子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 神話・古典を描いてみよう!
◆内容 アクリル絵の具、墨で神話を描こう!(4年生)
◆道具 筆記用具、スケッチブック(マルマン)、クロッキー帳(マルマン)、ハトメ(手芸用)、半紙(「龍」龍枝堂、「白波」呉竹)、筆(太筆「光風」天然竹染め軸 羊毛天尾 呉竹)、開明墨汁、下敷き、文鎮、泥印、オリジナルゴム判子、カンヴァス(4号)、アクリル絵の具(リキテックスチタニウムホワイト、マースブラック、アクラレッド、アリザリンクリムソンヒュー/パーマネント、カドミウムレッドミディアムヒュー、イエローミディアムアゾ、プライマリーイエロー、カドミウムイエローディープヒュー、コバルトブルー、コバルトブルーヒュー、ライトグリーン/パーマネント、フタロシアニンググリーン))、丸筆、平筆(アクリル専用ブラシ、硬軟)、ペインティングナイフ、紙製パレット
◆科学 墨絵の筆と水分。表情を考える。

◇参考URL
・『自然の観察事典38 ヘチマ観察事典』構成・文 小田英智 写真 松山史郎 偕成社 2006年12月初版第1刷
・『中国の古典文学1 古代の思想 儒家道家久米旺生 訳 さ・え・ら書房 1999年2月第9刷発行
・『草の名前が 葉っぱでわかる かがくだいすき』ぶん 近田文弘 え おくやまひさし わかうちやよい 大日本図書 2001年3月第1刷発行
・『であってうれしい 木はともだち 20本の木のノート』いわさゆうこ 作 文化出版局 1997年6月第1刷発行
・『ヤマトタケル那須正幹 文 清水耕蔵 絵 ポプラ社 2005年7月第1刷
・画像のページ
「水玉」「ヒョウタン」

◇写真 
・水玉、墨絵。

◇分かったこと 気づき
・絵を描くタイミング。描きたい気持ちを掬うように、つなげるように、もっていく。

❖基本学習
・基本学習は順番を変えて、筆運びの練習からしました。
・アクリル絵の具を虹色に見立てた七色と白黒を出して準備しました。
荘子「大びょうたんの使い道」を朗読しました。
・しっかりと聞いてくれました。
・ひょうたんは大きくて「なかに五石もはいるほどだ」とあったので、石を電子辞書で調べました。
・市の防災リーフレットには、飲料水を一日一人三リットルの水を三日分、つまり九リットル貯えなさいと書いてあります。
・たとえば家族五人分を三日分となると、45リットルの水が必要で、牛乳だと45本分になりますね。
・180リットルというのは牛乳180本分で、五石だと牛乳900本分の量。確かに多いね。
・大ひょうたんを二つに割っても水瓶に入らない。鍋より大きなお玉が出てきた感じだね。
・ネットでひょううたんをみました。
・磨き上がって透かしの、装飾の豊かなランタンのようなひょうたんを見みました。
・様々な使い方がありますね。
・次回の「無何有の郷」のための、『であってうれしい 木はともだち 20本の木のノート』もみました。
・河に流れ着いた種と木。鬼グルミの話をしました。
・水玉を描く練習をしました。
・テキストオリジナル5を出して、円形、三角形、四角形、木、葉っぱと出していきました。
・絵を描く準備体操です。
・色、運び、水の量を試しながら時々いい感じの線や色がでます。
・描きたい、次の筆をおきたい、自然な気持ちを掬うように運んでいきます。
・二枚目は色混ぜして好みの水玉をつくりました。
・三枚目は以前のカエルの周りに黒で水玉。
・用紙にハトメでスクラッチして、後で色をぬりもしました。
・たまごの殻が割れるというつもりで引っ掻きます。
・スクラッチ画はクレヨンの重ね塗りを削りますが、今回は先に引っ掻いて後で色をぬります。
・絵の具が浸みて意外な線の発見があって、簡単に葉っぱらしく見えます。加減が必要ですね。
・ひび割れを作ってから、薄い緑色で卵を描きます。椋鳥の卵。まあ生まれそう。
・黄色のヒョウタンみたいなひよこが現れました。ひよこが生まれました。
・自動筆記のようですね!
・その流れで、次は墨でひょうたんです。

❖今日の課題
・その流れで、次は半紙に墨でひょうたんです。
・一回目は遠慮がちツルが伸びて三つ並びました。
・二枚目は大きく太く、なんんとも真ん中が滲んで面白いひょうたんになります。
・三枚目は滲みをさらに楽しむ趣向。外側から描いて、内側に向かって薄くしていきました。山みたいです。
・四枚目はドロッピングで模様をいれました。技が豊富!
・判子をバランスを考えて押しました。
・次はアクリルの絵です。
・『ヤマトタケル』の何処を描くのかな。
・先週読んだ時の候補を思い出しました。
・①一枚は、王冠と草薙の剣。
・②はオトタチバナヒメが海を鎮める場面。
オトタチバナヒメを先に描くことにしました。
・今までの絵を振り返ると、水瓶や太陽、榊やカエルたちですから、華やかでいいかもしれません。
オトタチバナヒメのオトは漢字では弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)とありますね。
・本を朗読していきます。
・その間にカンヴァスに鎮める海(荒れた海)の下地を塗っています。
クロッキー帳を引っ張り出してオトタチバナヒメの絵の模写を始めました。
・ページを開けて本を左手に持ち替えて、描くページをあけたまま読み進めていきました。
・顔を簡単に描いて、表情の勉強が生きますがどういう顔か分からないということです。
・絵本のオトタチバナヒメの顔を見ると確かに微妙な顔になっています。
・海は荒々しい。
・努力の痕跡みましたよ。
・スケッチブックに描いて切り取って貼ってもいいし、描いても良いです。
・『ヤマトタケル』を読み終わりました。
・練習しているクロッキー帳の下絵にい色をつけていきました。

❖today note
Her wash drawing is very wonderful.
The black-and-white line is full of variety.
And she is thinking about the expression of heroine.