子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 『枕草子

◆内容 『枕草子』虫は、他(1、4年生)
◆道具 筆記用具、クロッキー帳(マルマン)、スケッチブック(マルマン)、糊(あるもの)、筆(あるもの)、折り紙(ダイソー)、マーカー(COPIC SKETCH RV66 made in JAPAN)、色画用紙(オキナ)、ハサミ(あるもの)
◆科学 構図

◇参考図書、他

・『むかし森があったころ』作 デニース・フレミング 訳 木原悦子 小学館 2006年1月第1刷発行
・『みどりの船』クェンティン・ブレイク 作 千葉茂樹 訳 あかねせかいの本 1999年4月第2刷
・『21世紀版少年少女古典文学館4 枕草子』大庭みな子 著 新井苑子 挿絵 講談社 2012年4月第3刷発行
・『えかきうた まるかいてちょん』編 童話館出版編集部 絵 ましませつこ 童話館出版 2003年10月第1刷発行
・『かっこいい切り紙』小林一夫 著 高橋書店 2007年11月発行
・『はじての北欧神話』菱木晃子 文 ナカムラジン 絵 徳間書店 2014年3月
・各1枚50枚セット50色色画用紙(オキナ株式会社)の色名
・画像「ウォーホール」「海辺の生き物」他

◇分かったこと 気づき
・見て描いて、違いに気づきます。
・話たり描いたりしながら、進めていきます。

❖基本学習

1年生

・前のカードの復習をしました。
・『海外編』ポロック「収斂」。
・ロスコ「オレンジの上のマゼンタ、黒、緑」は絵を横に見ているので縦にします。
・デュビュッフェ「真珠母色の庭」。
タピエス「ひび割れた黒と白い十字」。
ラウシェンバーグ「ゴールド・スタンダード」は犬の置物に関心を示します。「こんな犬 いる?」「置物よ」。
・リクテンスタイン「ヘアリボンの少女」とウォーホール「マリリン」は似ていることがわかります。
・「(「マリリン」は)どれが本物か」と尋ねます。そういう見方もあるのか。
・こういう時にはどう説明すればよいのか。ネットでは同じ画像が出てきて、より本物(人間)に近いとかが聞きたいみたい。
・「全部絵ですよ」。
・背景が浅葱、赤、黄緑、朱、茶のような金、濃いピンクの中に、肌の色と、髪の色、金髪というより黄色い髪色でプリントされたマリリンが並んでいます。
・大量消費社会とイメージ、虚構性を示しています。
・本物か偽物かよりも同じ図柄がならんでいます。
・「お店屋さんの沢山の妖怪ウォッチのお菓子コーナーみたいな絵だよ」。
・絵本『むかし森があったころ』を読みます。
・動物の名前を言っていきます。
・ウッドチャックは初めてです。
・ヘビを見たあとからは、「かいじゅ〜」となってしまいました。
・何かの拍子に笑いが生まれます。
・最後の森が開拓されて、家が並んでいるところで、家と窓の数を数えました。
・学校のビオトープやメダカのことを尋ねます。
・色彩は色画用紙の色名を50色言いました。
・知恵の板は「三重塔」と「矢羽」をつくりました。
・三角形、四角形、台形、平行四辺形と名前を覚えます。

4年生

・待ち時間は、絵描きうたの本『まるかいてちょん』を見ています。
・絵描き歌は、絵が同じでも歌がちがいました。場所で違うのかな。サブカル中のサブカル
・カード学習は『みどりの船』を読みます。
・続けて絵描き歌を描いています。
・本を読み進めると、途中からときどき顔を上げてくれます。
・次は色名。
・色画用紙の色名は、簡単かつ大きな紙面があるので楽しい。
・50色全部を言っていきます。
・橙のあたりから名前と画用紙を見比べます。
・知恵の板をします。
・まずは「正方形」、次はオリジナル。
・そして「石灯籠」「正方形」「曲尺」。

❖今日の課題

1年生

・課題に入ります。
・虫の切り紙をしよう。飛行機が作りたい。
・「飛行機はどこを飛んでいることにしますか?」「アメリカ」「外国だね」
・「黄色い紙がいい」「アメリカ大陸の砂漠だね」
・黄色い台紙にマジックで機体を力強く描きます。翼が一つないのに気がついて着けました。
・次は折り紙で、飛行機を2機つくりました。台紙に貼ります。
・その次はロケット。
・ロケットをクロッキー帳に描くと、はみ出さないように青く塗りました。窓も青い。
・綺麗な青いロケットができました。炎は赤です。
・一枚の折り紙を半分に切って、ロケットの輪郭を描きました。
・ハサミで切って、2機のロケットができました。
・みんなで三機。飛ばして遊んでから、書いたロケットの近くに貼りました。
・それから鳥のカルタをしました。
・ときどき参加して、いっしょに取り合いをします。
・お友達もやってきて、一緒にします。
・取り合いではじゃんけんで解決。作戦もありました。

4年生

・課題をします。
・切り紙の続き「今日はトンボをふやしましょう。群れね」。何匹か増やしてくれます。
・折り紙を折らずにトンボを書いて、また半分になってしまいました。
・「隅に張ると、前の群れから離れて、角度も不自然になる」と構図について話します。
・「『枕草子』に出てくる虫で、枯葉があってそこにたくさんの虫が隠れている。上から見て、隠れている虫たちだったが、これは空の見える風景画になっているね」。
・やり直すことにしました。
・地面の色もやや暗くして、そこに枯葉に見立てた折り紙をちぎり、糊で貼っていきます。
・カマキリの図案がないので、絵の半分を隠して下描きします。
・今回は落ち葉やみどりの草、枯れ草にしばらく取り組んで、草原を完成させておしまいです。
・次回には、バッタ、アリとキリギリス、他にも秋の虫をつくりましょう。

・一方「海辺の生き物」に挑戦中の生徒さん。
・切り紙でヒトデをつくります。
・三角の10折りがわからないので、本の見方と折り方を説明します。
・大きい紙で作ってから小さい紙で作ります。
・折って、切って、開きます。できた!
・今度は人物を入れたい。
・情景と背景の意見を言います。
・空、海、水辺、砂浜、岩、空はどこから?
・魚が泳いでそこに少女がいます。海女さんかな。
・麦わら帽子をかぶった女の子が遊んでいる感じを作りたい。
・女の子と海辺での服装。
・落書きの時間と密な時間。単体とつながってある構成。
・「失敗は成功の元」だ。いや「母」だ。悩める時間。
・魚は飛ぶ魚、女の子は海にいる。手には表情がある。 
・まあたのしく描いてくれました。
・今度は切り紙で女の子作ればいいね。

・『北欧神話』は最初の始まりから丁寧に読みます。
・1話のどのシーンが印象にのこっているか。分解していきます。
・選んで、資料をあつめて構成する。簡単に伝えます。
・今年はゆっくりやりましょう。

❖today note

The sketch added a wing was charming.
Failure is but a stepping stone to success.
Fine failure!