子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 春の草花
◆内容 春の草花のスケッチ、押し花をつくろう、ペン立てをつくろう_2回目(2,3年生)
◆道具 春の野菜、果物(山ウド(徳島産)、キヌサヤ、菜花、他各自持ち寄ったもの)、筆記用具(各自)、スケッチブック(各自)、絵の具セット(各自)、ピンセット(ステンレス製)、スライサー(プラスチック、ステンレス)、カッターナイフ(あるもの)、ボウル(プラスチック)、厚紙(あるもの)、ティッシュ(あるもの)、輪ゴム(100円ショップ)
◆科学 観察、植物の繊維、混色と色について

◇参考図書・URL
・星座を見つけよう
http://www.zero-co.com/seiza/guide/index.html
・『新版 眺める 食べる 採集 効用 身近な山野草のすべて』斎藤文治 著 三興出版 2001年2月発行
・春の草花図鑑
http://tarcyan.yamanoha.com/index2.01f.html
・『押し花アートを楽しもう4 花と緑の研究所 野菜や果物で押し花アート』編集・構成 杉野淳子 他 汐文社 2000年4月初版第1刷

◇備考
・イチゴは小さじがなかったのでカッターナイフで真ん中をくりぬく。
・1つ見せてからやってもらうが、柔らかいのでなかなか難しい。

◇分かったこと 気づき

❖基本学習
・カード学習は、公文名画カード2.1-5をおさらい。パソコンでムンク「叫び」を調べて、様々な応用編をみる。
・また名前の似ている「春」のメルクリウスとヘラクレスの違いを確認する。
・かさねの色目では、折紙で桜の花の切り方を使って「山吹」をつくる。
・ヨーロッパの伝統色のレッドを5つ。
・運筆ではパソコンをだしてヘラクレスペルセウスなど星座を見る。
くじら座に興味をもってポイントして絵柄を出し本でも確認する。
・大熊座の復習をして、小熊座の位置を確かめ、点を描いてからつなげて、大熊、小熊合わせて描く。  
・小熊座を描いてから北極星の話、星座としては地味なので点々を描いて線をつなげたり、避けたりしていく。
・なみなみ、くねくねの途中から、川になったり鯉のぼりをかいたり、泳ぐ魚になったり人魚になったりとイメージを話とともに広げていく。
・筆は向きの変え方が難しくつなげて描くと鱗にならないので、一旦上げる、手の中で回転させるなどの動作を分解した言葉が必要か。
・途中で鉛筆に切り替えて、共同で描いていく。
・画面の中で話が広がっていくので、こちらもストーリーを展開しないといけない。
・話は学習中のものや、好みのヒーローやヒロインが分かればなお良いかもしれない。

❖今日の課題
・先週の桜やカタバミなどの乾燥の状態と色を確認する。 
・持参の野菜と果物をだしてもらう。
・教室で用意した、山ウド、キヌサヤ、菜花にキュウリ、イチゴが加わった。
・果物や野菜の水の流れを考えて、色画用紙の上に配置してもらう。
・茎に繋がる部分を上にしてならべてスケッチする。
・絵の具は三原色と白をパレットに出し、赤から使う。
・緑をつくり、種の部分も見て描きいれる。
・背景の色は大判の折紙を置いてイメージして決める。
・持参の道具で広い背景をぬる。春らしい明るい背景となった
・絵が出来てから、キュウリを輪切りと短冊切りにスライスして観察する。
・厚紙とティッシュの上にバランスよくならべる。
・イチゴは縦半分に切って、真ん中をカッター(あれば小さじ)でくりぬく。
・丸くしたティッシュを埋めて、水分を何度がに分けて吸い取る。
・分厚いので本当に乾燥するのか心配であるが、こまめにティッシュを替えて様子をみることにする。
・見てから鉛筆でスケッチしたり、色塗りしたりするより、
野菜そのものをのせて形をなぞったり、野菜を直に使って色を再現するという発想があって、
とくに色がデリケートで感心した。ただどれくらいの時間安定してくれるのかは分からない。
・一緒に描いて、葉の付き方や、繊維を確認した。
・スライサーを使って野菜を一定の厚みに切るにはコツがいるし、一か所でてんこ盛りになったりしている。
・出来てきたものを集めて、厚紙にティッシュをひいて、選んで一斉にならべる。
ラディッシュの水玉がならんだ。
・ジャガイモも試して二枚つくったが、いかに。
・残った野菜は持ち帰り、食卓にのぼったでしょう。