子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

立体工作

授業_内容 和算あそび
◆内容 円陣、方陣、裁物一刀、裁ち合わせ_和算2回目(3年生)
◆道具 筆記用具、金属パネル(あるもの)、マグネット(あるもの)、台紙用折り紙(あるもの)、マジック(油性)、クロッキー帳(マルマン)、スケッチブック(マルマン)、定規30㎝(プラスチック)、デコトップス(ぼりゅうむわんプロダクツ)、木の切れ端チップ(あるもの)、工作用ボンド(ダイソー
◆科学 連続した数字と総和、落書きから生成

◇参考・URL
・『世界の子どもたちは いま15 ロシアの子どもたち』西村佐二 指導 学習研究社 2001年2月第1刷発行
・『江戸の算数一 鶴亀算入れ子算』西田知己 著 たごもりのりこ 絵 汐文社 2011年2月初版第1刷発行
・『江戸の算数三 ねずみ算・盗人算』西田知己 著 たごもりのりこ 絵 汐文社 2011年3月初版第1刷発行
・『THE WASAN 和算和算研究所 監修 佐藤健一 文 文溪堂 2006年3月初版第1刷発行
・『ブルーノ・ムナーリ かたちの不思議3 三角形』ブルーノ・ムナーリ 著 平凡社 2010年11月初版第1刷発行

◇写真 トリコロール、円陣、方陣、裁物一刀、天使

◇分かったこと 気づき
・適度なむつかしさであれば方陣も円陣も解けると思います。
・落書きをする、何か出てくる、生成させる。

❖基本学習
・カードの前に後で形の授業に入るので、デコトップスで遊びました。
・強力な磁石に幾何学形のパーツをのせて形を作ります。
・虫、逆立ちする子どもを作りました。
・カードは2001年2月発行の『世界の子どもたちは いま15 ロシアの子どもたち』という本を見ていきました。
・「オリンピックの開会式は見ましたか?ロシアの小学生の一日がのってる写真の絵本ですよ」
・モスクワ市内に住む国立の小学校三年生の男の子と女の子の一日の生活と主な行事を紹介しています。
・「学校のこと」ではまず時間割が面白いです。
・例えば月曜日。1時間目は国語と情操教育、2時間目はゲーム、3時間目は算数。
・3時間目の後に朝食の時間が入っています。
・朝ごはんを食べていかない子もいて、11時10分から20分間は朝食の時間になっています。
・「お昼の給食はないみたいですね」。
・4時間目はお父さんの授業。
・主人公のひとりアリーナちゃんのお父さんが授業をします。
医科大学で外科を教える先生で、外科の歴史、道具、実習を学んだそうです。
・代わる代わるお父さんが授業を受け持つのでしょうか。
・5時間目は男子が体育で女子はバレエ。
・「お父さんが授業を教えに来たり、民族舞踊やバレエを学校でやったりするんだね」
・印象としては一週間の時間割は、国語と情操、ゲームや算数、英語とダンス、音楽などの芸術で埋め尽くされています。
・「家庭のこと」では、家族の様子の写真も見ます。
・「女の子のお部屋は楽しそうだね」小さい写真をみます。
・「梯子とロープ、吊り輪がある」「そうだね!人形もバーニーちゃんみたいだね」
・「家庭料理のペリメニは餃子みたいだね。クレープみたいなブリヌイ」。
・仕草に共感を持ったりします。
・男子の方は「フィギュアであそんでる。レゴでした」
・本に出てくる行事のなかではヨールカ祭りというのがあって、お祭りのシンボルのようなマローズじいさんはサンタクロースのような人で、
マローズとはロシア語で「厳しい寒さ」という意味だそうです。
・本の最後にアンケートがあって、将来の夢は男子第1位が芸術家、2位が考古学者と古生物学者、3位がジャーナリスト。
・女子は第1位医者、2位がバレリーナ、3位は無とありました。女の子の夢は医者とバレリーナで占められているのでしょうか。
・13年前の本とはいえ、芸術や学問への夢が大きい。
・各学校へのアンケート調査は省略しました。
・色彩はトリコロールをネットの画像で調べました。
・服装やリボンやいろいろあるけれど、ネイルをみました。
・基本色は3色で、透明感のある物、ビーズや石をのせたもの、付け爪、肌の色をいかしたものなど様々でした。
・お互いの好みを揚げていきました。
・キャラクターものがいいみたいですね。

❖今日の課題
・課題の円陣と方陣をします。
・金属パネルと色のついたマグネットを用意します。
・緑、黄色、赤、青のマグネットに1から33までの数字を入れていきます。
・色分けの意味はありません。マグネットの数33は4周の円陣が出来る数です。
・円陣はシンプルな二重円から始めます。
・二重円に十字を描きます。
・テキストによると、外側の円、内側の円と十字、青でつながった棒、緑で繋がった棒の、それぞれの和を全て22にします。
・まず二重円に十字を切って中央に1を置きます。
・他の線が重なるところに2から9の数字を当てはめていきます。
・真ん中が1がヒントですね。大きい数字と小さい数字を組み合わせるのもヒントです。
・しかし円の総和は22に出来ても、縦と横は23になってしまいます。
・ひっ算をして確かめます。
・本の問いも答えも読みました。
・棒の時は、図形の中心の1はたさないのですね!
・すっきり正解したいですね。
・『THE WASAN 和算』の方陣をみます。
・折り紙を16の升目に折ったものを用意します。
・これは多いと九つの方陣に変えます。
・16分割した折り紙を、端を折りたたんで九つの升目にしてくれました。
・「有難う!」「三方陣です。さあやろう」
・真ん中を5にして、並べていきました。
・組み合わせをいろいろ考えました。小さい数と大きい数。
・答えを見て並べてから、考えました。
・偶数の四方陣の方が説明がしやすいか。
・左上から順に1から16まで全部書いていってもらいました。
・対角線上にある数字を全部反対側に移動して、縦、横、斜めの総和を数えてもらいました。 
・全ての方向からのそれぞれの総和は34になります。
・子どもにとっての発見が楽しいか?パタンを覚えて解きやすくする方法か?発見でしょうね。
・予定の「裁ち合わせ」はとばして、三角形のひごをつないだもので遊ぶことにしました。
・接着が難しい形なのでどうしたものかと相談がてら。
・重ねるとキャンプファイヤーの組木みたいになります。
・オレンジの台紙に並べて、定規代わりにしてマジックで描いていきます。それを分割します。
・直線、形態、三角形、縁取りを始めると、真似して描きはじめます。
・丸と三角でアイスクリーム?ひとでした。
・マジックで三角形、ソフトクレヨンで囲い込み、森林と溶けそうな雪、帽子をかぶって、アイスとウェハース。
・切り取って人物、丁寧に人を描いて、さらに人物を描きはじめて。
・木のチップでトリコロール、別の紙に天使を描きます。
・それを受け取ってマジックで色塗りを始めて、明るい色シャーベットオレンジのような色合いで、塗りこんでいきます。
・中には隠し味のように、別の色も入れて塗ってくれました。
・シンプルで素晴らしく、これだけでも絵になるなあと思いましたね。
・まとまりのない落書きだったけれども、天使が出てきたり、金や銀のクレヨンで三角を埋めたりと、キラキラ春が近い感じ落書きになりました。
・エンジェルの独特な羽がステキですね!
・「裁物一刀」のために、升目を切りました。正方形を切って繋ぎあわせてしまったので、同じ形になりました。
・升目の書き直し(3㎝:2.4㎝)て来週にやってみましょう。

❖today note
I will hope to give closely and open class.
A circle and square and magic game are old and new.
Each of the pattern games.