子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

立体工作/平面絵画

授業_形式 紙芝居

◆内容 紙芝居_7(2、5年生)
◆道具 筆記用具、クロッキー帳(マルマン)、折紙(ダイソー、他)、画用紙(ダイソー)、木製人体模型(あるもの)、絵の具(各自)、色鉛筆(あるもの)、目打ち(あるもの)タコ糸(あるもの)、おはじき(あるもの)
◆科学 音の伝わり方、人体(腰と手)

◇参考図書

・『カッパのてがみ』菊池ただし 脚本 中沢正人 画 教育画劇 制作 1995年3月
・『くもんの名画カード 日本編』木村重信 監修 くもん出版 1998年2月初版第1冊発行

◇分かったこと 気づき

・読みにくい文字を先取りして教えると不満です。自分で読みたいという意欲があります。
・色塗りが楽しそうでないので、緑の紙に色を置いていくと、色混ぜをして好きなものの輪郭を描き始めました。
・人物の形や向きや肢体に興味が出てきています。
・近くの人物と遠くの人物で、画面に広がりが出てきました。

❖基本学習

2年生

・紙芝居は『カッパのてがみ』を読みました。
・「教室のお友達が『ゲゲゲの鬼太郎』の作者のふるさと鳥取に行きました。河童の話を聞いてください」

・あらすじ
・ある日娘さんが峠の、こっちの村からあっちの村へ行く用事がありました。
・道中のアカアカ沼には化物のカッパがすんでいるということでした。
・アカアカ沼の近くを通りかかると、赤い着物を着た若い男が出てきました。そして手紙を渡されました。
・「あっちの むらの、アオアオぬまにおる ともだちに、 てがみを とどけて くれろや」
・「アオアオぬまに ついたら、ポン ポン ポンと、てを 三ど たたくと でて くるからよ、そしたら わたして くれろや」
・娘さんは「はい はい、わかりました」と手紙をうけとりました。
・今度は、お坊様に出会いました。
・するとお防様は「おまえさんの もって おる てがみから、あやしく おそろしい ものが、たち のぼって おるぞ」と言われました。
・お坊様が調べてみると、手紙は真っ白でした。
・手紙を水に浸けると、「この むすめ うまそうだから とって くえ」と書いてあるといいました。
・娘さんはがたがた震えました。

・紙芝居をとりあげて絵の中の字を読み始めました。印刷用の文字とはちがいますが、読もうとする気持ちがあります。

・お話の続き、お防様は、かぼちゃの茎の汁で手紙を書き直してくれました。
・「この むすめは、わしらが たすけて もらった ことが あるので、こがねの つぼを やってくれ。その かわり、あとで わしらの たからの たまてばこを やるから。」

・その文字を、また紙芝居をとって読み始めました。
・読みにくい文字を先取りして教えると不満です。自分で読みたいのですね。

・その手紙を持って娘はアオアオ沼にたどり着きました。
・言われた通り、ポンポンポンと手を叩くと、沼の上に立派な青い着物をきた若い男が現れまあした。
・手紙を読んだ男はしぶしぶとこがねの壺を渡しました。その壺は小判を使っても失くならないという不思議な壺でした。
・娘は壺を受け取ると喜んで、ふっくふくの大金持ちになりました。
・ところで、アオアオ沼の男は、待てど暮らせどアカアカ沼から連絡が入らないので我慢しきれなくなって、アカアカ沼に出かけて行きました。
・そこで言い合いがはじまります。「やい! うそつきめ。」「うそつきとは、なんたる ことぞ。」
・とうとう大喧嘩になって、すっかり力を使い果たしてしまいました。
・それでアカアカ沼もアオアオ沼も、静かで平和な沼になった、ということです。

・感想は微妙でした。

・カード二つ目は『名画カード 日本編』をしました。
・カルタとトランプ方式。
・カルタはカードの1から20までと、土田麦僊「罰」を机に広げました。
・それぞれを画家の名前、絵の形容をしてとってもらいました。
・「罰」は同年齢の子どもの姿なので、絵のドラマに引き込まれます。
・自分はどの子どもであるかを想像します。
・カードでババ抜きをします。
・先攻後攻、最初はグー、ジャンケンポン。
・ババは歌川国芳の「人をばかにした人だ」です。

・色彩は課題の時のパレットの絵の具の位置指定色から。

・つぎに電話ごっこをしました。
・今回は糸電話を作ってみました。
・紙コップとプラスチックのコップを使いました。
・二種類のカップの底に「目打ち」で穴を空けてもらいます。
・深くさすと穴が大きくなるから、ソーっと空ける練習をします。
・両方のカップに穴を開けて、タコ糸を通して、結んで止めます。出来上がり。
・電話ごっこ。聞こえるかな。
・「パオンマル」「UFOマル」「バイソンキングバギー」いろいろと登場しました。
・いつもの「動物カード」と「コンパス」でもしました。違いは何か。

5年生

・カードは紙芝居『カッパのてがみ』を読みました。
・ネットの時代にいかにも古く幼い感じなのですが、だんだんとお話に引き込まれます。
・課題のため『名画カード』と色彩の学習はお休みです。

・折紙は「手裏剣」を作りました。
・2つの長方形の折紙を対称になるようにZ字にしてから、風車のように重ねて折込むのが難しい。
・難しいときには同じ向きにして、見せます。
・二枚で一つ作って、一枚を半分にして作って、お隣さんに一枚送って色に変化を持たせます。

・糸電話で「伝言ゲーム」をしました。
・一人が伝えます。一人が聞きます。それを続けます。
・タコ糸を手で摘んで鳴らす遊びを考えます。聞こえてくるのは奇妙な音「ビー」です。
・コミニュケーションには色々な方法があるんですね。

❖今日の課題

2年生

・課題にはいります。
・もう五枚できてきたので、暗記パンは描きませんでした。いるかな。
・色を塗るとか、字を描くのは、今日はどうですかと聞くと、今一乗り気でない。
・絵の具セットを出して、水を汲み、絵の具を出し、塗っていきます。
・表紙のタイトル、空の色、畳の部屋と机の色を薄めて輪郭線。
・楽しそうに見えないので、いらない緑の紙に、点々を描いて見せます。
・色混ぜがしたいと、ピンク色を作って、ハートを描きました。
・点々をリンゴに見立てていると、ピンクでハートや唇風な形を描いています。
・ちょっとやる気が出てきましたね。難しい合体ロボを細かく塗ってあげます。
・最後に「おはじき」をしておしまいです。

5年生

・課題にはいります。

・鉛筆と色鉛筆の人間ドラマの続きです。
・人物の立つ位置の段差が気にならないかと聞くと、「上から目線」だと友達から。
・奥行と高さの違いに気がつきます。
・人物を増やしてお辞儀をさせますが、姿勢がわからない。
・木製の人形で形を作ります。
・横向きにして腰が曲がります。
・頭部だけでなく、腰から曲げること理解します。
・次に横顔の女の子を確認します。
・髪型が地味だと。「三つ編みを外すとふわふわになるよ」
・人物が腰を曲げます。
・二人目、三人目はだんだんと立つ姿勢になります。
・同じ姿勢の図に困ったかな。
・遠くには黒い人物の気配と教室。広がりが出てきましたね!
・文字はかけているので仕上がりも近いです。
・「みんなで発表しましょう」「えー」「相互鑑賞しましょう」

・猫と少女の紙芝居の続きです。
・人物を参考書から選んで描きます。別人です。
・話を再確認します。
・主人公は「音子(ネコ)」。そして「野良猫1」、太った「野良猫2」、「音子の友達の音子美(ネコミ)」。
・書き出すと理解できました。

・音子美が音子をみて指差すシーンの、手の向きや形がわかりません。
・友達にモデルになってもらいます。
・「画面に吹き出しを描いていいですか?」「いいですよ」
・もっと進めたいので自主的に宿題にしました。
・楽しみにしていますよ。

❖today note

He colored with watercolor on the paper.
It was a untitled picture.
They were interested in human body.