子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_形式 版画

◆内容 年賀状をつくろう2(1、4年生)
◆道具 筆記用具、クロッキー帳(マルマン)、スケッチブック(マルマン)、色画用紙(オキナ)、ハサミ(あるもの)、布(あるもの)、紐か輪ゴム、ティッシュ、水彩絵具セット(各自)、各1枚50枚セット50色色画用紙(オキナ株式会社)、版画絵具(サクラ)、クラフトパンチ(コストコ)、水溶性糊(あるもの)
◆科学 色名とCMYBのすり合わせ。

◇参考図書、他

・『オオカミとコヒツジときいろのカナリア』さく ベン・カウパース やく のざかえつこ え ふくだいわお くもん出版 2005年
・『たのしい図画工作10 年賀状・クリスマスカード』羽場徳蔵 著 国土社 1996年3月発行
・『かっこいい切り紙』小林一夫 著 高橋書店 2007年11月発行
・ヤマケイポケットガイド19『動物園の動物』さとうあきら 著

◇分かったこと 気づき
・変化したものにたいして敏感だなと思った

◇備考
・版画の時にはエプロンかスモッグなどが必要です。

❖基本学習

1年生

・久しぶりに日本編のカードの復習をしました。
・「俵屋宗達「風神・雷神図屏風」の雷様はどっちですか?音がなる方です」
・当たったらお互いに「イエーイ!大正解1」とゲーム化しました。
・「尾形光琳「燕子花図屏風」の燕子花はどれ?」「花はどれ」「イエーイ2」
・「伊藤若冲「鶏」はどれ?」」「イエーイ3」
・「円山応挙「仔犬」はどれ?」」「イエーイ4」「5」「6」
・「喜多川歌麿ビードロ」はどれ?」」「ブブー」
・「これだよ。「吹く」というのは口から」「娘はどこ」「イエーイ7」
・「写楽「役者の悪役はどこ?」「8」
・「北斎「波はどれ?」」「9」
・「北斎展」のチラシをみます。A4を二つ折りにして、高波が切り抜かれ背景の金色に浮いています。
・それを裏から見ると別のものに見えます。
・形と色。裏には「皿屋敷」の幽霊がプリントされています。 
・「歌川広重「雨」はどれ?」「イエーイ10」などと準備体操です。
・色彩は日本の緑色をしました。
・「黄緑」「苔色」そして「だまされた」。
・「常磐色」「木賊色」「騙された」
・「違うよ。白だよ」「なるほど。開けると騙されたとわかるのですね」
・『オオカミとコヒツジときいろのカナリア』の続きを読みます。
・まだまだ遊びモードの中にいます。
・しばらく遊んで、だんだん本を読む声に耳を傾けて、最後はちゃんと聞いてくれました。

4年生

・カードは日本の名画カードを1から復習しました。
雪舟はチラシとはぜんぜん色が違うと。毎回いろいろな感想が生まれます。
円山応挙「仔犬は何匹?」「三匹」
若冲の鶏、燕子花、風神雷神も繰り返します。
・「「風神雷神図屏風」は今年博物館で公開になりました。いつか見に行ってくださいね」
酒井抱一俵屋宗達
喜多川歌麿の字が珍しいので覚えてください。
写楽の役者絵。「昔のブロマイド。ジャニーズとかの」「ジャニーズって何?」「男子の歌手グループ」
北斎のチラシも見ます。
・裏からみると波の形が違います。大きな輪郭となっているからわかりづらいですね。
酒井抱一宗達の裏と表の意味。
・カード2は来年の干支「ヒツジ」の参考に、『オオカミとコヒツジときいろのカナリア』を読みます。
・前に聞いた生徒さんは、版画の方を先に進めます。
・厚紙にクラフト・パンチは硬いと。
・未読の生徒さんは黙読中。
・前回のところまで読んで、続きを読みます。
・お話の4では、クリスマスカードと年賀状のことが載っています。外国では一緒に送る習慣があるのですね。
・お話6では、クリスマスの準備をしています。オオカミは松をもってきてしまって、カナリアにモミの木だと言われました。
・絵本で気づきがありましたね。
・オオカミは木は家より大きいと言います。カナリアは小さい木に飾るんだと言います。普段気がつきません。
・色彩は日本とヨーロッパの色名の比較をしました。
・日本で「牡丹色」はヨーロッパでは「ルビー」が近かったですね。
・「躑躅色」は「ポムグラニット」
・「緋色」は「ポピーレッド」。「猩々緋」は「トマト・レッド」。
・「朱色」は「シナバー」これはまさに共通した色名ですね。

❖今日の課題

1年生

・課題に入ります。
・版画をネットの画像でみます。
・まずはプロペラ機をまたつくりたい。
・版にするので色画用紙にして、二つ折りをハサミで切るのは硬いですね。
・クラフト・パンチで形を抜き台紙に貼って版にして、版画用絵の具でプリントします。
・ローラを出すとローラー遊び。
・厚紙を使って型ぬきをします。硬い。
・何度もやって出来るようになりました。小さな達成感。
・いくつか形を作って、葉書大の台紙に貼ります。
・糊では乾きが遅い。
・どんどんパンチして貼っていきます。
・形の書ける定規をだして、丸、三角、四角を描きます。
・数字もあって、ひとつ飛びに1、3、5、7、9、0で「イエーイ」。
・だいぶ形が出来て、いけるかな。
・水をくんで、トレーに赤い絵の具をだして準備をします。
・ローラーにコロコロ絵の具をつけて、版にのせ、すってみます。
・何をやっているのか理解してくれて、楽しいのが分かります。
・プロペラ機から刷ります。紙が薄くて形がはっきりとしません。
・版と載せる紙の関係、バレン。
・次にクラフト・パンチの版を刷ります。
・今回は大体でいいですよ。やり方がわかったのでおしまいです。

4年生

・続いて課題に入ります。
・版画をします
・彫刻刀の模範紙をみて「五年生の版画です。来年にはできるかな」
・「いまやってるのはこのなかの部分です。アイコンみたいだね。全体はこんな感じになるね」
・バレンやローラーをだします。
・バレンで「バ」つながりのものをクロッキー帳に書き出しています。
・「バレン」「バーレーン」と続きます。
・スケッチブックに古い葉書をつかって囲み枠を二つ作ります。
・片側は版に、一方は刷る用紙にします。
・厚紙にクラフト・パンチを当てて型をぬいていきます。
・糊で貼っていきますが、四隅に貼って、あんまり隅っこではね。
・文字が入ったりするので、全体の構成やデザインも考えよう。
・時間が来て残れる生徒さんが刷ることになりました。
・絵の具の色は黒。
・隅っこなので中心はただの墨色になりましたが、斑さが味にはなりました。
・二回目にはクマが出てきました。

❖today note

There are a fact, barbarism, words, action, fingers, flowing times for him.