子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 リメイク・ロウソクをつくろう 
◆内容 ロウソクをつくろう_3回目(2,3年生)
◆道具 筆記用具、コンパス、水彩絵の具(各自)、クロッキー帳、デザイン定規ルーラー(プラスチック)、ハサミ(各自)、使い残しのロウソク(パラフィン、アロマ入り)、タコ糸(綿)、グラス、割りばし、簡易ガスコンロ、鍋(アルマイト、アルミニウム)、ボール(ステンレス)、シート、ヘラ、手袋(綿)、空き缶(アルミ)、キリ、ペットボトルを切るハサミ、マスキングテープ、金槌、マジック(各自)、アクリル絵の具(リキテックスのマースブラック)、丸筆(各自)、
◆科学 アルミ缶を切る、灯りと影絵

◇参考図書
・『どうぶつたち』アンドレ・デュエ 編 馬渕明子 訳 福音館書店 2000年3月第1刷
・『ろうそくやはなかざりのあそび 遊びのこうさく万華鏡』かこさとし 絵と文 農文協 1990年9月第1刷発行
・『赤いろうそくと人魚小川未明 作 井口文秀 画 フォア文庫 1991年11月第9刷
・『円形 かたちの不思議2』ブルーノ・ムナーリ 著 阿部雅世 訳 平凡社 2010年11月初版第1刷発行
・『100万人のキャンドルナイト』公式ガイドブック

◇備考
・アルミ缶や道具類を沢山使うので、注意点を伝える。

◇分かったこと 気づき
・道具箱を見せると嬉しそうである。番線ハサミはカニさんになる。
・道具は大人用であるが、上手に使ってくれた。
・発電装置の種類、利点欠点、形、音、効率には触れていない。

❖基本学習
・カードは『どうぶつたち』、『100万人のキャンドルナイト』をみる。
・プロペラ式の風力発電機をみて、灯りや照明、電気のこと、生き物や音のことなどを想像した。
・「プロペラはウワンウワン、牛もうわんうわん」というと「牛はモーモー」と返された。
・『ろうそくやはなかざりのあそび』でロウソクの芯から炎までの温度を確認して、ぼんぼりのあかり、ランプのひかりを見る。
・「重ねの色目」は水彩絵の具で「若蝦手(わかかえで)」をつくる。
・『円形』のコンパスの種類を見せると、20本近くあるのでびっくりしていた。
・円をマス内に二つ描いて、そこに「もみじ」みたいなカエデの配色を塗っていく。
・運筆の練習はせずに、ネットで「こと座」の織姫 ベガと「わし座」彦星、牽牛 アルタイルを調べて形を見る。
・続いてロウソク影絵付の燭台、人魚の像を見る。
・ろうそくつながりで『赤いろうそくと人魚』の1から5章の途中までを読み聞かせする。
・ネットは最初に楽しいページがでてきてはまってしまった。
・持ちやすいロウソクと絵の具でスタンプをした。
・色画用紙に手に手袋にと、まわりにあるものにペタペタと版をおしていった。
・絵の具で『ヨーロッパの伝統色』の色を作ることにした。
・円形は、コンパスを使ったり、丸い形をなぞったり、筆を刷毛ののように利用して描いた。
・沢山のクロームグリーンの円形は、畑のようになった。
・ルーラーに細いマジックで幾何学模様を描いた。
・お話は長いのであらすじのみにした。

❖今日の課題
・古いロウソクを溶かす作業と燭台つくりとを、同時並行してやっていく。

・前回に続いて、ロウソクのいらない部分を取り除いて湯せんして溶かす。
・重ねの色目「桃」の二段目のロウを作る。
・ロウが溶けたら、瓶に割りばしをはずして流し込む。
・白い透明なロウがながれて、芯がだれるので、再度割りばしを設置する。
・古いロウを溶かしたら銀のボールが出てきたので、それを「お楽しみ」にいれる。

・コンロの着火の練習をする。
・バラの香りのアロマのロウを溶かす。
・ロウが溶けたら手袋を使ってボールを持ちロウを瓶に流す。
・「お楽しみ」をいれる。

・燭台つくりの説明をする。
・影絵のもとになる動物の形を描く。
・下絵を切り抜いてアルミ缶に当ててみて、大きさを調整する。
・下絵をマスキングテープで貼る。
・缶をしっかりと押さえて、下絵とは別の部分で穴開けの練習をする。
・キリで1、2ミリおきに形にそって穴をあけていく。
・だんだん缶がへこんでくるので、ときどき鉛筆などでへこみを直す。
・缶の上部のいらない部分に穴をつなげて開け、そこからペットボトル用のハサミをいれて、丸くコップ状になるように切る。
・垂直に数本長い切れ目を入れていく。
・切った部分を長方形に折り曲げ切っていく。
・受け皿になる部分と動物の形を大きく残して、いらない部分を切り取る。
・細部を整えていく。
・皿の部分に短い切りこみを沢山入れて折り曲げ、切り口を丸くする。
・金槌で缶の底を平たくする。
・形が出来たらアクリル絵の具の黒で全体を塗っていく。
・見本の燭台にロウソクをおいて、影絵がほんとうにできるかどうか見てみた。
・光の加減でくっきりしたり大きくなったりまがったりして、ちゃんと影絵になることがわかった。
 
クロッキー帳に下絵を描く。まる三つでクマさんにする。
・下絵はピッタリに切ってもテープをはるので構わない。
・テープに直接描いてもいいが、平面の方が描きやすい。
・切るときに紙の部分になると用紙がずれることがあるが、ザクッとしたデザインなので下絵用紙を貼って切り取った。

❖today note
Maybe, she has fun at all.