子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

立体工作/平面絵画

授業_形式 紙芝居

◆内容 紙芝居(2、5年生)
◆道具 筆記用具、油性マジック(copic sketch)、クロッキー帳(マルマン)、コンパス(あるもの)、雲形定規(あるもの)、画用紙(ダイソー)、折紙(ダイソー)、色鉛筆(あるもの)
◆科学 地図

◇参考図書

・『くもんの名画カード 海外編2』木村重信 監修 くもん出版 2002年12月初版第4刷発行
・『日本むかしむかし 天人のよめさま』松谷みよ子 作 中尾彰 画 松本新八郎 解説 童心社 1996年3月
・『日本の伝統色』日本色彩研究所 編 福田邦夫 著 読売新聞社 1996年5月第12刷
・『民族衣装』オーギュスト・ラシネ 著 マール社 1995年6月第4刷発行
・各自持参

◇分かったこと 気づき
・世界地図は、まだ地球儀のままです。

❖基本学習

2年生

・完成した紙粘土の「ドラえもん」新聞紙でつつんでふくろにしまいます。
・おウチで飾ってくださいね。

・カードは『名画カード 海外編2』の16-25を読んで解説します。 
ローランサン「舞踊」(1919)は、女の人たちと犬が柔らかい色調で描かれています。
ユトリロ「コタン小路」(1910-11)は、建物が画面の両側に迫り、正面には階段と階段を登っていく人物が小さく描かれています。重い空気と壁と人物。わずかな植物が微かに空へ上昇する生命感を表しています。
シャガール「私と村」(1911)は、画面の右側には男性は緑色で描かれ、ヤギのような牛は画面の左側に対角線状に描かれています。男性の手には花咲く枝の「生命の樹」があり、画面の奥には逆さまになった家や女の人、鎌を持った男がいます。
・キリコ「道の神秘と憂鬱」(1914)は、回廊のような場所で、影のような女の子が画面左側からタイヤを棒で回しをしながら走ってきて、向こう側にも人影があり、ここで「誰かが影にされてしまった映像」を思い出したようです。
・ダリ「記憶の固執」(1931)は、木の上では時計がグニャリと曲がり、針は「6」を示しています。光る赤い時計の上には配置された集る蟻と「7」を指す昆虫の時計。哺乳類(解説にはナメクジ)のような時計は「12」のあたりを指しています。遠景には緑のない削られた大地と海。バットのような人工的なプールには水が張られているようです。 
・ミロ「無垢の笑い」(1969)は、黒いフチ取りと原色の、目だらけの絵。
マグリット「大家族」(1963)は、巨大な鳩のような鳥のなかに明るい空が見えています。羽ばたきを受けて海が波立っています。
・シャーン「ベンチの人」(1930頃)は、深く帽子をかぶった人物がベンチに座って大きな鞄を抱えて、それを正面に大きく描いています。
・24リベーラ「アラメダ公園の日曜の午後の夢」(1947)は、集合写真のように人物が並んで、中央には人物大の骸骨(ポサーダ)が少年と独裁者ディアスの両方と手をつないでいます。
ポロック「収斂」(1952)は赤、白、青、黄色、黒の絵の具が勢いよく画面に撒かれた絵です。
・この10枚をあらたに説明してカルタをしました。
・絵の印象を形容しているので、つぎつぎと取っていきます。
・つぎは「ババ抜き」です。
・ババは骸骨の描かれたリベラ「アラメダ公園の日曜の午後の夢」になりまいした。
・勝負は引き分けでした。

・紙芝居は先週の楽しい亀の話を聞きたかったそうな。
・でも日本のお話です。『日本むかしむかし 天人のよめさま』
・「日本の」というと「アフリカの」と返ってきます。
・模造紙に楕円形を描いて世界地図で説明しようとすると、「地球は丸い」とコンパスをだします。
・さっそくコンパスを分解して組み立てて、円を描きます。
・コンパスのつぎは雲形定規で「曲線」です。
・「アフリカは、日本と東南アジアとインドのアジアがあって、その向こうに中東があって、その隣にある、遠くて大きな大陸です」
・日本の紙芝居のお話は「岩手県の農村で採集されたお話」(松本新八郎)で、但し書きの《紙芝居のやり方》のように読んでいきます。
・だんだん面白くなります。
・「おひゃくしょうは どうして あやごろもをかくしてしまったの?」
・おひゃくしょうは天人が悲しむ姿を見てすまなく思い「ゆるして くろ。おらが わるかった。おまえを よめさまに したいばっかりに、あやごろもをかくしただ。...」と展開します。

・折紙は「チューリップ」です。「花」も「葉」もできました。
・「葉」は角度にこだわりがありました。
・「だましぶね」は、イラストの「海賊船」ができると思っていました。
・出来た船が小さくてがっかりしています。
・「ここ持って 目をつぶってごらん」と、船の向きを変えさせると、なるほど遊べるのか。

5年生

・先週ニスを塗った紙粘土の仕上がりを確認します。
・ニスが台について、剥がれて粘土が見えているものを油性マジックで修正します。

・カードから。
・『名画カード 海外編2』1-20までをします。
・相変わらず、モディリアーニ「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」が苦手で、デフォルメの意味がわからない様子です。
カンディンスキーコンポジションⅧ」は三角定規があるから好ましいということです。
・カード二枚目は紙芝居。岩手県で採集されたお話です。

・色彩は手作業中にきいてもらいました。
・「世界地図」「セイロン島」「インド」「中東のアラブ世界」。
・「シリア、イラン、イラク、エジプトとアフリカに入ります」と海のシルクロードをたどっていきます。
・今日やるのは「トルコの人たちの服装」。
・「140年くらい前の本で、その時代のファッション・デザイナーも、世界の服装に興味を持っていたんだね」
・『日本の伝統色』から「緋色」を読んでいきます。
・「緋色、深緋、、浅緋、紅緋、火色、猩々緋;
赤色を染める植物染料のなかで、大昔から知られていたのはアカネ(茜)であった。この名前は赤い根ということであって、アカネ草の根が茜染に使われた。アカネはもともと温帯アジアが原産で、それが古代にはすでにインド、ペルシャ、エジプトにまで分布するようになり、15世紀から16世紀にかけてはヨーロッパにも広まって、18世紀後半には最高の品質セイヨウアカネ(西洋茜、マダーMadder)になったといわれている。有名なトルコ赤もインドを起源とする茜染の布の色に由来するようである。古代の赤い染料物はおおかた茜染であった。茜染の布で包まれた古代人のミイラも発見されている。」。
・昔は、だいたいの染物は、植物、昆虫、鉱物の色から染められていました。
・『民族衣装』をみていきます。
・トルコ―イスタンブールの宗教服・ブルジョア階級と民衆服。

図-1 回教僧の服装。
図-2 ハンマール(人足)の服装。
図-3 アイーワ(台所から食卓まで料理を運ぶ召し使い)の服装。
図-4 イスタンブールブルジョア
図-5 サッカ(水運び人夫)。
図-6 カイークジ(小船の船頭)。
(職業名そのまま)

・僧侶とブルジョアが、長く全身を包む服を着ています。
・なかの「トルコ赤」らしき色を含む服装を着ているのは、チョッキと帽子に「赤」の入った、図-5と6です。

・折紙は、先週の「コップ」を、本を見ないでつくるように。

❖今日の課題

2年生

・課題に入ります。
・描くものはネットで調べて、「ドラえもん」を出します。
・どういう話にするのか、絵が先か、文が先か。
・画像は、涙ぐんでいる「映画のドラえもん」を描くことにしました。
・「ドラえもん」は半分しかないので、途中で諦めます。
・幾つかのイラストを参考にして、練習しました。そこまでにしました。

・乗り物カルタの文字の読みにくいものを書き直します。
・一年経つと、字も上手になっています。
・「りむじんばす」「たんくろーりー」をきれいな字に直して、古いカードは破りました。
・次のクラスの生徒さんと一緒に乗り物のカルタをしました。

5年生

・課題に入ります。
・宿題にした子は、クロッキー帳をだして、描いてきたものきたものを見せてくれました。
・内容は現代っ子のお話ですね。
・順番を間違えないように、用紙に番号をふってもらいます。
・絵は1から6番。
・裏側の文は1、6、5、4、3、2の順ですね。
・間違えないようにして、絵を画用紙に写していきます。
・画材は鉛筆と絵の具?
・鉛筆と色鉛筆だそうです。スケッチ力がいりそうです。

・お友達の絵が楽しく、刺激を受けて他の生徒さんも描き直します。
・一枚のクロッキーに仕切りの線を引いて、文と絵。
・野良猫がきらいな女の子が野良猫に追い詰められるお話です。シュールだね。

・イラストの下書きをして一年のまとめ授業となります。

❖today note

His would map's image was a circle or globe.
He maybe drew a terrestrial globe.
It is a living his would.