子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 神話・古典を描いてみよう!(中休み)
◆内容 夏の野菜を描こう!(3,4年生)
◆道具 筆記用具(鉛筆(2B)、消しゴム)、クロッキー帳、折紙(大小あるもの)、両面テープ(あるもの)、ハサミ(あるもの)、カッターナイフ(あるもの)、工作用ゴムマット(あるもの)、半紙(「龍」龍枝堂、「白波」呉竹)、筆(太筆「光風」天然竹染め軸 羊毛天尾 呉竹、細筆「みやぎの」天然高級竹軸 イタチ羊毛 呉竹)、開明墨汁、下敷き、文鎮、泥印、それぞれの判子、お椀(各自)、トウモロコシ(もらいもの)、色鉛筆STAEDTLER8色
◆科学 水と墨と紙、折紙の折とパタン、見る

◇参考図書・URL
・『楽しく使える!切り絵あそび』著 桜まあち ブティック社 2012年8月
・『没後100年 青木繁展−よみがえる神話と芸術』会期 2011年3月-9月 毎日新聞社
・『神さまのびょうぶ』門山幸恵 再話 神谷京 絵 新世研 発行 2003年11月
・『ずら〜り カエル ならべてみると...』しゃしん 松橋利光 ぶん 高岡昌江 アリス館 2003年4月第6刷
・「とうもろこし百科」
http://www.tomo100ka.net/

◇備考
・来週は美術館へ行きます。

◇写真 
墨絵(トウモロコシ)、切り絵、色鉛筆試書き

◇分かったこと 気づき
・トウモロコシの味覚と絵。

❖基本学習
・カードでの学習1。
図録『没後100年 青木繁展−よみがえる神話と芸術』の石膏デッサン(1899)、絵かるた(1904)、扇面(1904)、「わだつみのいろこの宮」(1907)、「繊月帰舟」Boat Returning under the Crescent Moon(1910)をみました。
・この絵があるブリヂストン美術館は新しい駅舎のある丸の内側ではなく、反対側(東側)の八重洲口のオフィス街にある美術館です。
・カードでの学習2。
インターネットを使ってオランダのクンストハル美術館での名画盗難と主犯格の母親の事件のその後のニュースを見ました。
・ウィキでクンストハル美術館を出し、地図の検索で所在地をだし、だんだん俯瞰していき、ここはどこかと調べて広げていきました。
・「おやドイツが出てきたね。スランスが出てきたね。イギリスがでてきたね。ここはヨーロッパだね。地中海だね。こうなると教室に貼ってある世界地図といっしょだね。
・カードでの学習3。
・『神さまのびょうぶ』を読みました。
・あらすじはだいたいこんなかんじです。
アイヌのコタンに住む酋長と妻と八歳の娘と自然の神さまのお話です。
飢えと病に苦しむ村びとを助けようと、酋長とその妻は舟に乗って漁に出かけます。その漁をする舟を海の神が呑み込みます。帰らぬ親と村びとを何とか助けようと娘が吹雪の中を漁場のある場所にでかけ神に訴えます。切々と訴える娘の姿に神が折れて、断崖を朝は金の屏風のごとく、夕は銀の屏風のごとく輝やかそうと約束しました。
村びとは、朝日の中、夕日の中、海の幸に恵まれるようになりました。」
・ふんふんと聞いてくれています。
・白い粉雪、吹雪、朝の光、パノラマが、漁の網の目のように現され、白い線が大量に画面を覆っています。
・久しぶりに折紙に触りました。
・『楽しく使える! 切り紙あそび』のなかから、「プレゼントバッグ」と「お座りねこ」「ねこのミニシール」を選んで作りました。
・大きな折紙と黒の小さな折り紙で猫を作って両面テープで貼りました。
・授業としては文様の図柄の応用版で、四角四つ折りとじゃばら六つ折を作って上に図案の型をかいて切ります。
・ハサミとカッターナイフで切ります。紙が重なっていてもハサミでは上手く切ることができます。
・小さな円の目は手伝いました。ほかは自分でできますね!
・折紙の箱とバックを知っていると便利ですよ。
・白いバッグに黒猫のオシャレなプレゼントバッグができました!

・切り絵の型を描くために出しておいた三角形の色鉛筆「STAEDTLER」がテーブルにでています。
・色がきれいな蛍光色と、黒い芯の周りに白が入っている鉛筆が気になります。
・「これで塗るとグレーになるはずだよ」といってクロッキー帳に赤と白のほうで「ピンクになるかなあ」と試書きをします。
・縦にシャカシャカ描いて途中で細くして魚にしました。
・それを真似して、グレーのお魚を描いてくれました。
・色は8色用意したので、次のページにも青や黄色で試していきました。
・蛍光の黄色い色鉛筆で「細くて やせっぽち 骨だらけ」と黄色い魚を描いていくと、
尾びれの両端から口に向かって大きな線を引いて急に肉付きのよい熱帯魚のような魚にしてくれました。
・「おお急に大きくなったね!」などといって「体重計は難しいね、海の中だから」というと水色で体重計を描いてくれました。
・釣り糸がでてきました。海上には女の子がいて、釣りの餌は赤いエビです。
・「エビはゆでないと赤くならないんだよね」と言いながらエビを描いています。
・魚の体重は7から120、最後は5に移動しました。単位はわかりません。
・次のページへいって、大きくなった理由が分かりました。エビのみならず、人間も洋服も食べていました!
・魚はいろいろなものを食べて、人間は怪我をしています。
・糸が数本たれてきました。そこには餌がいっぱいついています。
・カードの画集もちょっと見て、絵本も読んで、その絵本の魚がよいしょっと、クロッキー帳に移動したかもしれませんね?!
・風船みたいな釣り人が二人出てきました。名前はアルファベット大文字で4文字ずつです。
吹き出しには「ふうせん」とありました。どうやらユニットのようです。もしかしてテレビの朝のドラマ見てるの?みてますねえ。
・「先生も小さい頃見たなあ。「おはなはん」っていうドラマでした。」
・次のページでは大きなお魚は痩せていました。
・魚は服や人間を吐き出して、体重も減って5になりました。
・単位はキログラムということでした。
・最初に骨のような黄色い魚を描いたら大きくしてくれて、しかし食べ物は様々でしたね。
・最後のページで「おわり」とかきました。お話を描く(書く)のが上手ですね。
・すぐに「つづく」になりました。さすがです!
青木繁の顔だけの漫画のような表情の練習の絵を見た後だったので感応したのかもしれません。

❖今日の課題
・墨絵をやりました
・夏の野菜の続きです。頂き物のトウモロコシを新聞紙の上で半分むいて色を調べました。
・色名はトウモロコシの黄色は「雌黄」「鳥の子色」「練色」の中間ぐらいな色合いです。緑は「木賊色」に近いです。
・トウモロコシは半分にむきます。粒が出てきたらヒゲをのこしてバランスの良いところまでむきます。
・絵が描けるように習字道具の用意をします。
・黒いフェルトの下敷き、文鎮、水、墨汁、筆、新聞紙。
・下描きはできないのでよく見ます。
・大きな流れを掴んで、周りから描きはじめ、粒のながれの整っているところ、乱調、密集を見ていきます。
・ぼかし、にじみの練習をします。
・水をたらして広がりをみたり、かげにしたり、整えていきます。
・さいごは落款をして完成です。
・水分調整が難しいなあとおもって写真をとりました。3Dのように飛び出て不思議です。

・墨をしました。 
・トウモロコシを半分むくつもりが全部むいてしまいました。
・紙を出してにじみの練習をしました。
・濃い墨の線をひいて水を置く。真上、ちょっと上、離れておいて、時間とともに水と墨が交わります。
ヒキガエルの練習をしました。アウトラインを描いて凹凸をぼかしで描いてみます。
・トウモロコシの〇つぶの練習をしました。
・トウモロコシは美味しそうに見えます。しかし食べてはいけません。
・いよいよトウモロコシを描きます。
・大きな楕円をかいて「よくみて 流れがあるでしょ まっすぐなところ ぶつぶつしてかたまってるところ 線は何本に見える? 7本はあるよ」
と横の流れを描いていきました。そこにコーンの粒々を書き入れていきました。
・メリハリの線画になってしまうので、水を垂らして雰囲気をつくりました。なかなか上手に描けましたね!
・絵の中のココという好きな場所に落款を押しました。
・色彩はトウモロコシの色を調べました。黄色は「雌黄」「練色」「鳥の子色」です。
・包む葉っぱの色をこだわって調べました。
・緑の濃い部分は「木賊色」薄い部分は「抹茶色」「柳色」にしました。

❖today note
She is the good bag designer!
and She is the same living story writer!
Fantastical TIME.