子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 ロウソクをつくろう 
◆内容 ロウソクをつくろう_1回目(2,3年生)
◆道具 筆記用具、アクリル絵の具(リキテックスチタニウムホワイト、マースブラック、アクラレッド、イエローミディアムアゾ、コバルトブルー、ライトエメラルドグリーン)、ホルベイン(バイオレット))、段ボール(頂き物)、ボンド(100円ショップ)、布(古布)、裁ちばさみ(あるもの)、平筆(100円ショップ)、丸筆(各自)、ペインティングナイフ(あるもの)、持参の花(バーベナ)、レッドグローブ(輸入物)
◆科学 混色、見る位置、視野など

◇参考図書・URL
・『小さな画面に無限の世界 熊谷守一展』池田良平 監修 神戸新聞社 発行 2011年 
・『ろうそくやはなかざりのあそび 遊びのこうさく万華鏡』かこさとし 絵と文 農文協 1990年9月第1刷発行

◇備考
アクリル画のモチーフとなる果物を近くの八百屋さんで雑談しながら見繕う。
・ロウソクは、貝殻と砂の入ったジェルキャンドル、押し花ロウソク、手づくりの花びらが重なったもの、クレヨンを流し込んだもの、和ろうそくを用意した。

◇分かったこと 気づき
・段取りが徐々にできてきた。
・だんだん絵の具に慣れてきている。
・草花を毎回集めるのは難しいが、道中の植物に気が付くようになってきた。

❖基本学習
・カードは前回美術館で鑑賞した熊谷守一の図録を見る。
・「猫」や花のシリーズを見ていく。
・「あじさい」や「ばら」など単純化された技法や色使いが参考になる。
・展覧会で気になった絵をもう一回見てみる。
・かさねの色目は若菖蒲を選んで、折り紙で作った。
・パソコンで「イチハツ」「カキツバタ」「アヤメ」「菖蒲」を調べて比較する。難しい。
・『ヨーロッパの伝統色』のグリーンをかいつまんで見る。
・運筆の練習のため、ヘラクレスの冒険の中から龍座にまつわる話を読み聞かせする。運筆は省く。
・今月はロウソクをつくるので、『ろうそくやはなかざりのあそび』の「ろうそくのかがく」
「ろうそくのあそび」「ぼんぼりのあかり」「ランプのひかり」 「ふゆのろうそくがっこう」を拾い読みする。
・ロウソクは種類が多かったので興味を持ってくれて、砂遊びやクレヨンになっていった。
・遊びはさらに発展していった。

❖今日の課題
・以前に作ったカンヴァスにレモンイエローの下地を塗っていった。
・段ボールをカットして、カンヴァスを作った。
・「バーベナ」と果物を見せて、どちらを描きますかときくと「バーベナ」になった。
・目立つところから描きはじめ、徐々にまわりや茎や葉を描きはじめる。
・絵は時々離して見て、また近づいて描き続ける。画面のフレームを気にしたり忘れたりの繰り返し。
・葉の青緑の色を作って、ギザギザや葉脈を表す。
・茎や株を見て、かたまりやグループを考慮して画面に多少の動きを出すようにする。
・最後に花の名前とサインを入れる。こだわりがある。
・ピンクのバーベナの絵が出来ました。
・残った絵の具は水をたして次にまわしてもらう。
・絵の具が並んでいると混ぜたくなる。
・大きい裁ちばさみの使い方もうまくなってきた。
・黄色い下地を作ってから、段ボールを切ってカンヴァスをつくる。
・「レッドグローブ」を描く。
・絵の具は赤と青を出して混ぜる。
・100円ショップの筆に紫をたっぷりとつけて、押して回して円を描く練習をする。
・黄色い画面に紫のブドウを配置して、増やしていく。
・ぽんぽんとブドウが増えてきたので茎を書き入れる。
・黄色と青を混ぜていい感じの緑になって、それがつながっていく。
・鮮やかなブドウが描けました。