子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

立体工作

授業_形式(様式)立体カード

◆内容 クリスマス・カードをつくろう!_2(1、4年生)
◆道具 筆記用具、スケッチブック(マルマン)、クロッキー帳(マルマン)、色画用紙(オキナ)、両面テープ(あるもの)、ハサミ(各自)、折り紙(あるもの、百均)、定規(三角、雲形)
◆科学 形、折り紙の説明文

◇参考図書、他

・『世界名作ファンタジー しあわせな王子』平田昭吾 著 オスカー・ワイルド 原作 ポプラ社 1999年4月

◇分かったこと 気づき
・受け入れやすいアニメの絵と、絵画。
・絵画の見え方。
・カード自体がプレゼントということにしましょう。

❖基本学習

1年生

・カードは先週のカード・ゲームをしてくれるのかと20まで出します。
・あたらしいカードも覚えましょう。
岸田劉生「麗子五歳之像」安井曾太郎「孫」梅原龍三郎「薔薇図」上村松園「母子」。
上村松園の「母子」は赤子の後ろ姿の絵が、頭髪の一部を剃り残して丸刈りにしているが、別のものに見えだようです。
・カードのゲームは、先ずバラバラにしてから順番どうりに並べ、前半と後半でゲームにしようとしました。
・前回は左右にわけて奇数と偶数にしていました。今回はちがうゲームでしょうか?
・工夫の結果まえと同じになりました。でも二枚ずつ配るのでちょっとずれましたね。
・色彩は紫の「菫色」と「古代紫」の復習。
・かくれんぼに夢中なので、色のかくれんぼを考えたほうが良いでしょうか。
・色が見えるフレームの形のほうが大事のようです。
・お話『世界名作ファンタジー しあわせな王子』を読みます。
・絵がアニメタッチで親しみやすいのか、最初から最後まで良くきいてくれました。

4年生

・カードをします。
・お友達が上村松園「母子」を怖がっていたというと、「孫」も「麗子五歳之像」も小さい子には怖いと説明してくれました。
・カードは同じようにゲームになりました。
・カルタのように机にひろげて解説が読み札になります。
・順番通りにならべて、順番で取っていく作戦にでます。
・始めます。1から3までは順番どうり。そこからは飛ばして読みます。
・番狂わせ。急に困りますが解説を読むと取れるようになりました。
・絵本『しあわせな王子』を読みます。
・像を生きているように感じて、目のサファイアを与えるところで絵本の目の色が変わって、燕が王子の目の代わりになって、金の体が貧しい人に分け与えられて、だんだんよごれていきます。
・燕が死んで天国でくらすというくだりにはなんともいえない余韻がありました。
・色彩はトナカイをするので茶色の言い換えをします。
・昔むかし贅沢な色が法律で禁止されました。それで茶色でおしゃれして、微妙な色違いを楽しんだのです。
・「狐色」は「キャラメル」「トパーズ」「バーント・シェンナ」「ロウシェンナ」に似ています。
・茶色で思い浮かぶものを書き出してもらいました。
・キャラメルや髪の毛やキノコ、動物、木の実、落葉、チョコ、土、木。
・なるほど生活に密着していますね。

❖今日の課題

1年生

・いままでのハガキ大の版画を見て封筒にいれます。
・クリスマス・カードをつくるまえに判子で遊びます。
・ゴム印の平仮名を名前で集めます。
・一つずつをスタンプ・パットの蓋でおさえてます。「虫かごみたいだね」。
・名前の判子を探しては蓋をします。それを間違えないように立体カードにスタンプしていきます。
・スタンプ・パットの蓋がお気に入りです。
・騙しはフェイントとつながっています。「あ、あれ何だ?」
・スタンプを押す練習で、クロッキーをだしてもらいます。
・ノートを見ると別のことがしたくなります。どんどん吸収していますね。秩序だったらいいのではないか?
・定規がしたい。三角定規と雲形定規を使います。
・「これなに?」「これは丸の形や曲線を書くときに使う定規です」
・定規がずれないように手に力を入れて練習します。
・こんどは三角を書こうと、三角定規で三角を重ねて四角形をつくります。
・「家族にクリスマス・カードをプレゼントしようよ」とカードを進めます。
・「サンタ」「トナカイ」「ソリ」「ツリー」の中のツリーを作ります。
・ツリーは折り紙を三角で四つ折りにします。 
・折り紙は黄色と緑を二枚合わせているので硬いです。
・三角にして三角にして四角にして、三角にして中割折で二等辺三角形をつくります。
・木になるように線を入れて余分な部分を切ります。
・ツリーができました。
・サンタ、トナカイ、ソリは用意したものを使います。
・表紙はノガッパ、中身は立体のツリーとサンタさんたち、裏にはスタンプのひらがなで署名しました。
・それを封筒に入れて、版画、立体カードの授業の終了です。
・いいのができて良かったですね!

4年生

・立体カードの説明をします。
ブルーノ・ムナーリのカードを見ます。
・開けてみるとギザギザと音がするカードで、幾何学的です。
・要は開けると広がるもの、立ち上がるカードです。
・時間が限られているので、トナカイと木を作りましょう。
・動画をみせますが、4分強なのに飽きています。聞くと「どうせわすれる」ともっともなお言葉。
・折り紙でトナカイを作ります。
・説明をしていきます。
・途中まではクジラの折り方に似ています。
・だんんだん恐竜に見えたりカンガルーに見えたりしてきます。
・折り紙を一緒に折って説明しますが、その説明の言葉がわかりにくいらしい。
・「中割折」「?」「隣も開いて」「それは反対側だ」なるほど。
・水玉の折り紙も影響してるんじゃないかな?
・トナカイの耳と角を形にします。
・サンタの顔のデコレにはいります。
・急に楽しくなって、せっせと書き入れてくれました。
・ツリーもつくります。二枚合わせのものが固くて綺麗に折れませんが大体で進めましょう。
・折り終わって木の形にするために切る部分を下描きして切りました。間違えました。
・木は傘のようになって、面白いですがやり直します。
・台紙を封筒に入るようにします。

・サンタさんを飾って可愛らしくなりますね。。
・帽子にはマジックで細かい線をいれてシワにしているのかな?
・台紙にはってトナカイが反対に!全部反対向きにしました。
・ソリのロープをつけて、ツリーの後ろにサンタとトナカイが旅立つところです。
・表紙にはキラキラ飾りをつけます。
・豪華なクリスマスカードの完成です。

・もう一人さんも女の子のサンタさん、帽子のデザイン、手袋、三角帽にはティッシュで工夫。
・ツリーはやり直し。
・台紙は封筒に入るように周りを切ったら、こだわりの銀の蝶がきれてしまいました!
・トナカイやサンタやソリを貼っていくうちに気にならなくなりました。
・木は大地に、サンタとソリとトナカイは飛び上がるところです。
・完成です、よく出来ましたね!

❖today note

The border of known and unknown, impression.
It is important the frame than the color for him.
Gestalt is connected eye and eye, dot and dot, line and line.
And meaning stands up!