子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 話を聞く会 昔の遊びを聞いてつくってみよう!
◆内容 「いろはかるた」を作ろう、商店街で昔の遊びをインタビューをしよう!(2,3年生)
◆道具 筆記用具(各自)、スケッチブック(maruman)、クロッキー帳(各自)、台本用普通紙(あるもの)、縦横自在ホチキス(ホチくる)、色画用紙(あるもの)、画仙紙(文房具屋さんの小売り)、水彩絵の具セット(各自)、スプレーのり(住友スリーエム)、スティックのり(あるもの)、ハサミ(各自)、コンパス(あるもの)、カードの台紙になる厚紙(ボール紙)、虫眼鏡(あるもの)、水性マーカー(黒、細、中)、筆ペン(あかしや新毛筆)、デジカメ(パナソニック)、電子辞書(シャープ)
◆科学 絵の中から同じ遊びを探す_相似

◇参考図書・URL
・『くもんの名画カード 日本編』木村重信 監修・選・文 くもん出版 1998年2月初版第1刷発行
・『上村松園展』カタログ 中村麗子 他編集 日本経済新聞社 2010年
・『くもんの名画カード 海外編1』木村重信 監修・選・文 くもん出版 2002年初版第5刷発行
ブリューゲル「子供の遊戯」(「子どもたちの遊び」)
http://www.fuchu.or.jp/~okiomoya/tabinoehonn/kodomonoyuugi/kodomonoasobi.htm
・『いろはかるた』戸板康二 著 駸々堂 昭和53年12月3版 
・『めざせ!カメラ名人 3 仲間の輪をひろげよう』楠山忠之 著 吉田しんこ イラスト 汐文社 2001年3月初版第1刷発行

◇分かったこと 気づき
・あらためてブリューゲルの「子どもたちの遊び」の面白さに気付いた。浮き輪の歴史など思いつきもしなかった。
・生徒さんと同じような目線になっていたきがする。
・インタビュー計画は入り口までたどり着ければいいかな と考えている。

❖基本学習
・今日やることの説明。「かるた」の続きを作り、インタビューはノート作りとリハーサルをしますと伝える。
・カードは先週の着物の袖をちゃんと描きたい!に応えて、上村松園の「母子」を見てから『上村松園展』の図録をみる。
・呉服屋さんにスケッチに行ってもよかったか?
ブリューゲルの「子どもたちの遊び」はインタビュー計画にも則していて、外国の遊びや子どもの遊び、昔の遊びを想像するのが楽しい。虫眼鏡で見ていく。
・ネットで探すと「子供の遊び」というページが見つかったので、見ていく。
・全面を91の遊びのシーンに分けて紹介してあって、全てに簡単な解説がついている。
・カードの解説には、こどもが250人、遊びが90ほど描かれているとある。
・1560年の作と書かれて、外国の今から450年も前の絵画にも関わらず、今に伝わって残って、沢山の事がもりこまれている。
・遊びは40くらいまで見ていった。
・色彩は近所で神社のお祭り「えべっさん」があった後なので、鳥居などの赤の「丹色」「鉛丹色」をみていった。解説文を読む。
・「鉛丹色」の赤は錆止めや防腐剤の意味もあるが、神秘的な意味合いもあったらしい。
・インタビューの準備で、「めざせカメラ名人」をざっとみていく。
・本では写真の使い方の紹介をしている。
・「絵日記」「家族の紹介」や交流、「学級通信」「自然との共生_観察日記」「報道写真と新聞」などの紹介。
・10年前の本でカメラが変化しているが、写真の使い方、文の作り方など、方法の基本が同じものもあって、役に立つと思うわ!と伝えている。
・本には外国の少年が取っ組み合いのけんかをして、それを止めようとしている少年の写真など、時々目に留まって、一緒に考える。
・台本ノートを作る。4枚組計8頁の綴じ込みをする。
・定規で線を引いていってノートの完成。そこに質問を書いてもらう。丁寧に楷書で題字を書いてくれる。
・一緒にインタビューのリハーサルをする。
・事前に練習した10分ほどの映像を2分くらいみてもらう。
・練習開始。台本にある挨拶、自己紹介をして、相手の紹介、台本は持ってあげて、カメラを回しながら質問を開始する。
・「昔の遊びは何をしていましたか?」「けんけんぱ や ゴムとびをしていました」。
・「その遊びはいまもありますか」「さいきんは見ないですが、みんなで集まってやったら楽しいと思ういますよ」。
・「有難うございました」。
・ご協力有難うございました!

・カードはブリューゲルの「子どもたちの遊戯」を虫眼鏡でみる。
・ネットの解説をみて紙のカードからその遊びを見つけることがゲームのようになった。
・91全部さがすことに!
・分かりづらいのは宗教的な遊びで、祭壇ゴッコはわからない。お参りみたいなかんじか。
おかゆのかき混ぜゴッコや楽しい遊びがある。いかにも美味しそうだし、シーソーなど真剣にあそんでるなというものもある。
・竹馬(高い、低い)や輪回しや、かくれんぼやおにごのようなもの、かごめかごめに近いもの、ずいぶんと似たものがあるものだ。
・ハンカチ落としのような帽子ゴッコ。
・同じ遊びがあると、連想をふくらます。
・全部探すのには根気がいったけど、楽しかったですね!
・虫眼鏡でもあそびました。
・色彩は「丹色」「鉛丹色」を見る。
・インタビュー用、台本ノートをつくる。
・『めざせ! カメラ名人』をみてノートをつくる。遊び探しで時間を使ったので忙しいですね。
・ノートつくりに使った、回転ホチキスには楽しいです。パチンパチン!
・方向は違いますが集中力がすごいです!_ホチキス・アート
http://www.youtube.com/watch?v=pJoW4tnm5a8
・マジックで線を入れて裏に写ってしまった。
・まず表紙にタイトル、「昔の遊びインタビュー」と名前。
・二枚目には「第一回インタビュー」。
・「第という字はかけますか。竹書いて、弓かいて、ノ書いたらいいです。(ま だいたいです)」
・次、質問項目、質問内容をかきいれていきます。

❖今日の課題
・かるた作りの続きをする。
・参考図書『いろはかるた』の「大正震災かるた」(川端龍子)の字札を見ていって、字体は達筆そうだが「は」が読めない。
・草書体らしいが、虫眼鏡で見ても読めない。後で調べたら、かるたのページがでてきた。
・調べているなか、王羲之の書の写しが見つかったというニュースが最近あったのを思い出してちょっと踏み込む。
・「赤犬棒かるた」のことわざを見ていって電子辞書で意味を調べる。気に入らなければオリジナルを考える。
・「に_にじがでる」「ほ_ほしがでる」「り_りんごはおいしい!」「ろ_ろうそくはみをへらして人をてらす」「へびどしだ!」
「ち_ちりもつもればやまとなる」ほか。
・ろうそくのところはきれいなものができた。炎の温度と色などを聞く。
・パソコンで調べてかわいいイラストが出てくると学習用に真似をさせてもらう。
・リンゴも奥行きがあり、葉っぱつきのリンゴを描いてくれました。上手になっています!
・星は一筆書きのあと余分を消しゴムで消しました!

・かるたつくりに入りました。
・連携して作っているので、「ぬ」と「る」になるが難しい。
・「ぬ」は辞書で調べてもなかなかいいものがなかった。
・飛ばして「る」にする。
・「赤犬棒かるた」の「るりもはりも てらせばひかる」が気に入りました。
・絵としては台の上に布、その上に丸いルビーが二つ、後ろに針で、正面から見たイセエビみたいなんだけどね。
・るりもはりも照らされている感じです。
・瑠璃をネットでしらべて石の画像をだして、赤い台座にのった青い石と針の光る絵札が出来ました。 

❖today note
They well know the picture of Pieter Brueghel's "Children's Games".

❖reference
ニュースになった王羲之の書の写しは、双鉤填墨(そうこうてんぼく)という手法らしいが、線と墨と紙、絵と図と地の関係に似ていて面白い。
ウィキペディアには、双鉤填墨は中国で行われた書の複製を作る技術の一つ。六朝時代から唐代にかけて広く行われたが、
模刻の発達とともに衰退した、とあった。
いやあかっこって難しいですね!