子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 来年の干支を描こう!
◆内容 絵をパソコンに取り込んで編集しよう!(3,4年生)
◆道具 筆記用具、クロッキー帳・スケッチブックに描いた馬の絵、カメラ機能のある携帯電話、パソコン(東芝)、描画ソフト(インクスペース)
◆科学 撮る、移す、ソフトで編集する

◇参考URL
・『竹内栖鳳展 近代日本画の巨人』図録 日本経済新聞社 NHK 2013年
・『スーホの白い馬大塚勇三 再話 赤羽末吉 画 福音館書店 2000年4月第88刷
・『スーフと白い馬』モンゴル民話より いもとようこ 文絵 金の星社 2012年4月
・『日本の伝統色 色の小辞典』福田邦夫 著 読売新聞社 1996年5月第12刷

◇写真 年賀状にプリントしたもの  

◇備考
・展覧会に出している絵からそれぞれ二枚ずつ選んで、一筆箋にしました。

◇分かったこと 気づき
・切り抜き作業で、ポイント数を増減して後の作業しやすくするには、経験がいります。

❖基本学習
・カード学習の前に、竹内栖鳳の絵をあしらった一筆箋の封筒と便箋をみました。
・二種類の絵の一筆箋を封筒に入れてお土産にします。
・『竹内栖鳳展 近代日本画の巨人』図録の動物の絵をみていきます。
竹内栖鳳は、名画カードの着物を着たお母さんと髪を剃った坊やの絵を描いた上村松園の先生です。
・昔は学校というよりは師匠と弟子という関係が強かったんでしょう。
・「ライオン」(『大獅子図』『金獅』)『象図』『飼われたる猿と兎』『熊』『斑猫』『矢の根』の馬、『馬に乗る狐』
「この馬は働く馬で、この前見た馬は走る馬ね」「『酔興』は猫とネズミが瓢箪徳利のお酒を返盃ゴッコしている図です。これは楽しい」
『小春』の猫『清閑』の犬、『家兎』『雄風』の虎を見ます。動物の絵が優れて参考になります。
・猫の『斑猫』は実物の猫と比べるとかなりデフォルメされた猫だということです。確かに下から見る「見返り美人」のような猫になっていますね。
・『スーホ』と『スーフ』の絵本を読み比べました。
・似たシーンがあったので比較しました。
・違う絵の描き方で、それぞれ世界が作られています。まあるい主人公だから白い馬もまるいですね。
・色彩は『日本の伝統色』から橙・茶を見ていきました。色名を隠して好きな色を選び、名前を読んでいきました。
・柿色、赤朽葉、代赭色(たいしゃいろ)、蒲色・樺色、狐色、弁柄色、丁字色、海老茶、枯色、桑茶、媚茶、団十郎茶、いろんな茶色!

・一筆箋の封筒を出して、作品をプリントした一筆箋を入れお土産です。
竹内栖鳳の動物の絵を見ていきました。
・『スーホの白い馬』と『スーフの白い馬』の比較を始めて、「同じ話でも描き方がいろいろあるんだね」。
・途中から、いもとようこの絵本を手元に引き寄せました。最後まで読んでいきました。
いもとようこの絵の方が好きと、軟らかい絵がお気に入り。
・大事なシーンは両方の絵本に描かれていて、それぞれ構図が勉強になります。
・色彩は橙と茶色を見ました。秋の色、馬の色。

❖今日の課題
・描いた絵をパソコンに取り込んで切り抜きをします。
・先週の馬の絵をデジカメで撮影してパソコンに入れましたが、重くて時間がかかったので中止しました。
・携帯電話のカメラ機能で撮りなおし、SDカード→ microSDカード→ MULTI CARD READER でパソコンに取り込みます。
パナソニック PHOTOfun STUDIO8.0AE に入れてから、描画ソフト「インクスペース」で写真を呼び出します。
・「インクス―ペース」の「切り抜き」「複製」「貼り付け」「拡大」「縮小」と新規ビジネス・カードページに「配置する」「名前を付けて保存する」
をしました。
・まずは馬の絵を選んで、明るさと線がはっきりしているものを選びました。
・ペジェ曲線で大きくポイントしていきました。
・ノード調整で細かくラインを絵に沿わせていきました。
・閉じたノードを選択してシフトキーで背景も選択、オブジェクトのクリップを設定、背景が消えましたね!
・楽しくなってきたのは背景が消えるところと、拡大縮小です。
・拡大も縦長、横長を試して大きく形が変化するので楽しい。デフォルメですね!
・馬は縮小されてミニチュアになりました。それを複製で増やすのが楽しい。どんどん増やします。
・ビジネス・カードページのフレームの中に、大きなお馬、小さなお馬を配置していきます。
・『スーホ』や『スーフ』の馬のレースのようですね。
・ビジネスカード90?×50(85×54)に配置を終えて完成です。

・パソコンに入ります。
・カメラ機能で取り込みをします。手続に従ってパソコンに取りいれます。
・画面を出して早速ポイントして切り抜きをしていきます。
・写真→パソコンに入れる→インクスペースで出す→「複製」「貼り付け」「切り抜き」「反転」「拡大」「縮小」「飾る」「円形」「ハートを作る」「配置する」をしました。
・二回練習しました。二回目の方が大きくポイントしているように思います。
・ペジェ曲線を使ったポイントに対する想像力が働いています。
・後で修正しやすいのはポイント数が多い方が良い。しかし重なると線がもつれるなど経験が必要です。
・パソコンなのに思う線を出すのはなかなか手間ですね。
・ヤジロベエみたいなのがでてきて、線がたわんでいます。
・クリップ設定で背景が消えるところはスリリングです。
・選択と画像の反転、回転は楽しいです。
・星型ツールをしました。
・星の角数を最大限になるまで増やしていきます。増やしていく途中は生き物のよう、最低でも三角形、最高数に近づくとぼかしの世界になります。
・円/弧ツールと微調整ツールでハートを作りました。
・ハートの色を変えてピンクのグラデーションをつくりました。
・ビジネス・カードページに並べていきました。出来るだけ最初に作ったデザインに近づけていきました。
・馬とハートの画面の完成です!
・時間があったので写真を選んで切り抜きの練習をしました。
・選んだのは平安神宮の鳥居。確かに直線が多くシンプルです。
・ポイントしていきますが、ポイントが近すぎて線が逆転でガッカリします。
・気を取り直して進めていきます。背景を消すのは楽しい!
・背景を消すと風景からデザインに飛躍しますね。
・元画像と三つ作って保存しました。

❖today note
The PC operation is necessary to experience for child.
The software and her daily life.