子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

平面絵画

授業_内容 偶然にできる形・見える形
◆内容 野菜、果物の形、春のお弁当(1、2年生)
◆道具 筆記用具、スケッチブック、絵の具セット(各自)、野菜・果物(各自)、パステルカラーかみねんど(100円ショップ)、
ふわっと軽いねんど(100円ショップ)、ふわふわムースのかみねんどおべんとうセット(クック株式会社、ねんど型(TPR、PP(合成樹脂))、
同シリーズおかしやさんセット(ABS(合成樹脂)、ポリプロピレン)、粘土彫塑べら(ステンレス)、食用 赤 食品添加物(共立食品株式会社)、
粘土板(カッティングマット(硬質、軟質塩化ビニール))、空き箱・ケース(各自)、ビーズ(あるもの)、タオル(綿)、水
◆科学 球、丸める、混色など

◇参考図書
・『サンリオキャラクターのおべんとう』株式会社サンリオ 編集・発行 1999年

◇分かったこと 気づき
・机やイスの配置を変えて、作るスペースを広くした。
・課題を2つにしたので、基本学習を減らした。
・時間とともに打ち解け、課題では集中してくれた。

❖基本学習  
・色彩の学習では今様色を合わせて貼り、濃紅梅と薄紅梅から連想するものを描きだしてもらった。言葉ではなく形がでてきた。
・公文の名画カードではミレーの「落ち穂拾い」、ビンガムの「ミズーリ川を下る毛皮商人」などを2まわり見た。
・筆遊びはせず、鉛筆で形をかく。点や線、点は星ではなく雪に見立てていた。雪には名前があった。
・筆の形を描きいれると、筆先にぐるぐると黒丸を描いた。

❖今日の課題
・それぞれの野菜や果物は、みかん、トマト、玉ねぎ、アスパラ、エリンギ、ジャガイモなど。
・それらを並べてもらって鉛筆でスケッチした。
・慣れた生徒さんは、迷いのない線で描いた。
・彩色は三原色と白の混色ですべての色をつくった。
・トマトから塗り始めた。
・特にアスパラガスの薄紫色の部分は良く見ていて、似た色をつくった。
・野菜は洗ったものをつかった。
・直接ジャガイモをスケッチ帳に直接こすりつけて、洗い残しのどろの色がついて、それらしい色がでる。
・玉ねぎの皮のむけているところに気づいて、薄い緑色にぬり、縦の繊維、上部のしぼりなどかいていく。
・黄色、黄土色、白、茶色などをまぜて混色を試みて、塗っていく。
・当然、絵の具がまさって下のスケッチのぼかしなどは消える。
・くぼみの部分に色を加えていく。
・粘土の道具は、ゴムマットのような合成樹脂製の、おにぎりやフライなどの型がぬけるもの。
・トコロテン式、ローラーなど。パスタや小さなレタスなどを伸ばすときにつかう。
・粘土が軟らかいので、こねる、丸める、伸ばす、押し出す動作も、なんなくできて、良く知った形となる。
・大きなトマトを作ったが、箱の大きさに合わせて、プチトマトにかえた。
・幕の内弁当のような仕切りがある箱の、升目の大きさに見合った3センチ角大のなかに、こまごまと作り出した。
・おにぎりの海苔は、黒の絵の具を混ぜてつくった。
・食紅を混ぜて赤い粘土をつくった。
・おにぎりや、白のままの麺をつくる。
・緑でアスパラ お菓子類の葉っぱ飾りもつくる。
・大きなタッパーに小さな食べ物をどんどん埋めていく。
・みんなでつくると楽しい。