子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

子ども美術教室 毎週土曜日10:30~・15:00~、大人美術教室 水木曜日

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20191221 子ども美術教室☆here☆ イルミネーション、年賀状

授業_形式 クリスマス飾り(イルミネーション)、シルクスクリーン

◆内容 チームラボで見た電飾風ステンドグラスを作ろう(イルミネーション)_2回目、シルクスクリーン(6年生)

◆道具
・基本道具:筆記用具(鉛筆、消しゴム)、スケッチブック・クロッキー帳(マルマン)、水彩絵具セット(各自)、マーカー(COPIC sketch、ほか)、色鉛筆(あるもの)、定規(三角、30㎝、50㎝、75㎝、雲形、分度器)、スピログラフ/DesignRuler(あるもの)、サラサクリップ0.5(ゼブラ)、折紙(トーヨー、ダイソー)、両面テープ(あるもの)、50COLORS 50色色画用紙(オキナ株式会社)、デコトップス(ぼりゅうむわんプロダクツ)、LaQ(ヨシリツ株式会社)
・課題:前回のイルミネーションセットとアクリル絵具、クロッキー帳、鉛筆、マーカー、ライトテーブル、Tシャツくん(太陽精機)

◆科学 理科、美術(流水の働き、暗順応、動物のスケッチ、版の数)

◇参考

・『本格 本寸法 ビクター落語会 柳家さん喬 短命/ねずみ』ビクターエンターテイメント株式会社 「ねずみ」2007年7月仏教伝道センター収録
・『学研の図鑑 動物』今泉吉典 監修 株式会社学習研究社 昭和58年8月第1刷発行

◇分かったこと 気づき

・用水の流れについて想像しました。
・画材のアクリル絵具は、色だけでなく匂いについても感受性をもっています。
・ツリーの描き方は、大きく見ることを伝えました。
・年賀状の「ねずみ」は、骨格からではなく、輪郭を模写しました。
・尻尾が長くて格好良いのが描けました。
・作品の縮小に驚いていました。
・露光は失敗、光漏れか、原稿が2枚重ねのためでしょう。
・帰り道「砂岩 礫岩 花崗岩」と、理科で学んだ石の知識を教えてくれました。

◇備考

・このブログは、生徒さんが学んだことを後で振り返られるように、記しています。
・このブログは、「興味はあるが参加できない」方に届くように、記しています。
・このブログは、美術を通して個人から普遍へ向かえるように、記しています。

❖基本学習

6年生

・お迎えをします。
・「今日も公園は通るだけね」
・対面の公園の入り口に皇帝ダリアがマントを羽織ったように咲いている。
・やや寒いのか、だれもいない。
・タイヤブランコを独占して、くるくると回って風を楽しんでいる。
・やってきた女の子2人に譲って移動する。
・「先生 ポケモン
・「ポケモン 重いからね」
・用水には魚もいないし、砂利をひろってポイ。
・「これは自然の川ではなくて 池とおもってくださいね」
・「自然の川なら 水が流れて 石ころを運ぶけどね。 ここはそのまま。 昔はどぶさらいというのがあったよ」
・「どぶさらい?」
・「川底にたまったゴミや泥をすくうのよ」

・教室に到着、手洗いうがい。
・今日やることを説明します。
・「イルミネーションを完成させます、落語の「ねずみ」を聞きながらね」
・「そのあと年賀状の原稿をかいてもらいますよ」

❖今日の課題

6年生

・さっそく課題にはいります。
・イルミネーションの完成と年賀状のねずみの原稿。できれば露光までがんばろう。
・アクリル絵具の準備をして、紙のパレットに絵具をのせる。
・「色並びも 決めている人もいるよ。混ぜられるようにL字にならべよう」
・「このにおい 嫌いだった」
・「嗅がないようにしてくださいね」

・今日の作業に相応しい、丸筆の細筆を選ぶ。
・イルミネーションを入れ替えている。
・「なんで? 点滅のがいいでしょう?」
・「先生のもってかえる」

・落語「ねずみ」がはじまり拍手。つられたか。
・イルミネーションの続き。
・「ツリーをかぞえると やはり五重だね。全体を三角形にすればツリーに見えるよ」
・二度塗り、三度塗り、重ね塗り。
・絵のツリーにも飾りを描いて完成とした。

・次に年賀状の「ねずみ」。
・集中して、つかれてしまったか。
・しばらく落語をきいててもらった。
・古い図鑑とクロッキー帳をだしておく。
・休憩後、それをみながら「ケナガネズミ」を描いた。
・骨格から想像しないので、真剣に輪郭を模写している。
・真ん中の線はなんだと聞いたら、毛の茶色と腹の白の部分だと。
シルクスクリーンは面で、今回は2色刷りだから、どうかな。
・1つは体全体の版、1つは輪郭とか目の黒の版をすすめた。
・なかなか力強いし、尻尾が長くて格好良い。
・完成したので、50パーセントの大きさにすると驚いている。
・「こうなるの?!」
・「ハガキに収まるし、字も書けるでしょ」
・次に、ライトテーブルで輪郭と要所、全体をベタに塗ったものを描く。
・「漫画家みたいだな」
・マーカーと墨でぬりつぶしていく。
・一緒に露光しようと、画仙紙に「ねずみ」を描く。
・白いA4に3つのせて露光まで持っていく。

・シルクをはるために雨戸をしめて暗室にする。
・木戸のロックは初めて。
・暗室で何も見えないので、暗順応について説明します。
・シルクをだしてフレームに貼る。
・そのとき落語が終わってパソコンの画面がパアッと明るくなった。
・「いちばん あかん」と思いつつ、順にならべて露光のスイッチ。
・ランプが消えたら取り出してウォッシング。
・「せんせー やらせて!」
・「最初は慎重に優しくしないと駄目だからね」と、ウォッシング。
・画面がどんどん剥がれていく。
・「失敗だわね」

・三つのエリアで、全体が大きな暴れねずみになっているようには見えるが、だめである。
・原因は、シルクを貼る時の光のせいか、原稿が1枚でなく2枚重ねになったせいか。
・時間となり、次回にまわすことにした。

・先に教室をでて、今度は茶碗くらいの大きな石を2つみつけた。
・諦めてもらったら、帰り道みち、「砂岩 礫岩 花崗岩」と、理科で学んだ石の知識を教えてくれた。

❖today note

To atelier on last Saturday.
Maybe he wished to throw some stones into the flume.
I talked to him about the different between a stream and a flume.
He was interested stones and rocks.
He told me about sandstone, granite, and conglomerate on his way home.