子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 春の草花
◆内容 カンヴァスを張ってアクリルで植物を描こう_1回目(2,3年生)
◆道具 筆記用具、段ボール(各自)、白い布(各自(古いオシメ、シーツなど))、木工ボンド(100円ショップ)、カンヴァス(F、MS)、生花(河原の菜の花(アブラナ)、ハルジオン)、バケツ、裁ちばさみ、花きり鋏、カッターナイフ(あるもの)、アクリル絵の具(100円ショップ(黄))、(リキテックスチタニウムホワイト、リキテックスイエロー、ライトエメラルドグリーン)、ホルベイン(ライトイエロー、バンブーグリーン、ルミナスバイオレット))丸筆、平筆(100円ショップなど、ナイロン)、色画用紙(100円ショップ)
◆科学 観察、ハサミの使い方、新しい絵の具、画布など

◇参考図書・URL
・『かおのいろいろ こどもとみるせかいのびじゅつ』アンドレア・デュエ社編 馬渕明子 訳 福音館書店 2000年3月
・『遊ぼう!飾ろう!楽しいおりがみ教室』石橋美奈子 著 小学館 2001年4月第4刷発行

◇備考
・初めに先週の野菜の押し花のパネルを完成させた。
・野菜に厚みがなかったので、周りにパンチで穴をあけ、数を考え、リボンで縁取りをした。
・模様でも、絵でも、用途としては、もう少し押し花の量が必要。
・カンヴァスは段ボールに白い布をはる意味を理解してもらうために用意した。
・花は色画用紙の上においた。趣旨からすると本来は写生に行くのがのぞましい。

◇分かったこと 気づき

❖基本学習
・授業の導入に体を動かすなどの遊びをとりいれる。
・公文の名画カードの復習をして、延長で『かおのいろいろ こどもとみるせかいのびじゅつ』をみる。
モディリアーニ の「赤ん坊を抱いたジプシー女」をネットで調べると、絵本が部分であることに気づく。
・「チャーリー・ブラウン」の妹の「サリー」の喜怒哀楽をさがす。自動車の正面も顔に見立てられていた。
・カードも後半になるとだんだん現代に近づいて親しみがでてくる。
ホタテガイの殻を持って行ったので、「ヴィーナスの誕生」も調べる。
・貝殻の縁が鋭いので持ち方に注意するよう魚貝店で教えてもらった。
・絵のなかには苦手なものも出てくるので無理はしない。
・色彩はつづきのブラウン。
・運筆はやらずに、折り紙で鯉のぼりをつくる。家族にみたてている。
・折紙の種類を、色紙、水玉、トレーシングペーパー、塩ビ透明折紙に増やした。感覚がかわって発見がある。

❖今日の課題
・今回は先週作った段ボールの白塗りとカンヴァスを合わせて見せ、何を作っているのかを説明した。
・箱をカッターナイフで解体して、段ボールを縦と横の二枚重ねにし、ボンド付けして上から大きめに切った白い布を貼った。
・布はアイロンがけも望ましいが、シワの効果などもみてみる。
・裁ちきりバサミは大きいので一緒に切る。
・一週間ずつずらして絵を描く画面を用意していく。
・バケツにいれた朝採りの菜の花を机に広げ、選んでもらって、ハサミで適当な長さに切る。
・茎は斜めに切るなど切り方の説明。
・切った花を薄いオレンジの色画用紙にのせ、横向きに置く。
・先週塗った白いダンボールの画面をよういする。
・絵の具の違いなどの説明は簡単にした。
・水とタオルを用意して、勢いのあるうちに絵をかいてもらう。
・よく観察して、根はないが黄緑の茎から葉、油のあるところなど、ポイントを押さえていく。
・丁寧に描くと切りがないので、引いてみて、目に上がってくる色を大まかに大体に塗るように言う。
・あまりに大まかな場合は、細部を見るように言う。
・横長に置いてある花を、向きを尋ねつつ、左から右へラインをひいて細部をみるよう促し、黄色をのせていく。 
・生徒さんが少ないので様子を見ながらアドヴァイスできる。
・今回は練習用で、絵の具の感じをつかんでもらえればよいと説明。
・放っておくと、好きな色を乗せていた。
・絵の具の感触、水との相性、スピード、発色、伸びなど、初めてなのでどうだったか。
・菜の花のあとにハルジオンをくわえる。中には虫などもいた。