子ども美術教室☆here☆

子ども/大人美術教室☆here☆主宰 since1998

子ども/大人美術教室 ☆here☆(nowhere、尼崎市)

子ども美術教室 毎週土曜日11:30〜・15:00〜、大人美術教室 木曜日

授業_形式 物語絵

◆内容 落語を絵巻にする_2(4年生)

◆道具
・基本道具:筆記用具(鉛筆、消しゴム)、スケッチブック・クロッキー帳(マルマン)、水彩絵具セット(各自)、マーカー(COPIC sketch、ほか)、色鉛筆(あるもの)、定規(三角、30㎝、50㎝、75㎝、雲形、分度器)、スピログラフ/DesignRuler(あるもの)、サラサクリップ0.5(ゼブラ)、折紙(トーヨー、ダイソー)、両面テープ(あるもの)、50COLORS 50色色画用紙(オキナ株式会社)、デコトップス(ぼりゅうむわんプロダクツ)、LaQ(ヨシリツ株式会社)
・課題:折紙、CD台本

◆科学 理科、美術(水の三態、折紙)

◇参考図書、URL

・『ビジュアかるだ 世界の名画』監修 阿部成樹 学研教育出版
・『江戸のしぐさ 第2巻 人に対しての思いやり』文 秋山浩子 絵 伊藤まさあき 汐文社 2008年8月初版第2刷発行
・『親子できこう 子ども落語集 めぐろのさんま・牛ほめ』紹介文 斎藤孝 お話テキスト 宮島智恵子 日本コロムビア

・「社会人の教科書_国によって意味がちがうジェスチャー100選」
http://business-textbooks.com/gesture100/
ヤフー知恵袋「...手のコンボ...」
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1181604036

◇分かったこと 気づき

・公園で知り合った子どもさんが体験教室に来てくれました。
・折紙をしました。
・カード学習では『ビジュアかるだ 世界の名画』をしました。
・競争がうまれ、よくとってくれました。
・「佐々木政談」は途中で、まだまだむつかしい。

◇備考

・ブログは個別から美術を通して得られる普遍性をめざして書いています。
・学んだことを振り返ることが出来るように日誌にしています。

❖基本学習

4年生

・お迎えします。
・自転車の後輪を回転させる練習をします。

・いつもの公園へ寄ります。
・連結遊具を「アスレチック」と言い換えました。
・そっちのほうが近いか。
・大きい子がサッカーやバスケットをしています。
・公園で知り合った男の子が気になります。
・待つともなくまっていると、自転車でやってきました。
・お互いに、手をつかってジェスチャーで意思疎通しています。
・指使いもだんだんエスカレートしていきます。
・おいおい。
・背比べしたり、体重比べしたりします。

・体験教室に来てくれることになりました。
・移動しながら注意事項を伝えます。
・「折紙なんて 保育園のころからしたことない」
・「お絵かきもしていない」
・教室に到着。
・手洗いとうがいをしてもらいます。
・「自己紹介してもらおうかな」
・今日やる事を説明します。
 ①カード学習
 ②色彩
・いまは冬で公園のお花も咲いてないでしょう。だからお休み中です。
・「ぼく色がいっぱいある場所、知ってるよ」
 ③は筆を運ぶ練習か、形の学びです。折紙をしますね。

・基本学習を始めます。
・「きょうは来てくれてありがとう。折紙と絵画カードのカルタをします」
・折るものを選んでもらいます。
・「ピカチュウは、四体に分かれています」
・「命あるものに四体って。ドラえもんならわかるけど」
・「そういう発想ができるのね」
ピカチュウの頭部を折っていきます。
・折紙を指の腹でしっかりとおる。
・固いものは爪の背をつかう。
・生徒さんは先に進んでいます。
・耳を折り、頬にあたる部分を整えます。
・角を削っていくというと、命を削っているように受け止めています。
・折紙の人形の身体を身近に感じているようです。
・頭部の完成。
・手と尻尾のついたからだとつなげます。
・「今度は顔を書きましょう」
・黒と赤のペンをだして、描いてくれました。
・目がアンバランスなので笑っています。
・腕の形を整えて、指を描きます。
・指はハサミを器用に使って、リアルにしてくれました。

・次はカード学習です。
・『ビジュアかるだ 世界の名画』の、44枚の名画カードと画家の名前を言っていきます。
・そのあとひろげて、とってもらいます。
ボッティチェリ、スーラ、フェルメールモディリアーニの「黄色いセーター」。
・初めての割には楽しくとってくれました。
・15枚と29枚でした。

・袋に、折紙とチラシとアンケートを入れて、体験授業のおしまいです。

❖今日の課題

4年生

・課題に入ります。
・落語「佐々木政談」の絵巻を作ろうです。
・『江戸のしぐさ 第2巻 人に対しての思いやり』を読んでくれます。
・「時泥棒」のおさらい。
・冬と夏の夕方の長さの違いを思い出してもらいます。
・そのままでは、外国の人と約束できませんね。
・「指切げんまん死んだらごめん」は、イラストが不思議だというので、道具は現代の物に置き換えていると説明。
・「うかつあやまり」とは何でしょう。

自分の「うかつ」で誰かに迷惑をかけたら、あやまるのは当たり前ですね。江戸のしぐさは、ちょっと意味がちがいます。迷惑をかけられたときも、それを避けられなかった自分もうかつでしたとあやまることなのです。

・「ケンカを避ける秘策 お互いにあやまってイイ感じ」とあります。
・足を踏まれたら、足を出していた私も迂闊でした、となるわけです。
江戸幕府の八代将軍徳川吉宗ベトナムから連れてきた象に足を踏まれたら、さて迂闊でしたと言えるでしょうか、との落ちでしたが。
・象の字を片かなに分解して読んで苦労しています。
・いえいえこれはゾウと読みます。
・それは私のうかつでした。

・「さしのべしぐさ」とは何か。
・漫画では、引越で荷物の多い荷車を後ろからそっと押すしぐさと、夜になってトラック(あるとして)で迎えに来る事の違いについて。

 困っている人に対し、なにからなにまで先回りして手を出すのではなく、相手の立場をよく考えて、必要なところだけ手をさしのべるのが「さしのべしぐさ」です。ただ、いくら親切とはいえ、やりすぎると「おせっかいしぐさ」になるので注意!あくまでもさりげなくサポートする心配りが、江戸しぐさなのです。

とあります。
・どのしぐさが生きやすいでしょう。

・次は落語「佐々木政談」。
・台本を読んでいきます。
・ことばの説明も読みます。
・「まいない」「けいひつ」
・「月代(さかやき)」は髪型のこと。

室町後期以後、前額部から頭上にかけて髪をそったこと。また、そのぶぶん。庶民の間にも広く見られ、明治の断髪令当時まで続いた。

・その月代がのびた、十二、三歳の子どもが、手習い所から帰ってくる途中、お奉行様のごっこ遊びをしています。
・ちょうどそのとき、南の町奉行の佐々木信濃守が、横行する袖の下の戒めのためにと、供を一人連れ、役宅、数寄屋橋御門口から銀座へと、市中の様子を見て回っていました。
・子どもたちの裁きの途中でした。
・三分の一ほど読みました。 

・「絵巻」にするというと、よくわからないのでネットでみます。
・まだまだむつかしい。
・落語の台本を聞きながら、手もとでラキューの初級編をしました。

・帰りは、待ち時間上達したけん玉を披露してくれました。

❖today note

Study through experience day.

We met him at the children square.
He came to our atelier.
We did Origami and played great picture cards.
We felt different always his expression.
Friendship.

See you again.