子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 「真珠の耳飾りの少女」を見に行こう!
◆内容 青の冒険!(2,3年生)
◆道具 スケッチブック(maruman s120)、三菱顔料マーカー水性プロッキー・ツイン(みずいろ)、ゼブラ油性ハイ-マッキー(紫、青)、サクラカラ― NOUVEL DESIGN MARKER conpose blue68, Violet581、copic sketch.Too97C,96H、三菱カラーペンシル(ぐんじょういろ)、パステルペンシルConte d Paris1355N10、ホルベイン アーティスツ カラーペンシル(コバルトブルー、アクア、ヴァイオレット、ホルベイン MELTZ色鉛筆ぼかし液(界面活性剤、グリコールエーテル)、平筆・丸筆(細)、クレパス(各自)
◆科学 イメージと原画

◇参考図書・URL
ロイスダール ウィキより
http://ja.wikipedia.org/wiki/
 ・サロモン・ファン・ロイスダール (Salomon van Ruysdael、1602年-1670年11月3日) とヤーコプ・ファン・ロイスダール(Jacob Izaaksz van Ruisdael, 1628年頃 - 1682年3月14日)。おじと甥。ライスダール

◇備考
・祝日など下調べはしっかりとしないといけない。
・駐車場も多いので迷子にならないようにしないといけない。

◇分かったこと 気づき
・博物館は盛況。
・とにかく人が多いのとある程度の枚数があるので、見る絵はこれ!と選んで行った。

❖基本学習
・神戸市立博物館で開催されている『マウリッツハイス美術館展』を見に行く。
・車でドライブ中の遊びや音楽を用意する。
・私たちの展覧会では日産のギャラリーを使わせてもらうので、窓から見える車関係のショールームや、ビルのデザインや色などをよく見てもらった。
・山がだんだん近づいて、紅葉や雲からの木漏れ日の陰影を見てごらんと勧めるが、風景を見るのはちょっと難しいかもしれない。
・音楽は手遊び歌など古いカセットをかけたが幼すぎた。
・「ちょっと我慢して聞いてね」というべきか「小さいころを思い出してね」というべきか。帰りは音を切った。
・博物館近くの公園でお弁当にしたかったが、館が混んでいたので近くのベンチでお弁当にした。
・博物館に入る。
・会場は大変盛況で、とにかく「真珠の耳飾の少女」だけは見ようということで展覧会場に入った。
・展示の構成は三階と二階で六つの括りに分けられていた。
・「Ⅰ美術館の歴史」の「バルトロメウス・エッヘルスによる原作の模刻」の「ヨーハン・マウリッツ胸像」を見る。肩の象を見つけた。
・「Ⅱ風景画」ではライスダールの「帆船の浮かぶ湖」をみて鳥をさがす。
・普段学習している名画カードのロイスダール(ヤーコプ・ファン・ライスダール)の「漂白場のあるハールレムの風景」からも鳥を探す。
・「Ⅲ歴史画(物語画)」では、ヤン・ブリューゲル(父)とヘンドリック・ファン・バーレンの「四季の精から贈り物を受け取るケレスと、
それを取り巻く果実の花輪」を見る。画面には所狭しと植物、果物、動物、天使、そして花輪を完成させよとしているニンフと
農業と豊穣の女神ケレスがいる。小さい動物にめがいく。
ルーベンスの「聖母被昇天(下絵)」を見る。「フランダースの犬」に出てくる教会の絵のモデルで実際のものの下絵ということ。
(1581年にフランス・フローリスの「聖母被昇天」はプロテスタント市議会が撤去、85年に不明。1611年にルーベンスが2種類の「聖母被昇天」を提示。
1619年契約1622-25年制作とのこと。)
フェルメールの「ディアナとニンフたち」の単純だけれどもやわらかい色遣い、犬をみる。
・「Ⅳ肖像画と「トローニー」」でフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をみる。
・大変な人気だった。あつかったがしっかりみるんだよと促して、時間をまって本ものを見ることが出来た。
・フランス・ハルスの「笑う少年」、レンブラントの「自画像」をみる。
・「Ⅴ静物画」ではカレル・ファブリティウスの小鳥の絵「ごしきひわ」をみる。
・「Ⅵ風俗画」のヘリット・ホントホルストの「ヴァイオリン弾き」をみる。
・博物館の常設展示をみる。昔の町の模型、ガラス製品、髪型などは親しみやすい。

❖今日の課題
・公園に行っておやつにしてから今日の課題をする。
・「真珠の耳飾りの少女」の青からのインスピレーションで、青い画材で抽象模様を描いてもらった。 
・スケッチブックを広げて「スケッチブックで紙芝居」をする。
・今までに作ってきた「かさねの色目」や他の絵をみる。きっと身についているね。
・画材の説明をする。マーカー、色の幅、色鉛筆、水彩色鉛筆油絵風、エタノール入りの液、筆ペン風など。 
・スケッチブック全体に描くのには大きすぎるので枠を作ると、もっときれいに描けというニュアンスが。
・四隅に三角をいれて描いていく。それを見て四隅に三角。
・それから台形や直線ラインで区切って、透明感のある青の種類を並べていく。
・色鉛筆の使い方、色を乗せてから筆と液で溶かすのか、液を垂らしてから色をつけるのかなど。
・だんだんかどをとっていくと周りが円形になっていき薔薇のようになる。あらら四角にした。
・そこにクレパスをリズムよく使っていく。青や紫で試していく。
・鉛筆だけれどもパステル風、色鉛筆、絵の具になるもの、マーカー、細い太い、一通り試していく。
・抽象的で窓ガラスのような透明感と模様。最後には半円とハートで囲みをいれる。
・「真珠の耳飾りの少女」を見た後に、青い絵を描きました!

・車で帰る途中、夕方の空には鳥の群れ。フロントガラスには鳥の群舞が展覧されて、二つのグループにそれぞれ合流やトップや流れ、
一瞬全体が大きな鳥となって、厚み、流れ、膨らみ、流れ、その生命の表情が豊かで、生きて、ああいいなあって、三人で眺めました。

❖today note
The Girl with a Pearl is graceful light!