を読みました。
浜田広介の作品は「ひろすけ童話」と呼ばれているそうです。
・流れは次のとおり。
・アラビアの、お父さんもお母さんもいない子どもソードが、メッカをめざして旅をするというお話。
・両親のいないソードは、みんなに「きたないなぁ。おまえなんか あっちへ いけよ!」と言われています。
・ソードはメッカに行けば仕事があるかもしれないと思っています。
・くじけそうになると「すず」の音がどこからか聞こえて、ソード少年を励まします。
・「ソード なくなよ あとから おいで わたるこの世に おにはない」
・ソードは旅人のパンくずを拾ったり、焚き火のそばで邪魔にならないように眠ったりしました。
・病気になっても「すず」に励まされ、とうとうメッカの町につきました。
・そこでソードは怪我をした子馬に出会います。子馬の持ち主の商人は子馬を売るつもりでした。
・「足のわるい馬でも、肉や皮は、役に立つだろうさ。」
・少年ソードは、「ねぇ、おじさん。ぼくに この子馬をまかしてください。そのかわり どうぞ ぼくを 使ってください。いっしょうけんめい はたらきます。」と申し出ます。
・ソードは朝早くから夜遅くまで働き、子馬もだんだんよくなって、すっかりたくましくなってきました。
・ある日、ペルシャに行く商人が馬を借りにやってきました。
・ソードの馬に目を留めて、「あれは、いい馬だ!ぜひ あの馬を かしてください。」といいました。
・ソードは困っている主人を見て、断ることは主人の恩に背くことだと思い、馬を貸出しました。
・ソードは毎日、馬を自分の弟か友達のことのように気にかけ、帰ってくる日を指折り数えて待っていました。
・とうとう商人が帰ってきました。しかし馬の姿がありません。
・「おじさんがた、おかえりなさい。ねぇ、ねぇ。ぼくの馬は、どこにいるの?」
・「あ、ソードよ。そのことなら よろこぶがいい。おまえの馬はな ペルシャの王さまが おかいあげくださったんだよ。さあ、このふくろに はいっているのが、そのお金だよ」と、ソードにずっしりと重そうなお金の袋をさしだしました。
・ソードは泣き出しながら主人の家に帰って行きました。
・どんなにお金を積まれても、ソードは悲しくて食事も喉を通りませんでした。
・主人は言います、「なくのは およし。あきんどたちは、おまえのためを思って やってくれたのだ。あきらめるがよい。それに、あの馬はペルシャの王さまに「メッカの花」という名をもらって、それは それは、だいじに されているそうだよ」と優しく言います。
・ところが「メッカの花」はあばれ馬で、だれも手が出せないということでした。
・ソードは名乗りをあげて、王さまの「メッカの花」の世話役をひきうることになりました。
・こうしてソードは王さまからもらった馬の代金を主人に全部わたしてご恩返しのしるしにしました。
・ソードは「ご主人さま さようなら。」「さようなら。元気でくらせよ。また、あおう。」と言うと、使いのものと「メッカの花」の待つペルシャへむかいました。
・「また、もどってくるときもあるでしょう。メッカの町よ さようなら...。」

・またしても紙芝居には興味がなさそうでしたが、だんだんと「両親がいない」「貧しい」「裸足」「ご飯はパンくず」「鈴の音」などという言葉と、「ソード」や「メッカ」という異国風のお話に引き込まれていきます。
・人と馬との関わりから、『スーホの白い馬』を連想しました。
・「「ひろすけ童話」は一般に「善意の文学」と呼ばれています。」とあります。

・カード二つ目は以前に見た、線の絵本『せんをたどって』をたどっていきます。
・絵本は一本の線ですべての絵が繋がったもの。
・最初はふたりいっしょに線をペンで辿りましたが、最初のページと終わりのページの二手に分かれて、本の途中で合流することにしました。
・「こっちのほうが難しい。うさぎをうしろから描くなんて!」
・もう一人は「ゆうゆうひろがる うみをわたり..」と、長々とした波をおっています。
・それを見て「甘く見てたわ」
・二人は「うみのそこ ふかくもぐり」のページでピタッと出会いました。ペンでかちん。

・次は今までに折った折紙の整理をしました。
・『おかあさんとあそべる3・4才の おりがみ』の「さんかくおりから」「たこがたおりから」「ふたつおりから」「ざぶとんおりから」を説明して分類しました。

❖今日の課題

5年生

・課題にはいります。

・宿題にしたお友達は二枚進めてきました。
・「音子(ねこ)」が倒れるシーンに驚く「音子美(ねこみ)」。そして通行人。
・話がすすんで、倒れて運ばれる「救急車」を丁寧に描いてきてくれました。
・次に「犬猫病院」の建物。
・難しいと言うと、友達が参考の本を貸してくれました。
・丁寧な救急車の絵、定規を使って犬猫病院の絵、玄関、地面は画用紙の端いっぱいということです。
・患者が運ばれる入口もあります。
・「人間が犬猫動物病院に運ばれるってどうなの?気が付くと猫になるっていうのはどうかな?」

・10分間黙って集中しましょう。タイマーで測ります。用意スタート。
・「もし喋ったら?」「罰」「バツって?」「廊下に立つ」「??」
・徐々に集中してくれます。

・人物の物語のお友達は、絵をすすめています。
・仲良くなるという大団円を描きます。
・薄い楕円で人物の位置をだいたいで決めて、それから細かく描き込みます。
・ほぼ完成しました。
・小さな声でお話を読んでみました。
・なかなかいいね!
・タイトルを考えよう。
・①ともだち、②友達。「おなじこと考えてた」。友達に決定!
・相談して、背景をもっと充実させることにしました。

❖today note

Members all agreed in the title.
It's moment is so happy time.

She said "My picture's frame equals the real ground."