子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 「絵画のなかの鳥、物語のなかの鳥」
◆内容 「イソップ童話のなかの鳥」(3年生)
◆道具 筆記用具、半紙(100円ショップ)、水彩絵の具セット(各自)、段ボール、古布、裁ち切りバサミ、ボンド(100円ショップ)、でんぷん糊(100円ショップ)
◆科学 神話の星座、草花、物語の動物、色彩黄色から緑のグラデーション、あるいは透かし

◇参考図書・URL
・『星空ガイド』沼澤茂美+脇屋奈々代 著 ナツメ社 1996年9月発行
・『小さな画面に無限の世界 熊谷守一展』池田良平 監修 神戸新聞社 発行 2011年 
・『クレーと黄色い鳥のいる風景』谷川俊太郎 詩 博雅堂出版 2011年1月第1版
・『琵琶湖の水鳥』今森洋輔 著 偕成社 2008年12月
・『科学のアルバム フクロウ』福田俊司 著 あかね書房 2009年1月新装版第5刷
・『イソップのおはなし』小出正吾 ぶん 三好碩也 え のら書店 2010年11月初版発行
・ウィキ「鳥類」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E9%A1%9E
・「神戸花鳥園
http://www.kamoltd.co.jp/kobe/

◇備考
・墨絵用に半紙を用意してもらった。
・運筆の練習のなかから良いものを残したいと思う。。

◇分かったこと 気づき
・構図の似た絵の中に別の鳥がでてきた。
・羽の並びが具体的に知りたくなった。

❖基本学習
・公文の名画カード日本編から、絵の中の鳥をさがす。
伊藤若冲の「群鶏図」のほかの絵にも鳥が見つかる。細部を見る。
・クレーの絵本の「黄色い鳥のいる風景」、熊谷守一の図録から「きんけい鳥」「砂浴」「櫻」などをみる。
・ネットで「きんけいどり」を調べてみる。羽の華やかな模様や省略されていない部分をみていく。
・絵本「琵琶湖の水鳥」を見る。琵琶湖には多くの種類が住んでいて、渡り鳥がやってくる。
・簡単な水彩の模写を見てもらうと、親近感がわくようだ。
・さえずりの録音を聞いてもらっていた雛のその後の様子をお話にして聞かせる。
・雛は大きな口をあけて餌をねだり、そこには舌があったことなど。
・イメージの写真か図を載せている本を探したが鳥が口をあけている本がなかなか見つからない。
・フクロウの写真絵本にはあった。 
・かさねの色目では、おみなえしを円を重ねて団子ふうにかいて、色をつくってぬる。
・花を検索で見てみる。まさにそのいろの組み合わせらしく、既製の黄色では浮いているので混ぜてみる。
・綺麗な絵の具ができて、クロッキー帳に女郎花を描く。花と茎、葉を調べて見て描く。
・そっくりな色合いになって、そこにクレーの鳥が現れて、黄色い鳥を描いている。
・鳥の羽や目を描きたい。羽根を広げたものは「フクロウ」の図にヒントがあった。
・それを見て描いている。簡単なだけれど、2色の女郎花と小鳥のかくれんぼの絵が出来ました。
・「フクロウは鳥か」ということで、鳥の観察できるところを探した。
・野鳥ならスポットはどこか、園なら動物園か。ようやく花鳥園というのが見つかる。
・運筆はネットで白鳥座の並びを見る。向きが下向きになって絵としては描きにくい。
・2枚目は本で確認して、羽根や頭や尾に目がいって体がぬけているのにきづき、かきいれていく。
・古い鳥のブローチを見る。

❖今日の課題
・カンヴァスを2枚つくる、要領は得ている。
イソップ童話を読む。「オンドリとワシ」「ワシとカラス」「クジャクとツル」「おしゃれなカラス」「アリとハト」。
・鳥が一杯で混乱しないかと思うが、みんな短かいので要約しやすい内容。
・そのなかの1つを気に入って屏風風に2枚に描くことになった。

❖today note
The yellow birds appear on the croquis note.