子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 水彩画、アクリル画
◆内容 鳥と乗り物のカルタ、神話を描こう2(1、4年生)
◆道具 筆記用具、クロッキー帳(マルマン)、スケッチブック(マルマン)、
色画用紙(Pacon)、マルチプリンタラベル(エーワン)、ハサミ(あるもの)、F4張りカンヴァス(トゥールズ)、アクリル絵の具(リキテックスチタニウムホワイト、マースブラック、アクラレッドアリザリンクリムソンヒュー/パーマネント、カドミウムレッドミディアムヒュー、プライマリーイエロー、コバルトブルー、コバルトブルーヒュー、何とかブラウン))、丸筆、平筆(アクリル専用ブラシ)、ペインティングナイフ(あるもの)、他色鉛筆
◆科学 感受する、表現する

◇参考図書、URL
・『のってみたいな! はたらくくるま』阿部浩二 編集 ブティック社 2013年6月
・『イソップのお話』小出正吾 ぶん 三好碩也 え のら書房 2010年11月初版発行
・『きつねが ひろった イソップものがたりⅠ』安野光雅 著 1996年5月第9刷発行
・『はじめての北欧神話』菱木晃子 文 ナカムラジン 絵 徳間書店 2014年3月

◇写真 カルタ、オラフ、きつねとつる下塗り  

◇分かったこと 気づき
・自分の夢中になっていることと、学んで入ることが、同じ画面に溶けだしました。
・絵について大人と同じように困っているように見えました。

◇備考
・カルタの名前は「ありのままの鳥と乗り物カルタ」にする予定。

❖基本学習

1年生さん

・カードの復習からはじめました。
・マネ「ゾラの肖像」ドガ「舞台の踊り子」。群舞のなかに気になる人がいるようです。よく見ています。
・虫眼鏡を取り出して観察です。
・モネ「印象-日の出」。「確かに暗い絵からだんだん明るい色の絵が出てきましたね」
ルノワールムーラン・ド・ラ・ギャレット」ルドン「キュクロプス」は「きたろうの目玉の親父」。
妖怪ウォッチ、踊りだします。スマッシュのように早いですね!
セザンヌ「サント=ヴィクトワール山」。「これは何ですか?」「家と山」。ちゃんと見ています。
・カードは『海外編2』のゴーガン「市場にて」スーラ「グランド・ジャッド島の日曜日の午後」。
ゴッホ「糸杉のある道」絵葉書の「三足の靴」。
ムンク「叫び」はほっぺたをはさんで物真似。
・ボナール「子供たちの朝食」とお気に入りアルチンボルト。
・「さかさ絵」を画像検索で調べます。もっと出てきますね。
・○と×の記号が気になるので、「グタイ」展覧会の図録を見せます。
吉原治良の「白地に黒い円」「白と黒の円」。
ブルーノ・ムナーリの『かたちの不思議2 円形』。
パウル・クレーの「運動と反運動」、放射状の「傘」。
・色彩は紫は『日本の伝統色』の紫を見ました。

4年生さん

・カードは前の復習と新しいカード、チラシのポスターをみます。
・ミロ「無垢の笑い」マグリット「大家族」。
・シャーン「ベンチの人」は人物があまりに縮こまっていると。たしかにそうです。
・リベーラ「アラメダ公園の日曜の午後の夢」には骸骨が出てきて、「骸骨はメキシコでは一般的な宗教的なモチーフ」と説明しました。
・解説には骸骨は「カタリナ」という画家 ホセー・グラダルーべ・ポサーダのトレードマークとあります。
・少年と独裁者の両方の手を握っています。
ポロック「収斂」はたっぷり絵の具をつけた筆から画面に滴り落とすという描き方。ドロッピング。
・この前の展覧会の絵描きさんたちのほうに近くなっていますね。
・カード二つ目は、「グタイ」を振り返りました。
・チラシのポスターは構成について7枚見ていきます。
・大きな絵、文字、いつ、どこで、何が展示されるのかが、考えて描かれていますね。
・「美術のなかの生きものたち」「ミュシャ・スタイル」「あそびにおいでよ!モ・シリのともだち」「浮世絵の美 平木コレクションの名品」「ルノワール、モネ、ピカソ...巨匠の傑作が大阪へ。こども展」「ロバート・キャパ −戦場に生き、恋に生きた写真家−」「MUSWUMS ミュージアムぐるっとパス・関西2014」
・色彩は『日本の伝統色』黄色。 
・梔子色、刈安色、雄黄、鳥の子色、空五倍子色、鬱金色、雌黄。
・刈安色は人気です。

❖今日の課題

・課題はカルタの続きと、『枕草子』の鳥や上品なものの車を念頭にはおいています。
・『のってみたいな! はたらくくるま』から好きな車を選んでいきました。
・「雪上警邏パトカー」キャタピラのようなタイヤを数えます。
・「レスキュー車」はカッコいい。
・救急車の「ドクターカー」。
・運筆は、「虫」か「鳥」か乗り物を描いてもらいたいので、北斎漫画の昆虫の模写を見せます。
・大丈夫そうですが、「これなに?」「うむ?」調べなおしとなりました。
・カルタの続きをします。
・梅田駅でやっていた「かもメール」作品展の写真を見せて「一年生は絵はうまいが字はそれぞれだね。線があるとうまくいくね」。
・「お手紙もらったおいじいちゃんやおばあちゃんは、うれしいだろうね」
・「一生懸命な字はいいよ。いやいやの字は、伝わってしまうね」
・カルタの続きです。乗り物をやっています。
・上手に切って、大人のハサミも使ってみました。
・台紙を切って、車がプリントされたシールを貼っていきます。
・絵に進みます。
クロッキー帳とスケッチブックをだして、前に描いたクロッキーにページの番号を書いていきます。
・今回も○と×を描いていくのかな?
・四角と三角を描きました。
・二周り描いて、組み合わせて生き物を作り始めました。
・鳥らしいです。「組み合わせることを覚えていたのね」
・目と嘴と棒で「ほら鳥になった」というと、次から次に鳥を描いていきます。
・鳥をかいて鳥の巣のある森を描き入れます。
・森は、木をかいてはっぱをかこう。ほらモコモコと木ができた。
・色を塗ろう!全部だしてます。混ぜます。茶色になるか?
・緑をぬって、茶色をつくって、水色ができています。
・地面には綺麗な水色が。あれ?
・「地面はお空なんだ?」というと、わらっています。
・鳥はカルタでも作った山鳥をかこう。テレビで見たんですよ。尾が綺麗でした。
・スケッチブックの二枚目にも水色を塗って、水色でカキ氷をつくっているのかな?
・雪だるまらしい。
アナと雪の女王にはまっているらしい。
・歌ってくれて、パンッと地面を踏むと氷が割れて、自分の作りたいものができると。
・説明をきいてから画像検索をするとこれは「オラフ」だと。
・それをクリックすると、描きたいと。
・混色をしているので、渋い水色ができています。
・「オラフ」は簡単に輪郭をとってあげるとのってきて、目は?、鼻は?、口は?、眉毛は?、髪は?、手は?、歯は?、ボタンは?と聞くと、全て描いてくれます。
・そっくりだね、「オラフ」ができました!
・さっきの鳥と森の絵の水色の地面は、アナと雪の女王の森だったのね!
・お友だちがやってきて、一緒にカルタをしました。

4年生さん

・『せかいの神話1』から「きつねのおじさんと つるのおばさん」(フランス)を読んでいきます。
・絵は『イソップのお話』(三好碩也 え)、『きつねが ひろった イソップものがたりⅠ』(安野光雅)を見てもらいました。
・同じお話でも、文も絵も違いますね。
・どの場面を描くのか決めます。
・決まったらキャンバスに絵の下塗りです。
安野光雅の絵を参考にすることになりました。室内も描かれているからね。

・一人の生徒さんは白と明るい黄色を混ぜて、布キャンバスに丁寧にナイフで塗っていきます。厚みも出ていいかんじ。

・もう別の生徒さんも同じ本にしました。
・背景を考えます。
・パソコンを使って、室内の壁紙をしらべます。なかなかいいものがありません。
・トラだの、猫だのの壁紙がでてきます。きつねとつるとトラの話になってしまいますね。
・ようやく「壁紙 室内 みずいろ 工務店」で感じのいい壁紙がでてきました。
・ここで注意。自分なりの工夫をいれてくださいね。
・決めて塗ります。

・その下塗りの間の落ち着きのあるタイミングで、次の説明をしました。
・「まえに読んだ『せかいの神話1』「ロキのわるだくみ」は槍だの石だのを不死身の的に向かって投げる、いたずらもののロキが出てくるお話だったけど、誤解されないように丁寧に物語を読みます」。
・「サッカーのワールドカップで優勝した国ドイツも入る広い北欧の古い神話で、子ども向けの本があったので、順を追って紹介します。聞いておいてくださいね」。
・『はじめての北欧神話』の「1世界のはじまり」を読んでいきました。
・世界ははじめはガランドウで、南には真っ赤な火、北には氷ばかりが広がっていました。北の氷は南の火に暖められ空気にさらされて溶け出し、巨人のユミルや牝牛が生まれました。やがて巨人族と呼ばれる子や孫たちが増えていきました。」
・神話の始まりを読みました。
・このような荒々しい物語があると分かると、やっとルドンの描いた巨人族の一つ目が優しげに描かれているという意味が分かってきますね。
・読んでいるうちにだいぶ下塗りができました。
・残った時間は残った絵の具でお絵かきタイムです。

❖today note

She thought about how to picture.
I asked her,'Where do you get on? so, picture is same.'
Is a work on the floor or animal or ground or space?