子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 偶然にできる形・見える形
◆内容 見ないで描こう、見て描こう(1、2年生)
◆道具 筆記用具、スケッチブック、絵の具セット(各自)、ハサミ(各自)、色画用紙(あるもの)、シール折紙(100円ショップ)、箱、スカーフ、果物・野菜(みかん、青森のりんご、高知の文旦、メキシコのアボガド、ロマネスコ(連山)(ブロッコリーとカリフラワーをかけあわせたもの)
◆科学 さわって想像して描く

◇参考図書
・『新おはなし名画シリーズ ブリューゲルと村びとたち』森田義之 監修 博雅堂 2010年6月第1版1刷発行

◇備考
・次の生徒さんのために、絵の材料の買い物リレー。近所の八百屋さんで買ってもらった。

◇分かったこと 気づき
・画用紙に限らず、練習用紙が必要。
・珍しいものは考えて買う、また出す順番を考える。
・様々な疑問や質問がでてくるが、子どものルールを尊重して受け答えしたいものだ。

❖基本学習  
・カードは公文の名画カードのつながりで、ブリューゲルの「子供の遊戯」の拡大版を一緒にみる。
・400年以上前の外国の子ども達の遊びが90種類も描きこまれている。馬跳び、お手玉、輪回しなど今にも通じる遊びがあって楽しい。
・マネの「ゾラの肖像」、絵の中のお相撲さんを確認。ドガの「踊り子」、モネの「日の出」。
・色彩では先取りして「春のかさね」をみる。ピンクの微妙な色合わせが多く、折紙になはいので「桃」というかさねにする。
・合わせで浮かぶものを描く。
・『日本の伝統色』の「白灰黒」の途中まで。
・流行色シャーベットカラーの話題「みぞれいろだねえ」など。
・美術鑑賞会の予習で折紙とシール折紙で水玉をつくる。
・シールに大小様々な円を描いて、切ってから台紙にはる。小さな円を描くと切るときが大変である。
・それぞれ好きな色合わせをして、それぞれの水玉模様をつくった。
・切り抜きを貼るとで反転版ができる。
・「知恵の板」で、「雁」「台壁門たいへいもん」「三番叟さんばんそう」「御払箱」というのをつくる。
・ペンや筆と絵が追いつかないほど、イメージがわくようだ。紙をたくさん用意したい。

❖今日の課題
・店でロマネスコという珍しい野菜を手に入れる。
・最初にその野菜を箱に入れスカーフをかけておく。重さを確認してから、触ってすぐに手を引いた。
・見せてから「渦巻きがおもしろいでしょう? 珊瑚ににているでしょう」と言ってもだめである。
・あわてて定番の果物を隠して、さわって中身を想像してスケッチしてもらう。
・まるくて芯がある果物が描けた。
・スカーフをそっととって種明かしし、見てスケッチ、色をぬってもらう。
・色を見える色に近づけようと、混色の工夫がみられた。
・はみ出した部分があってがっかりしているので励ますと、背景色をぬって溶け込ませた。
・商店街の八百屋さんに話をしながら買い物にでかける。
・友達のために明るい黄色い果物を選んで、小分けして売ってもらう。
ロマネスコはやはり初めて触るには難しく、すぐに「お友達が用意してくれました」と、別の袋にある果物をスカーフを掛けて出す。
・ゆっくりと、てんこ盛りの果物を一つ一つさわる。
・あらかじめ参考に描いておいたスケッチに自分の絵を加えて、擬人化して話をつくる。
・スケッチでは、実物を紙の上に置いて鉛筆で輪郭をとった。
・下は小さく、まんなかが膨らんでいるんだよ、というと大体の線にした。
・アボガドには鉛筆の筆圧をきつくしているので、よく見るとデコボコの質感を現しているらしい。
・たくさんの色を使って、よく見て描いていた。