子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 『枕草子

◆内容 『枕草子』虫は、他(1、4年生)
◆道具 筆記用具、クロッキー帳(マルマン)、スケッチブック(マルマン)、糊(あるもの)、筆(あるもの)、折り紙(ダイソー、他)、マーカー(COPIC SKETCH RV66 made in JAPAN)、色画用紙(オキナ)、ハサミ(あるもの)、セロファン(あるもの)、クレパス(さくら)
◆科学 干支の周期 虫の部位名

◇参考図書、他

・『十二支のおはなし』内田麟太郎 文 山本孝 絵 岩崎書店 2002年11月第1刷発行
・『21世紀版少年少女古典文学館4 枕草子』大庭みな子 著 新井苑子 挿絵 講談社 2012年4月第3刷発行
・『かっこいい切り紙』小林一夫 著 高橋書店 2007年11月発行
・各1枚50枚セット50色色画用紙(オキナ株式会社)の色名

・ぷろてんワールド
http://www.pteron-world.com/topics/anatomy/seichu/wingparts.html
・画像 色名一覧

◇分かったこと 気づき
・お話を聞いたら余韻があるかもしれないし、先週の続きで引っ張っていくには無理があるかも知れないと、個々人のリズムを考えます。

❖基本学習

1年生

・授業を始めます。カードを見ると嬉しそうです。
・今日からは日本のカードが始まりますよ。
・カードの復習から。ラウシェンバーグ「ゴールド・スタンダード」。
・リクテンスタイン「ヘアリボンの少女」ウォーホール「マリリン」。
・名画カード、日本編。
雪舟天橋立図」「これは五百年前の絵です。その絵の場所が今でも残っていますよ」。チラシを見せます。
狩野永徳洛中洛外図屏風」は言いににくそうです。京都の金箔の絵です。
長谷川等伯「松林図屏風」これは松の木の絵ね。
俵屋宗達「風神・雷神図屏風」。
・雷様と風の神様。どっちがどっち?音のするものが描いてある方が雷様。
・色は日本の伝統色の「黄」です。
・黄土色は覚えよう。絵の具、「各1枚50枚セット50色色画用紙」の黄土色を見ます。
・「青と赤を混ぜると何色になるか知ってる?」と質問ができるようになりました。
・知恵の板はお休み、正方形のランチョンマットで切り紙のための折りの練習をしました。
・三角の二つ折り、四つ折り。
・四つ折りを二つに折って、五つかと尋ねられたので、それは8つになりますと教え数えます。

4年生

・カードは絵本『十二支のおはなし』を読みました。来月の年賀状作りの準備です。
・絵を見てくださいね。
・楽しいお話なので聞いてくれます。次の動物はなんだろうか。
・「蛇は何類ですか」「爬虫類で卵を産みます」
・色彩はセロファンをつかって色の三原色をします。
・重ね合わせていくと暗くなるのを確認します。
・光の三原色は明るくなります。
・「50枚セット50色色画用紙」から色名を取り出して実物を確認します。
・表紙のコート紙と画用紙の色の見え方の違いは、材質に光が反射するときの違いです。
・ウィキの「色の一覧表」をみます。
・アイウエオ順で、好きな一文字をクリックします。
・「あ」には、青も赤もありましたね。
・運筆、図形はランチョンマットで折りの練習をします。
・二つ折り、四つ折り、十折り。
・そのまま先週の復習、折り紙でヒトデをつくります。

❖今日の課題

1年生

・『かっこいい切り紙』の下描きしたものを見せます。
・飛行船や飛行機を気に入って、飛行船の小さいのは赤ちゃんと。
・大小は遠近ではなく大人か子供の違いになります。
・船の下図をみて作ってみます。
・折り紙を二つにおって、鉛筆でかたちを描きます。
・上手くかけているので、切るよう勧めます。船になった。すごいね!
・窓となる小さい丸は二つにおって半円を切ります。
・二つ目を作ります。
・ちょっとへんだったけど切ってみます。雰囲気あっていますが魚に変身。
・飛行船も気に入って、大きいの、小さいのを作ります。
・飛行船の小さいのは窓も小さい。切って客席が消えました。
・飛行船も魚に変身。
・飛行機も切ってみます。先週よりスマート。
・台紙は水色、空と海です。
・雲はクレパスの白。白い雲と白い波、そよぐ風。
・絵の具も使いたい、先ほどの紫もつくりたい。
・海を青く塗ります。
・かわくまでにもう一枚の画面にマジック青で海を塗ります。
・そこには船、魚、飛行船。深い青と雄大な波。
・つながりは『枕草子』の乗り物編ということですね。現代に生きていたらなんと表現したことでしょう。
・作業を始めるとしっかり集中します。伸びるでしょう。
・ロケットもつくって発射。3、2、1、ドッカーン。逆算が言えますね。

4年生

・今日の課題に入ります。
・切り紙の絵の続きです。
・切り紙の下書きをみせます。いいのがあったかな。
・蝶、青いトンボ。
・トンボの尻がかけていて本を見せると納得します。
・オスなら上付属器でメスなら尾毛。
・カブトムシは季節が違うと。
・蝶は二頭。
・蝶の羽には『はらぺこあおむし』のような模様をかいています。
・なんというのかな。翅脈(しみゃく)というそうです。

・一方海辺の生き物に取り組んでいる生徒さんは前回の案はとりやめ。
・今度は上からから見ている海です。
・画用紙、砂浜の感じ、岩、画材、色、いろいろと試します。
クレパスは紙をはがすと新しいサラの部分がでてくるよ。
・失敗するのは嫌なので慎重になります。本物の海が見られたらいいのにね。
・人目を気にせずに練習した子どもさんの例を出します。
・逆上がりだけどね。そのうちコツを覚えてくるくる回るようになりました。
・画用紙に決めて、青い絵の具で海水を塗ります。
・下書きしてきたザリガニや伊勢海老を切り込んでいきます。
・ザリガニは海にはいないので浜におきます。
・伊勢海老、カニ、タコ、イカ、カメ。
・下書きをして途中まで切って、最後は自分で完成できるように切る場所を残しています。
・半乾きの画用紙に貼れるものを貼っていきます。

・『枕草子』の続きを読みます。「第九段 命婦おとどという名のねこ」。
・「これはほんとうにあったことですか」「多分。千年前のはなしだけれど受け継がれています」

・次回は仕上げと看板描きですよ!

❖today note

Is it the problem of a moment's shame or a life long?
Thought about shame is important point of the culture.