子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 神話・古典を描いてみよう!
◆内容 手織り機で布を織ろう!_4、神話を描いてみよう(3,4年生)
◆道具 筆記用具(鉛筆、マジックなど)、クロッキー帳、糸(ダルマ家庭糸 赤 細口 #30 100m)、糸切狭(あるもの)、鉤針(クローバー6/0 3.5mm)、手織り機「ておりーな」(川島織物、セガトイズ)、綿糸玉(コットンブークレー露草色、後正産業)、糸玉(ポリエステル55%、アクリル45%、35g、135m、棒アミ4-5、鍵アミ4/0-5/0号、ニッケ商事株)、綿糸玉(エレガント・テープ薄紫色、後正産業)、糸玉ベルクリヤーン_シルキースター(麻68%絹29%ポリエステル3% クリエイトベル)、
◆科学 気温、経糸の流れ、配色

◇参考図書・URL
・夜神楽『八岐大蛇編 』
http://www.youtube.com/watch?v=TYO1RI-zzhE
・『いなばのしろうさぎ』 日本むかしばなし いもとようこ 文・絵 金の星社 2010年7月初版発行
・『うさぎのいえ』ロシア民話 内田莉莎子 再話 丸木俊 画 福音館書店 1998年3月(1964-72こどものともコレクション第一刷)
・『うさぎのみみはなぜながい』ぶんとえ 北川民次 福音館書店 1997年6月第37刷
・『NHK放送台本 おはなしの森 せかいの神話1』文 花岡大学 絵 小西恒光 同朋舎出版 1988年4月初版発行

◇写真 シェニール織4

◇分かったこと 気づき
経糸は最後切って結んでいるのでそれぞれ独立していました。
・四回にわたって練習してきたので、スライダーの使い方まで覚えてくれました。
・難しいのは織り初めと終わり、機械の材質と気温についてなどで、真ん中の集中力は大人にひけをとりません。
・生地について身近になってくれたことでしょう!

❖基本学習
・カードは「ヤマタノオロチ」の動画をみました。ヘビが大きくてびっくりしましたね。
・パソコンの音をオンにして、太鼓、包み、笛の音が如何にも祭りに合って、小気味よく進行していきます。
・しばらく見て、素人なのかお面が逆さを向いて、スサノオノミコトがでてきて、老夫婦と酒樽がでてきて、娘がでてきます。
・大蛇がでてきて、大蛇の顔は龍、数が増えて大演舞となります。
・いよいよ大蛇の退治が始まり、たけなわです。退治のしるしは大蛇の首のお面がとれること。
・最後は大蛇の尾っぽを切って、中から剣が現れました。いかにも形のよい剣です。
・「スサノオノミコト」はこの神楽を見るにとどめました。いつか絵をかいてみてください。
・次のカードは『鳥獣戯画』や絵本の兎をみていきました。
・絵本も読んでいきました。身近な動物だったのでしょう。いろいろな話が各地にあります。
いもとようこの『いなばのしろうさぎ』、 丸木俊の『うさぎのいえ』(ロシア民話)、北川民次の『うさぎのみみはなぜながい』(メキシコ)。
・兎の描き方もいろいろですね。
・話を混乱しないように。
・『うさぎのいえ』は兎がキツネに家をおいだされる、『うさぎのみみはなぜながい』は知恵のある兎が動物の皮をとって...、そういう話です。
・色彩は同化現象の3回目、麻紐を緯糸にして、経糸に白、黄色、青、赤を使って比べました。

・カードは「八岐大蛇」の神楽の動画をみていきました。 
・大蛇が面白いですね。中に何人入っているのかな。舞台から大蛇が降りました。そのとき!
・お面がひっくりかえったり、大蛇の動きや神楽のカラクリを楽しくみました。
・沢山の大蛇があらわれるところもびっくりして、ワクワク、最後に剣がでてくるところまで全部みました。
・兎の描き方の為の朗読をしました。
・『いなばのしろうさぎ』は綿菓子みたいな兎と真っ黒な鮫の対比がおもしろかったですね。
・『うさぎのいえ』のキツネのしっぽが大きかったですね。絨毯やカーテンの柄も綺麗でした。
・鶏の赤い鶏冠が勇ましかったです。鶏が「さあ かりゅうどが おめざめだ」と鳴いて助けてくれました。
・『うさぎのみみはなぜながい』はメキシコの物語です。
・あらすじは、兎が神様に強く大きな動物にしてくれとお願いをしました。神様は虎と鰐と猿を殺して皮をはいでもってきたら願い事をかなえてやると仰いました。兎は知恵をしぼって三匹を射止め神様に差し出しました。神様はお前はこの三匹の獣に勝つことができた。さらに強く大きくする必要はないと仰って、兎の耳をもって沼に放り投げられました。結局兎は耳だけを長くしてもらいました、というお話でした。
・なるほどこの兎は表紙ではほかの動物より立派ですね。
・沢山の兎がでてきました。さあどれを参考にしましょう?

❖今日の課題
・課題にはいりました。
・今日は二色、三色の糸をつかって柄物を織っていきます。
・配色を決めてもらいました。
・紫のラメ、星空の黒、縹色になりまいした。
・黒がはいって、重ねの色目に黒はないので色名を探すのはやめました。
・織っていきます。
・やはり最初道具をセットしていくのが難しいです。筬くしをはめるのを忘れたりします。
経糸は赤にしました。
・セットしたらあとはリズムに乗って、丁寧にやると、丁寧に仕上がってきます。
・コースターの横幅は8.5から9㎝で、シャトルは糸の長さが1周40㎝くらい。だから1巻で4本以上の緯糸がとれることになります。
・1色15巻だと 40㎝×15巻=600㎝ でだいたい3㎝の幅になります。これを三色にするのでつなぎ目を三回結びました。
・織りながら「イナバの白ウサギ」のどんなシーンを描くのか、兎のかたちはどのウサギにするのか、イメージしてもらいました。
・来週は絵を描きましょう。
・きれいなボーダーのコースターができましたね!
・黄色い紙に織った布でマスクみたいにして絵を描きました。

・課題の織をしました。
・赤い糸で経糸をかけました。
・前後のフックに糸をかけて、穴フックに糸を通し、筬くしをセットしました。糸を拾う時には鉤針が便利です。
緯糸は二色にするそうです。
緯糸を15回シャトルに巻きました。二色ならもっと必要でしたね。。
・織り始めました。
・ラメ紫をつかって織っていきました。
・強く引き締めるのでちょっと細くなります。防止に端に鉤針を立てて引きすぎないようにしました。
・「ておりーな」の左側を使っているので歪み始めています、プラスチックだし、気温のせいもあるので加減しないといけません。
・おりの長さを測るとまだ数ミリとか数センチです。大変ですね。簡単にはできません。
・二色目になって、シャトルに新色を巻いていきました。
・糸のつなぎ目を側面ぴったりに持ってくると布にダマが出来ずに目立たなくていいです。
・作品が出来てきてきました。綺麗な色合いです。やや台形。
経糸を二本ずつ切ってかた結びしました。前フックから外しました。
・長い糸を切っていきました。
・布を測ってみるとやや縦が長いです。どうしても正方形にしたい。だけど台形でやや長い。だからハサミで切る。という流れです。
経糸を短く切りました。ほつれはじめました。わ、せっかくの織りたての布が...
経糸を少し外して、生地をギャザーにして、何とか結ぼうとしますが短すぎてできません。
・さあ経糸を外すとどうなるでしょう。
・図を描いてみました。「m」字型になって最後は「ひ」のようになっています。
経糸を二本ずつ切ってかた結びして留めるということは、それぞれに独立している。だから経糸を一本か二本抜いても、その分ゆるくなるだけで全部ほつれることはありませんね。
・納得してやり直すことにしました。
・作品は最後が大事ですね。「画竜点睛」!
・明日(昨日)は七夕でしたね。4回にわたって織物をしました。細かい作業を根気よく続けてくれました!

❖today note
Ploughing the field and forgetting the seeds.
It lacks the finishing touches strokes.
By the dictionary.
'Sei' isn't fair weather.
It's a eye!