子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 美術鑑賞
◆内容 草間彌生の水玉を見に行く会(1、2年生)
◆道具 筆記用具、スケッチブック、クレパス(それぞれ各自あるもの)、お弁当、水筒、敷物
◆科学 鑑賞と影響、散策

◇分かったこと 気づき
・事前に展覧会のチラシやホームページなどを紹介しておく。
・友達と一緒に出掛けるときの移動中の遊びを一応考える。
・電車のなかで、綾とり(手遊び、カード遊び、車窓をみる)を提案。
・車内で隣り合わせたお年寄りと、昔の遊びなどについてお聞きする。
・途中、春らしくデザインされたガーデン、お店の鉢植え、高層ビルなどを見て散策。
・美術館に近づくにつれ、入り口の大きなオブジェが見えてきて、興味を持ってくれた。
・普段の画集やカードの学習に比べて、初めて見る大きさ、鮮明な色の絵画ではなかったか。
・年齢がやや低いのと少人数であったためか、作品を見ながら意見を交わすことはなかった。
・作品の形式が多様であったため、それぞれに印象にのこったものや好みがあったのではないかと思う。
・単純な絵や子どもやいつものカードの絵よりも実物が身近で大きくて楽しかったようだ。
・広場で大道芸を見て、科学館まで見学。
・科学館に入るとルービックキューブ・ロボットの数手をみる。「あと15手で完成します」。
・特殊レンズがあってそのシートを通して科学館の入り口のガラス窓をみると星座群が現れる。

❖基本学習
・ヘンリームーアの彫刻をみて「これが彫刻」というと納得して回り込んで見る。
・カルダーのモビール、ミロの壁画、高松次郎の絵画もひとつひとつ見ていく。
・絵画群よりは立体の方が分かりやすいようだ。
・『魂の灯』というボックス状の部屋では多色の球体が、様々なポイントで吊り下げられて、鏡に映し出されていた。
・照明が落され、浮かび上がる球体群を見入っていた。
・白地の間に大きな白に赤い水玉のチューリップが数本。茎がまあるく折れ曲がって花を咲かせて、色も大きさも印象的。
・出口ではグッズの販売コーナーがあり、原色にすべて黒の大きさの違う水玉、見本を触ってパラパラ漫画のようにする。
・ひねると形体の質感というか重みや変形が面白いようだ、その立方体の水玉メモ帳を購入。
・大きな黄色に黒の水玉のカボチャをみて、コレクション展も全部見る。 
・キッズルームへ行き、美術館のオリジナル・カードがあったので、一緒に見る。
・カードは慣れているので、じっくり見ることができる。絵画名が裏にないので一緒にあてっこ。
上村松園、クレー、ルネサンス期のタッチのもの建築物など画家の名前、絵の名前、見たことあるなし、つぎつぎ示して、教室で見たものは憶えている。

❖今日の課題
・鑑賞した水玉を描くために、そとへでる。
・広場ではパフォーマンス、パントマイムが美術館と科学館の間の広場で上演するところ。
・絵を描きはじめる。音楽に合わせながら水玉ともドットともいえないリズムを写し取っていく。 
・大きな黒い丸、楕円を二つ、大きなペールオレンジで結ぶ円、円が黒、青、赤、ピンク。
・多分大きな黒い円は見た作品そのままの大きさをスケッチブックに移ったとったようだ。
・スケッチブックは小さくそのまま再現するとバランスがとれない。
・2枚目へ。横長にスケッチブックを使って、中央に円が並んで、水色、紫、ピンク、そして左右対称の円が描かれる。
・円から色面へ。間に困ったのか関連付けようと白いクレパスで互いを結ぼうとしてた。これは網目となりえたかもしれない。
・はじめに油性マジックで黄色いドット。次に紫でドット ドット ドット。
・単なるドットの群れに、1つの画面に大きく線を引いて、水平線のようなゆったりとした線を描く。
・ドットから線へ。上下、左右で、クレパスで、水色、青、赤、ピンク、横にのびのび、線、その打消しと楽しさが混じったような画面。
・マジックのドットの群れを裏からみると、ちから加減によって先ほどの鏡と光と球体と星座の部屋「間」のようなことになっている。
・画面を関連づけようとする。
・水玉はかなり抽象的なようだ。