子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 一年のまとめの絵本をつくろう
◆内容 絵本の舞台の家を作ろう_1回目(3年生)
◆道具 筆記用具、クロッキー帳(マルマン)、木切れ(あるもの)、紙粘土(ダイソー)、針金(あるもの)、工作用ボンド(ダイソー)、マジック(持参)、フィルム折り紙(ダイソー)、フェルト(あるもの)
◆科学 身近な材料から発想する、話の筋を考える

◇参考、URL
・『ゆきのたまご』よこたみのる 著 理論社 2008年11月第1刷発行
・『3びきのこぶた』文絵 いもとようこ【イギリス民話より】 金の星社 2007年初版発行
・画像検索
 ・流行色キャンディーカラー
 ・レッド・ハウス

◇写真 絵本の舞台の煉瓦の家

◇備考
・先月の形の授業の流れで「木切れ」「針金」「紙粘土」をつかって絵本の舞台の家を作りました。
・割りばしや木組みの上に、泥に見立てた粘土壁にするのか、煉瓦にするのかを考えるとなかなか大変です。

◇分かったこと 気づき
・材料も、お話も身近なところから発想します。
・いろいろなものを良く見ていますね!

❖基本学習
・カードは、今年は二回雪が積もったので、名残に『ゆきのたまご』を読みました。
・雲の上のパティシエのカオリンさんがいます。雪のお菓子をつくるひと。
パステルカラーが続いて、白い線と水色と六角形が基調で、さまざまな雪のお菓子たちが絵本の上を踊ります。
・銅版画の作家で、線や色を生かして結晶を描いています。
カオリンとは陶磁器の材料にもなる鉱物のことだそうです。
・作者は水の循環と自然について思いをはせ、末尾に中谷宇吉郎の『雪』(岩波文庫)を揚げています。
「空が青いということは、空気が青いのではなく、空気はもとより無色透明なものである。空から来る光は、日光の中の青い光が空気の分子や空気中に浮かんでいるこの種の細塵に散乱されて、青い光となって人間の目に入るのである。」
・続いて『3びきのこぶた』を読みます。
・知っているかな?もちろん知っています。退屈かな?
・読み進めると、だんだんと入ってきます。「『いなばの白ウサギ』の絵本作家だよ」覚えています。
・オオカミがわらの家を吹き飛ばすシーンがあります。
・家を吹き飛ばした後、オオカミが兄さんブタを追いかけます。オオカミには落書き。お話と落書きを見ることになりました?
・木の寄せ集めの材料なかにアイスのバーがあって、それに「すばらしい〜!!」とかいてあります。
・「あたり」「ざんねん」「ラッキー」「大あたり」「ハッピー」「もう一回」と鉛筆で書いて、ひくことになりました。
・次に当たりの景品をかんがえています。
・身近な木とは、アイスのバーやおみくじか。
クロッキー帳に「この本のなまえはないのだ この本のなまえはなんですか?」。答えは「ないの」でした。
・横書きでシューとかいて、右側を隠して選びます。
・①シュークリーム、②シューマイ、③シューズでした。シューズが当たってしまいました!食べ物を食べたいものだ。
・色彩は、画像で流行色のキャンディーカラー。
・洋服や、羊毛や、フラワーアレンジや、ネイルや、バイクの部品、いろいろなものに応用されています。具体的ですね!
・ヨーロッパの伝統色から、キャンディーカラーに近い濃い色を見ていきます。
・ピンク「ロータス」「チェリーピンク」「フューシャ」「シュリンプピンク」「ローズ・ポムパドゥール」など。
・レッド「ゼラニウム」「シグナル・レッド」「ターキー・レッド」「クリムソン・レーキ」「ルビー」など。
・オレンジ「キャロット・オレンジ」「オレンジ」「モロッコ」「タン」。
・ブラウン「カフェオーレ」「キャメル」「カフィ―」「ヘンナ」「ヘア・ブラウン」「セピア」。
・イエロー「アイヴォリー」「ストロー」「クローム・イエロー」「バナナ」「マスタード」。
・グリーン「ナイト・グリーン」「エッグシェル・グリーン」「アップル・グリーン」「スプリング・グリーン」「クローム・グリーン」など。
・ブルー「ケンブリッジ・ブルー」「ターコイズ」「ピーコック」「エジプシアン・ブルー」「ネイヴィ・ブルー」。
・色を見る、色を選ぶは楽しいですね!

❖今日の課題
・本題の物語の家を考えます。
・画像でモリスのレッド・ハウスを見ます。
・「この家は内部のつくりが表に現れていて、その当時新しい形だったんだよ」
・お家や建物を見てきてくれましたか?
・「表札がアクリルで綺麗だったね」。家の図面を書きはじめました。
・家をかんがえて作ろうと、円形の漬物のいれものを土台に木を敷いて、レンガ調の家を作り始めました。
・工作用ボンドで接着していきます。煉瓦の時には交差させると強いよというと、市松模様にしています。デザイン優先?
・煉瓦がたりないので粘土で作り始めます。
・粘土の色を合わせます。
・絵柄のある蒲鉾の板を壁面に。窓はうっかり煉瓦を積んでしまいました!
・木切れにマジックでベット。フェルトの絨毯。庭に植木をしようかな、ハートの飾り物になりました。
・絵本のストーリーを詰めていきます。
・登場人物、年齢、名前、性格。
・家にあるドールハウスに今日の家を組み合わせて人物を住まわせ、お話が展開するようです。
・主人公たちの出会い、喧嘩、仲直りの話のようですね。
・唐突な場面は修正されていきます。
・たのしみにしていますよ!

❖today note
We made the house for the picture book.
It is maybe her room itself.
Quite the honest house.
Design is importance.
The work would become between picture book and comic.